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公開番号
2025088241
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202813
出願日
2023-11-30
発明の名称
車両のハンドル装置
出願人
株式会社アルファ
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
E05B
85/16 20140101AFI20250604BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】車両の左右いずれのドアに固定される場合でも、部品の共通化を図れる車両のハンドル装置を提供すること。
【解決手段】車両のハンドル装置1は、ハンドルベース2と、ハンドル本体3と、メインギア20と、カム部材13と、を備える。ハンドル本体3は、カム部材13と当接する被動部11aを有し、被動部11aを介してカム部材13によって変位可能に構成される。カム部材13は、被嵌合部13aが当該カム部材13の回転軸方向の両端にそれぞれ形成され、被嵌合部13aの形状が回転軸方向における一端側と他端側とで異なる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に固定されるハンドルベースと、
前記ハンドルベースに連結されて、駆動装置によって初期位置から変位可能なハンドル本体と、
前記駆動装置により回転駆動されるギアと、
前記ギアの軸端部に形成された嵌合部と嵌合される被嵌合部が形成されており、前記被嵌合部を介して前記ギアによって回転駆動されるカム部材と、
を備えた車両のハンドル装置であって、
前記ハンドル本体は、
前記カム部材と当接する被動部を有し、前記被動部を介して前記カム部材によって変位可能に構成され、
前記カム部材は、
前記被嵌合部が当該カム部材の回転軸方向の両端にそれぞれ形成され、前記被嵌合部の形状が前記回転軸方向における一端側と他端側とで異なる、
車両のハンドル装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両のハンドル装置であって、
前記被嵌合部の形状は、一端側と他端側とで前記ギアと前記カム部材との篏合角度が異なる形状である、
車両のハンドル装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両のハンドル装置であって、
前記嵌合部及び前記被嵌合部の一方は、略円柱形状に形成され、
前記嵌合部及び前記被嵌合部の他方は、略円筒形状に形成され、
前記嵌合部には、径方向に突出する突出部及び前記突出部と篏合する溝部の一方が設けられ、
前記被嵌合部には、前記突出部及び前記溝部の他方が設けられ、
前記被嵌合部は、
前記突出部または前記溝部が設けられた凹凸領域と、前記突出部または前記溝部が設けられていない円弧領域と、を有しており、前記一端側と前記他端側とで前記凹凸領域及び前記円弧領域が周方向に位置ずれして配置される、
車両のハンドル装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の車両のハンドル装置であって、
前記ハンドル本体が前記初期位置に配置されたことを検知するための初期位置検知センサと、
前記ハンドル本体が前記初期位置から引き出されたポップアップ位置に配置されたことを検知するためのポップアップ位置検知センサと、
前記初期位置検知センサ及び前記ポップアップ位置検知センサが搭載される回路基板と、を更に備える、
車両のハンドル装置。
【請求項5】
請求項4に記載の車両のハンドル装置であって、
前記ギアは、当該ギアの回転面の円周上に被検知部を有し、
前記回路基板は、
前記被検知部と対向する面に前記初期位置検知センサ及び前記ポップアップ位置検知センサが配置され、
当該車両のハンドル装置は、
前記初期位置検知センサが前記被検知部の接近を検知することによって前記ハンドル本体が前記初期位置に配置されたことを検出し、前記ポップアップ位置検知センサが前記被検知部の接近を検知することによって前記ハンドル本体が前記ポップアップ位置に配置されたことを検出可能に構成され、
前記回路基板は、
表面と裏面が対称となるよう形成される、
車両のハンドル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のハンドル装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ドア操作時に初期位置から引き出し可能なハンドル本体を有するハンドル装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
【0003】
特許文献1を含むいわゆるポップアップ式の従来のハンドル装置は、例えば、ハンドルベース上に固定される電動アクチュエータにより駆動される作動レバーの一端に回転自在に連結されるハンドル本体と、ハンドル本体の作動レバーへの連結端と反対端に連結されるロック解除用レバーとを有している。そして、電動アクチュエータを作動させると、ハンドル本体はドアパネルと同一面に位置する初期位置から、ドアパネルから浮き上がった動作位置に移動し、動作位置においてハンドル本体を操作するとドアラッチ装置の解除操作を行うことができる。
【0004】
このようなハンドル装置は、電動アクチュエータとしてのモータによりギアを介してカム部材が回転駆動され、カム部材の回転駆動により作動レバーが作動して、ハンドル本体がドアパネルから浮き上がった動作位置に移動される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-168689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述したハンドル装置は、車両の左右両側のドアにそれぞれ固定されることもあり、左右のハンドル装置では、左右方向の配置が互いに逆向き且つ回転動作が反転して(即ち、回転方向が逆向きに)構成される。このため、左右のハンドル装置に合わせて、勝手違いの部品(特に、ギアやカム部材)を準備しなければならなかった。
【0007】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の左右いずれのドアに固定される場合でも、部品の共通化を図れる車両のハンドル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両のハンドル装置は、下記[1]~[4]を特徴としている。
【0009】
[1]
車両に固定されるハンドルベースと、
前記ハンドルベースに連結されて、駆動装置によって初期位置から変位可能なハンドル本体と、
前記駆動装置により回転駆動されるギアと、
前記ギアの軸端部に形成された嵌合部と嵌合される被嵌合部が形成されており、前記被嵌合部を介して前記ギアによって回転駆動されるカム部材と、
を備えた車両のハンドル装置であって、
前記ハンドル本体は、
前記カム部材と当接する被動部を有し、前記被動部を介して前記カム部材によって変位可能に構成され、
前記カム部材は、
前記被嵌合部が当該カム部材の回転軸方向の両端にそれぞれ形成され、前記被嵌合部の形状が前記回転軸方向における一端側と他端側とで異なる、
車両のハンドル装置であること。
【0010】
上記[1]の構成によれば、カム部材における被嵌合部の形状が、回転軸方向における一端側と他端側とで異なる。ここで、一般に、従来のハンドル装置は、車両の左右両側のドアにそれぞれ固定されることもあり、左右のハンドル装置に合わせて、勝手違いのカム部材を準備しなければならなかった。しかしながら、本構成によれば、被嵌合部の形状が、回転軸方向における一端側と他端側とで異なる、即ち被嵌合部の形状が勝手違いに形成されるため、車両の左右いずれのドアに固定される場合でも、部品の共通化を図れる。
(【0011】以降は省略されています)
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