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公開番号2025085248
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023198988
出願日2023-11-24
発明の名称焼結鉱の製造方法
出願人日本製鉄株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C22B 1/16 20060101AFI20250529BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約【課題】NOxの排出を低減し環境負荷をより低減しつつ、生産性にも優れた焼結鉱の製造方法を提供する。
【解決手段】焼結原料の炭材の一部に木材炭化物を用い、焼結原料を焼結して形成されたシンターケーキを支持するスタンド支持装置を有する焼結機を用いて焼結を行う焼結鉱の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
焼結原料の炭材の一部に木材炭化物を用い、
焼結原料を焼結して形成されたシンターケーキを支持するスタンド支持装置を有する焼結機を用いて焼結を行う焼結鉱の製造方法。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記木材炭化物が、木材炭化物の集合体を圧縮して成形した圧縮成形物を粉砕した粉砕物であり、前記粉砕物の揮発分は20質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の焼結鉱の製造方法。
【請求項3】
前記粉砕物の見掛け密度が0.6g/cm

以上であることを特徴とする請求項2に記載の焼結鉱の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、木材炭化物を用いた焼結鉱の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
焼結工程において、排出ガス中の窒素酸化物(NOx)を低減して環境負荷を低減することが求められている。焼結工程におけるNOxの低減技術としては、燃料に用いる炭材として、反応開始温度や揮発分などが所定の条件を満たす亜瀝青炭や褐炭などの石炭を用いることが提案されている(特許文献1)。また、焼結原料に生石灰を加える方法や、燃料のコークスを低N無煙炭に代替する方法なども、NOx低減技術として提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許4681688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような技術に対して、焼結工程におけるNOxの排出が低減され、さらに環境負荷を低減した焼結鉱の製造方法が求められている。本発明は、NOxの排出を低減し環境負荷をより低減しつつ、生産性にも優れた焼結鉱の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その発明の要旨は以下の通りである。
【0006】
(1) 焼結原料の炭材の一部に木材炭化物を用い、
焼結原料を焼結して形成されたシンターケーキを支持するスタンド支持装置を有する焼結機を用いて焼結を行う焼結鉱の製造方法。
【0007】
(2) 前記木材炭化物が、木材炭化物の集合体を圧縮して成形した圧縮成形物を粉砕した粉砕物であり、前記粉砕物の揮発分は20質量%以下であることを特徴とする上記(1)に記載の焼結鉱の製造方法。
【0008】
(3) 前記粉砕物の見掛け密度が0.6g/cm

以上であることを特徴とする上記(2)に記載の焼結鉱の製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、NOxの排出を低減し環境負荷をより低減しつつ、生産性にも優れた焼結鉱の製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施形態の焼結鉱の製造方法を説明する。本実施形態の焼結鉱の製造方法は、焼結工程の燃料である焼結用炭材の一部に木材炭化物を用いる。そして、焼結工程において、焼結原料を焼結して形成されたシンターケーキを支持するスタンド支持装置を有する焼結機によって上記木材炭化物を含む焼結原料を焼結する焼結鉱の製造方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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