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公開番号
2025089757
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204588
出願日
2023-12-04
発明の名称
良撮影位置推定装置
出願人
日本放送協会
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250609BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】良い視点位置を自動的に探索して行ける装置を提供すること。
【解決手段】特徴量データべ-スは、あるカメラ位置からの画像を入力すると、その画像の良さを示すスコア、及び座標系の各座標軸方向にカメラ位置を所定量移動した時のスコアの増分を示すパラメータを出力する学習済みモデルを備えている。良視点計算部が、現在のカメラ位置からの画像を学習済みモデルに入力して、スコアとスコアの増分を示すパラメータを取得する。そして、カメラ球座標生成部が、スコアの増分を示すパラメータに従って、カメラ位置をスコアの増分が正である方向へ所定量移動させる。その後、画像生成部が生成した移動後のカメラ位置からの画像を学習済みモデルに入力して、スコアとスコアの増分を示すパラメータを取得するという処理を繰り返す。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
撮影に適したカメラ位置を探索する良撮影位置推定装置であって、
あるカメラ位置からの画像を入力すると、前記画像の良さを示すスコア、及び座標系の各座標軸方向にカメラ位置を所定量移動した時のスコアの増分を示すパラメータを出力する学習モデルと、
前記パラメータに基づいてカメラ位置を移動させる座標軸方向を決定するカメラ球座標生成部を備え、
前記各座標軸方向は、各座標の値が増える方向と減る方向の両方を含む、良撮影位置推定装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記座標系は球面座標系である、請求項1に記載の良撮影位置推定装置。
【請求項3】
前記学習モデルは、あるカメラ位置からの画像、前記画像に対するスコア、及び各座標軸方向にカメラ位置を所定量移動した時のスコアの増分の組を学習データとして使用して学習させた学習モデルである、請求項1に記載の良撮影位置推定装置。
【請求項4】
前記パラメータに従ってカメラ位置を移動させ、移動させた後のカメラ位置に対するパラメータを前記学習モデルから取得する処理を、どの座標軸方向に移動してもより良いカメラ位置とならないことを前記パラメータが示すまで繰り返す、請求項1に記載の良撮影位置推定装置。
【請求項5】
前記パラメータに従ってカメラ位置を移動させた位置が、これまでに移動したことのある位置である場合、これまでに移動したカメラ位置の中から、最もスコアの高いカメラ位置を良いカメラ位置と決定する、請求項4に記載の良撮影位置推定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、3次元空間において対象物体の映像を撮影する際に、好ましい映像を撮影できるカメラの位置を推定する装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
映像制作において、3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)を用いたものが増えつつある。3次元空間内において良い映像を撮影できる仮想カメラの位置を人の手で探索しようとすると、手間と時間がかかってしまう。そこで、3次元空間内においてシーンを撮影するのに最適なカメラ位置(言い換えれば、「視点」)を自動的に検出することは、3次元コンテンツの制作を効率的に行う上で重要である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
奥田誠, et al. "対談番組を対象とした協調ロボットカメラの撮影ショット決定手法." 映像情報メディア学会誌 63.6 (2009): 829-836.
Akihiro Sakai, Yasuhito Sawahata, Yamato Miyashita, and Kazuteru Komine. 2022. Cognition-aware automatic viewpoint selection in scenes with crowds of objects. In SIGGRAPH Asia 2022 Posters (SA '22). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, Article 21, 1-2. https://doi.org/10.1145/3550082.3564213
【0004】
非特許文献1は、カメラマンの動きを学習させてロボットカメラを制御する手法を開示している。
非特許文献2は、映像の良さに影響を与える特徴を、人の手で抽出することを開示している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来は、視点としての良さをスコア化することができたが、良い視点が現在のカメラの位置からどの移動方向にあるかを予測することは難しく、このため、全視点位置についてスコアを計算して良い視点を推定する必要性があった。
【0006】
本発明は、良い視点位置を自動的に探索して行ける装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、隣接する撮影位置の良さの差分をモデル化することによって、どちらの方向にカメラを移動させれば、より良い映像を撮影できるか計算し、シーンにおける好ましい視点を効率的に探索又は検出することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
(1)本発明に係る第1の良撮影位置推定装置は、撮影に適したカメラ位置を探索する良撮影位置推定装置であって、あるカメラ位置からの画像を入力すると、前記画像の良さを示すスコア、及び座標系の各座標軸方向にカメラ位置を所定量移動した時のスコアの増分を示すパラメータを出力する学習モデルと、前記パラメータに基づいてカメラ位置を移動させる座標軸方向を決定するカメラ球座標生成部を備え、前記各座標軸方向は、各座標の値が増える方向と減る方向の両方を含む。
【0009】
(2)前記第1の良撮影位置推定装置では、前記座標系は球面座標系であってもよい。
【0010】
(3)前記第1の良撮影位置推定装置では、前記学習モデルは、あるカメラ位置からの画像、前記画像に対するスコア、及び各座標軸方向にカメラ位置を所定量移動した時のスコアの増分の組を学習データとして使用して学習させた学習モデルであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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