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公開番号
2025109051
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002739
出願日
2024-01-11
発明の名称
縮小装置及びプログラム
出願人
日本放送協会
,
一般財団法人NHK財団
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/117 20140101AFI20250716BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ブロック歪などのアーティファクトを抑制した縮小画像を生成する。
【解決手段】縮小装置1は、原画像に対して周波数分解を行い、周波数帯域成分を生成する周波数分解部11と、符号化情報に応じて、周波数帯域成分を縮退した縮退周波数帯域成分を生成する縮退処理部13と、縮退周波数帯域成分に対して、周波数再構成を行い、原画像と同じサイズの縮退画像を生成する周波数再構成部14と、縮退画像の解像度を縮小した縮小画像を生成する解像度縮小部15と、縮小画像を符号化処理して符号化情報を抽出する符号化情報抽出部16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原画像の縮小画像を生成する縮小装置であって、
前記原画像に対して周波数分解を行い、周波数帯域成分を生成する周波数分解部と、
符号化情報に応じて、前記周波数帯域成分を縮退した縮退周波数帯域成分を生成する縮退処理部と、
前記縮退周波数帯域成分に対して、周波数再構成を行い、原画像と同じサイズの縮退画像を生成する周波数再構成部と、
前記縮退画像の解像度を縮小した縮小画像を生成する解像度縮小部と、
前記縮小画像を符号化処理して前記符号化情報を抽出する符号化情報抽出部と、
を備える、縮小装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記符号化情報の変化量が閾値以下になるまで、前記原画像に対する縮小画像の生成を繰り返し行う、請求項1に記載の縮小装置。
【請求項3】
前記符号化情報は、動きベクトルを示す情報を示す情報を含み、
前記縮退処理部は、所定の周波数帯域について、動きベクトルが大きいほど縮退率を大きくする、請求項1又は2に記載の縮小装置。
【請求項4】
前記符号化情報は、予測残差信号を示す情報を含み、
前記縮退処理部は、所定の周波数帯域について、予測残差信号が大きいほど縮退率を大きくする、請求項1又は2に記載の縮小装置。
【請求項5】
前記符号化情報は、量子化パラメータを示す情報を含み、
前記縮退処理部は、所定の周波数帯域について、量子化パラメータの値が大きいほど縮退率を大きくする、請求項1又は2に記載の縮小装置。
【請求項6】
前記縮退処理部は、対数関数を用いて前記周波数帯域成分を縮退する、請求項5に記載の縮小装置。
【請求項7】
コンピュータを、請求項1に記載の縮小装置として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、縮小装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、復号画像の超解像処理を行う際に復号画像自体が劣化している場合は、超解像パラメータによっては劣化成分自体が大きく強調されてしまう可能性があるため、所定の終了条件を満たすまで超解像処理と縮小復元処理を繰り返し行うことで、最適な超解像パラメータを得る技術が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、入力画像を一旦縮小して中間解像度に変換し、これに既存の符号化・復号を行った後で元の解像度に戻す方式において、符号化器に応じた符号量とその符号量に対する最適な解像度縮小率を予め蓄積しておき、最適な中間解像度を選択する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5262879号公報
特開2000-134618号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の画像縮小技術では、十分なビットレートが確保できない場合は、高周波パワーが高いなどの符号化が困難な領域において、ブロック歪などの符号化アーティファクトによる画質破綻が発生しやすくなるという課題があった。
【0006】
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、ブロック歪などのアーティファクトを抑制した縮小画像を生成することが可能な縮小装置及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明の要旨は、以下のとおりである。
【0008】
(1)原画像の縮小画像を生成する縮小装置であって、前記原画像に対して周波数分解を行い、周波数帯域成分を生成する周波数分解部と、符号化情報に応じて、前記周波数帯域成分を縮退した縮退周波数帯域成分を生成する縮退処理部と、前記縮退周波数帯域成分に対して、周波数再構成を行い、原画像と同じサイズの縮退画像を生成する周波数再構成部と、前記縮退画像の解像度を縮小した縮小画像を生成する解像度縮小部と、前記縮小画像を符号化処理して前記符号化情報を抽出する符号化情報抽出部と、を備える、縮小装置。
【0009】
(2)前記符号化情報の変化量が閾値以下になるまで、前記原画像に対する縮小画像の生成を繰り返し行う、(1)に記載の縮小装置。
【0010】
(3)前記符号化情報は、動きベクトルを示す情報を示す情報を含み、前記縮退処理部は、所定の周波数帯域について、動きベクトルが大きいほど縮退率を大きくする、(1)又は(2)に記載の縮小装置。
(【0011】以降は省略されています)
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