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公開番号
2025086215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200122
出願日
2023-11-27
発明の名称
水中油型乳化化粧料
出願人
日油株式会社
代理人
個人
主分類
A61K
8/86 20060101AFI20250530BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】厚塗りした時の延びが良く、厚塗り後しばらくした後、例えば30分程度経過後の被膜感とべたつきのなさとを両立することができ、就寝前から翌朝までのような長時間に亘って保湿感を持続させることができる水中油型乳化化粧料の提供。
【解決手段】成分(a)を5~30質量%、成分(b)を5~20質量%、成分(c)を5~20質量%、成分(d)を0.001~1質量%、成分(e)を0.1~5質量%含有する水中油型乳化化粧料。
成分(a):25℃で液状の油剤
成分(b):融点が30~50℃の油剤
成分(c):融点が60~80℃の油剤
成分(d):増粘多糖類
成分(e):脂肪酸の炭素数が12~22であるモノ脂肪酸ポリエチレングリコール
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
成分(a)を5~30質量%、成分(b)を5~20質量%、成分(c)を5~20質量%、成分(d)を0.001~1質量%、成分(e)を0.1~5質量%含有する水中油型乳化化粧料。
成分(a):25℃で液状の油剤
成分(b):融点が30~50℃の油剤
成分(c):融点が60~80℃の油剤
成分(d):増粘多糖類
成分(e):脂肪酸の炭素数が12~22であるモノ脂肪酸ポリエチレングリコール
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、顔や身体などに用いられる水中油型乳化化粧料に関し、特にリーブオンタイプのパック化粧料に好適に用いられる水中油型乳化化粧料に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
スキンケア市場は近年拡大しており、中でもアンチエイジングを訴求する市場が特に伸びている。その背景として、高齢者人口が増えたことや若年層のエイジングケア意識の広がりが挙げられ、若々しい肌を維持する化粧料への需要はますます高くなっている。若々しい肌を保つためには皮膚に一定の水分保持力が必要不可欠であるが、加齢や紫外線の影響により水分保持力が低下し乾燥しやすくなる。そのため、肌に水分を与え、乾燥を防ぐためにスキンケア化粧料が用いられる。中でも、化粧水、乳液、クリームといった普段使いの基礎化粧品に加え、スペシャルケアの一つとしてパック化粧料の需要が高まっている。パック化粧料は、長時間塗布したままにしておくことで肌にスキンケア成分や水分を浸透させ、乾燥した肌に潤いを与え保湿する効果が高いことが知られている。パック化粧料の中でも、クリーム状又はジェル状のパック化粧料であって、就寝前に塗り、洗い流すことなく簡便に使用できるリーブオンタイプのパック化粧料が特に人気を博している。
【0003】
リーブオンタイプのパック化粧料は、就寝前に使用する例が多く、翌朝まで保湿効果の持続が求められる。厚塗りをすることで、被膜が厚くなり翌朝まで保湿効果が持続しやすくなるが、べたつきを感じると就寝時に不快に感じることがあった。
【0004】
さらに、厚塗りすることが多いクリーム状のパック化粧料は、厚塗りしやすさを付与するためや、翌朝までの保湿感の維持のために、室温で固形の油剤の配合量が多くなるので、延びが悪く塗り広げにくくなることがあった。
【0005】
特許文献1には、塗布後にずるつきやべたつきを感じることなく、翌朝までしっとり感を持続させることができる水中油型乳化化粧料についての記載がある。しかし、同文献に記載の水中油型乳化化粧料は、塗り広げ時に延び難いことに加え、厚塗り後しばらくしてからの被膜感とべたつきのなさとを両立することができるものではなかった。
【0006】
特許文献2には、塗布後洗い流すことが不用で長時間塗布しておくことが可能なパック化粧料であって、のびの良さ、べたつきのなさや撚れがない優れた使用感を持ち、紫外線による炎症を防ぎメラニン産生を抑制する美白効果に優れ、さらに美白成分及びスキンケア成分の浸透を高めて使用後の肌に持続性の高い保湿効果を付与するパック化粧料についての記載がある。しかし、同文献に記載のパック化粧料は、厚塗り後しばらくしてからの被膜感とべたつきのなさとを両立することができるものではなかった。
【0007】
以上のように、就寝前から翌朝までの保湿感の持続効果を付与することができるとともに、厚塗りした際にも塗り広げ易く、さらに、厚塗り後しばらくしてからの被膜感とべたつきのなさとを両立することができるリーブオンタイプのパック化粧料の開発は、既存技術では難しかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2022-91401号公報
特開2012―36149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記の課題に鑑み、リーブオンタイプのパック化粧料に好適に使用することができる水中油型乳化化粧料であって、厚塗りした時の延びが良く、厚塗り後しばらくした後、例えば30分程度経過後の被膜感とべたつきのなさとを両立することができ、就寝前から翌朝までのような長時間に亘って保湿感を持続させることができる水中油型乳化化粧料の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、25℃で液状の油剤、融点が30~50℃の油剤、融点が60~80℃の油剤、増粘多糖類、及び脂肪酸の炭素数が12~22であるモノ脂肪酸ポリエチレングリコールをそれぞれ特定範囲の含有量にて組み合わせて含有させることにより、上記課題を解決しうる水中油型乳化化粧料が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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