TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024176353
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094833
出願日2023-06-08
発明の名称端末装置及びプログラム
出願人日本放送協会
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 21/436 20110101AFI20241212BHJP(電気通信技術)
要約【課題】インターネットを介して提供されるサービスと、放送とを容易に切り替える。
【解決手段】端末装置は、放送通信連携サービスを受信することが可能な受信機を制御する端末装置であって、予め登録されたアプリケーションの識別情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、前記受信機に実装されているアプリケーションを起動させ、又は終了させる受信機制御部と、放送の編成チャンネルについての情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、編成チャンネルに選局するサービス・コンテンツ処理部とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
放送通信連携サービスを受信することが可能な受信機を制御する端末装置であって、
予め登録されたアプリケーションの識別情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、前記受信機に実装されているアプリケーションを起動させ、又は終了させる受信機制御部と、
放送の編成チャンネルについての情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、編成チャンネルに選局するサービス・コンテンツ処理部と
を備える端末装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記受信機が実装しているアプリケーション又は起動可能なアプリケーションと、前記受信機が選局可能な編成チャンネルとを同時に提示可能な端末提示部を更に備える
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記端末提示部は、制御可能な前記受信機を特定する情報を更に提示する
請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記受信機制御部は、自身と所定の通信ネットワークにより接続可能な範囲に存在する前記受信機を検索するための情報を送信し、当該送信に対するレスポンスとして、前記受信機に関する情報と前記受信機に実装されているアプリケーションに関する情報とを取得することにより、事前設定処理を行う
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項5】
前記受信機制御部は、前記レスポンスとして、前記受信機に実装されているアプリケーションの有無及び状態に関する情報と、前記受信機が選局可能な編成チャンネルを特定する情報とを取得することにより、事前設定処理を行う
請求項4に記載の端末装置。
【請求項6】
前記受信機制御部は、DIALプロトコルを用いて、予め登録されたアプリケーションの識別情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、前記受信機に実装されているアプリケーションを起動させ、又は終了させる
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の端末装置。
【請求項7】
前記サービス・コンテンツ処理部は、ハイブリッドキャストの連携端末通信プロトコルの外部起動を用いて、放送の編成チャンネルについての情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、前記受信機を指定の編成チャンネルに選局する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の端末装置。
【請求項8】
放送通信連携サービスを受信することが可能な受信機を制御するコンピュータに、
予め登録されたアプリケーションの識別情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、前記受信機に実装されているアプリケーションを起動させ、又は終了させる受信機制御ステップと、
放送の編成チャンネルについての情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、編成チャンネルに選局するサービス・コンテンツ処理ステップと
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、従来の放送に加えて、インターネットに接続することにより、様々なインターネットサービスを利用することができるスマートテレビが普及している。スマートテレビのメーカーは、独自のプラットフォーム上で動作する個別のアプリケーションを提供している。利用者は、このようなアプリケーションを用いて、インターネットサービスを利用することが一般的である。また、非特許文献1及び非特許文献2に示すようなハイブリッドキャストを用いた放送通信連携機能によって、放送とインターネットサービスとの連携をすることが可能となっている。
【0003】
非特許文献1に記載のアプリケーションモデルによると、放送マネージドアプリケーション、又は放送非依存マネージドアプリケーションで実現するインターネットサービスについては、放送サービスと相互に遷移することが可能である。また、非特許文献3に記載のプロトコル「DIAL」は、スマートフォン等の端末から、スマートテレビ等のデバイス上のアプリケーションを発見し、指定したアプリケーションを起動及び終了するための標準規格である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
IPTV規定 放送通信連携システム仕様,IPTVFJ STD-0010 2.4版,2022年1月21日改訂,一般社団法人IPTVフォーラム.
IPTV規定 ハイブリッドキャスト運用規定,IPTVFJ STD-0013 2.10版,2022年1月21日改訂,一般社団法人IPTVフォーラム.
DIAL DIscovery And Launch protocol specification,Version 2.2.1,2021年6月11日改訂,Netflix, Inc.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したような従来技術を用いたとしても、ハイブリッドキャストで実現される放送マネージドアプリケーション及び放送非依存マネージドアプリケーション以外のアプリケーション(すなわち、非特許文献1における一般アプリケーション等)については、スマートテレビ上で、放送との相互遷移をすることができない。そのため、例えば各スマートテレビメーカーのプラットフォーム等で動作するアプリケーションを視聴している場合であって、放送に切り替えたいような場合、又はその逆の場合において、利用者は利用中のアプリケーションやサービスをいったん終了し、次に利用するアプリケーションやサービスを起動する操作が必要となる。したがって、利用者が行うべき操作の手順が増え、利便性が損なわれるといった課題があった。
【0006】
そこで本発明は、インターネットを介して提供されるサービスと、放送とを容易に切り替えることが可能な端末装置及びプログラムを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様は、放送通信連携サービスを受信することが可能な受信機を制御する端末装置であって、予め登録されたアプリケーションの識別情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、前記受信機に実装されているアプリケーションを起動させ、又は終了させる受信機制御部と、放送の編成チャンネルについての情報と、制御命令とを前記受信機に対して送信することにより、編成チャンネルに選局するサービス・コンテンツ処理部とを備える端末装置である。
【0008】
[2]また、本発明の一態様は、上記[1]に記載の端末装置において、前記受信機が実装しているアプリケーション又は起動可能なアプリケーションと、前記受信機が選局可能な編成チャンネルとを同時に提示可能な端末提示部を更に備えるものである。
【0009】
[3]また、本発明の一態様は、上記[2]に記載の端末装置において、前記端末提示部は、制御可能な前記受信機を特定する情報を更に提示するものである。
【0010】
[4]また、本発明の一態様は、上記[1]から[3]のいずれかに記載の端末装置において、前記受信機制御部は、自身と所定の通信ネットワークにより接続可能な範囲に存在する前記受信機を検索するための情報を送信し、当該送信に対するレスポンスとして、前記受信機に関する情報と前記受信機に実装されているアプリケーションに関する情報とを取得することにより、事前設定処理を行うものである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許