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公開番号2025086486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200487
出願日2023-11-28
発明の名称解錠システム
出願人株式会社ファミリーネット・ジャパン
代理人個人,個人,個人
主分類E05B 49/00 20060101AFI20250602BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】集合住宅側の構成を簡易にして、導入を容易にすることができる解錠システムを提供する。
【解決手段】解錠システム1は、集合住宅100の共同玄関近傍に設置され、共同玄関の自動扉20を解錠するための第1鍵情報を生成する第1鍵生成部11と、外部で生成された第2鍵情報を入力する入力キー12と、を備える解錠装置10と、集合住宅100の訪問者が所持し、第2鍵情報を出力する出力部31を備える業者端末30と、を有している。そして、解錠装置10は、入力キー12から入力された第2鍵情報と、第1鍵生成部11で生成した第1鍵情報とを照合し、一致した場合には自動扉20を解錠する。そして、第1鍵情報と第2鍵情報とは、有効期間が定められている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
集合住宅の出入口近傍に設置され、前記出入口の扉を解錠するための第1鍵情報を生成する第1鍵生成部と、外部で生成された第2鍵情報を入力する入力キーと、を備える解錠装置と、
前記集合住宅の訪問者が所持し、前記第2鍵情報を出力する出力部を備える端末装置と、
を有し、
前記解錠装置は、前記入力キーから入力された前記第2鍵情報と、前記第1鍵生成部で生成した第1鍵情報とを照合し、一致した場合には前記扉を解錠し、
前記第1鍵情報と前記第2鍵情報とは、有効期間が定められている、
ことを特徴とする解錠システム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記解錠装置は、前記集合住宅を識別する物件識別情報を表示する表示部を備え、
前記第1鍵生成部は、前記物件識別情報に基づいて前記第1鍵情報を生成し、
前記端末装置は、前記物件識別情報を取得する取得部を備え、
前記出力部は、前記物件識別情報に基づいて生成された前記第2鍵情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の解錠システム。
【請求項3】
前記第2鍵情報を生成する第2鍵生成部を有し、
前記第2鍵生成部は、前記物件識別情報及び現在日時情報に基づいて前記第2鍵情報を生成し、
前記第1鍵生成部は、前記物件識別情報及び現在日時情報に基づいて前記第1鍵情報を生成する、
ことを特徴とする請求項2に記載の解錠システム。
【請求項4】
前記現在日時情報は、当該現在日時情報を構成する年月日時のうち前記訪問者に応じて利用する範囲が変化することを特徴とする請求項3に記載の解錠システム。
【請求項5】
前記端末装置は、前記訪問者を識別する訪問者識別情報を入力する入力部を備え、
前記第2鍵生成部は、前記訪問者識別情報に基づき前記訪問者を認証後に前記第2鍵情報を生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載の解錠システム。
【請求項6】
前記第2鍵生成部は、前記端末装置と通信可能なサーバ装置であることを特徴とする請求項3から5のうちいずれか一項に記載の解錠システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集合住宅の出入口に設けられた扉の解錠をする解錠システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
マンション等の集合住宅においては、共同玄関に電気的に施解錠が行われるいわゆるオートロックの扉が設けられている。集合住宅の訪問者は、共同玄関の近傍に設けられたインターホン等から訪問先を呼び出して扉を解錠してもらい、入館する。
【0003】
近年、宅配事業者のサービスとして置き配サービスを提供する事業者が増加している。置き配とは、あらかじめ指定した場所に非対面で荷物などを届けるサービスであり、指定できる場所としては、宅配ボックスに限らず、集合住宅内の住戸の玄関前等の共同玄関の内側を指定できる場合もある。また、この種のサービスは、宅配業者に限らず、ネットスーパーや生協など店舗や商店等が直接配達する際にも行われている。
【0004】
しかしながら、住戸の玄関前を指定された場合、宅配業者等は、共同玄関のオートロックの扉を開けてもらう必要がある。そのため、配達先(訪問先)が不在の場合は指定の場所に届けることができず持ち帰る必要があった。このような問題に対して、例えば特許文献1に記載のサーバ装置及び扉制御装置が提案されている。
【0005】
特許文献1には、サーバ装置が、宅配業者により設定されたサービス番号をユーザ毎に記憶する記憶手段と、扉制御装置から、当該扉制御装置の装置ID及びサービス番号を含む解錠要求を受け付ける要求受付手段と、要求受付手段が受け付けた解錠要求に含まれる情報と、記憶手段に記憶されている情報とに基づき、認証を実行する認証手段と、認証が成功した場合に、扉制御装置に解錠指示を送信する解錠指示手段と、を備えることが記載されている。
【0006】
そして、特許文献1に記載の構成によれば、宅配業者は、集合住宅の入口に来た場合、サービス番号を扉制御装置に取得させると、サーバ装置において認証が行われて扉制御装置により扉が解錠される。この結果、ユーザの許可が無くても宅配業者が扉を解錠することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6765147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、集合住宅側の扉制御装置がサーバ装置と通信する必要があるため、既存のオートロック等の扉制御装置等を改修するためのコストがかかってしまう。また、例えば、集合住宅の通信設備に障害が発生した場合にはサーバ装置と通信できずシステムが正常に動作できない場合もあり得る。
【0009】
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、集合住宅側の構成を簡易にして、導入を容易にすることができる解錠システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載された発明は、集合住宅の出入口近傍に設置され、前記出入口の扉を解錠するための第1鍵情報を生成する第1鍵生成部と、外部で生成された第2鍵情報を入力する入力キーと、を備える解錠装置と、前記集合住宅の訪問者が所持し、前記第2鍵情報を出力する出力部を備える端末装置と、を有し、前記解錠装置は、前記入力キーから入力された前記第2鍵情報と、前記第1鍵生成部で生成した第1鍵情報とを照合し、一致した場合には前記扉を解錠し、前記第1鍵情報と前記第2鍵情報とは、有効期間が定められている、ことを特徴とする解錠システムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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