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公開番号2025086960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201267
出願日2023-11-29
発明の名称建物の壁パネルの製造方法
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E04B 2/56 20060101AFI20250603BHJP(建築物)
要約【課題】 サッシ枠の施工性を改善することのできる建物の壁パネルの製造方法の提供。
【解決手段】 外枠5を形成する縦横の部材6,6,7,8と、開口部3を形成する縦横の部材9,9,10,10と、開口治具4を有し、開口治具4を囲んで縦横の部材9,9,10,10を配置して開口部3を形成する工程と、縦横の部材6,6,7,8を枠組みして外枠5を形成する工程と、開口部3を形成する縦横の部材9,9を外枠5に固定する工程を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
外枠を形成する縦横の部材と、開口部を形成する縦横の部材と、開口治具を有し、開口治具を囲んで縦横の部材を配置して開口部を形成する工程と、縦横の部材を枠組みして外枠を形成する工程と、開口部を形成する縦横の部材を外枠に固定する工程を有することを特徴とする建物の壁パネルの製造方法。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
開口部に開口治具が嵌め込まれた状態で工場で組立てた壁パネルを施工現場に運搬し、壁パネルを建物に設置し、開口部に開口治具が取付いた状態で開口部にサッシ枠を取付けた後、開口治具を取外すことを特徴とする建物の壁パネルの製造方法。
【請求項3】
開口部に開口治具が嵌め込まれるとともに、開口部にサッシ枠が取付けられた壁パネルを工場で組立て、壁パネルを施工現場に運搬し、壁パネルを建物に設置し、開口治具を取外すことを特徴とする建物の壁パネルの製造方法。
【請求項4】
開口部に開口治具が嵌め込まれた状態で工場で組立てた壁パネルを施工現場に運搬し、壁パネルを建物に設置してから壁パネルの下枠の開口治具の下面に対向する部分を切除し、開口部にサッシ枠を取付けてから開口治具を取外すことを特徴とする建物の壁パネルの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の壁パネルの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
建物の建築工法として、あらかじめ工場で製作した壁パネルを建築現場に運んで組み立てる工法が知られている。図10は、従来の壁パネルを使用した建物の建築工法を示しており、図示しない基礎コンクリートの上に横材(土台)16が載置され、そのコーナー部に柱17が立設され、柱17の上端間に図示しない横材(梁)が載置されることで建物の骨組が形成され、土台16、梁、柱17間の開口部18に、あらかじめ工場で製作して建築現場に搬入された壁パネル90を、クレーン14で吊り上げて順次設置して、建物を構築するものである。壁パネル90には、サッシ枠が取付く開口部93、ドア枠が取付く開口部94が形成されている。
かかる従来の壁パネル90を使用した建築工法においては、サッシ枠(ドア枠、引戸枠等の出入口枠を含む)の施工性の改善が求められていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、サッシ枠の施工性を改善することのできる建物の壁パネルの製造方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建物の壁パネルの製造方法は、外枠を形成する縦横の部材と、開口部を形成する縦横の部材と、開口治具を有し、開口治具を囲んで縦横の部材を配置して開口部を形成する工程と、縦横の部材を枠組みして外枠を形成する工程と、開口部を形成する縦横の部材を外枠に固定する工程を有することを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の発明による建物の壁パネルの製造方法は、開口部に開口治具が嵌め込まれた状態で工場で組立てた壁パネルを施工現場に運搬し、壁パネルを建物に設置し、開口部に開口治具が取付いた状態で開口部にサッシ枠を取付けた後、開口治具を取外すことを特徴とする。
【0006】
請求項3記載の発明による建物の壁パネルの製造方法は、開口部に開口治具が嵌め込まれるとともに、開口部にサッシ枠が取付けられた壁パネルを工場で組立て、壁パネルを施工現場に運搬し、壁パネルを建物に設置し、開口治具を取外すことを特徴とする。
【0007】
請求項4記載の発明による建物の壁パネルの製造方法は、開口部に開口治具が嵌め込まれた状態で工場で組立てた壁パネルを施工現場に運搬し、壁パネルを建物に設置してから壁パネルの下枠の開口治具の下面に対向する部分を切除し、開口部にサッシ枠を取付けてから開口治具を取外すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載の発明による建物の壁パネルの製造方法は、外枠を形成する縦横の部材と、開口部を形成する縦横の部材と、開口治具を有し、開口治具を囲んで縦横の部材を配置して開口部を形成する工程と、縦横の部材を枠組みして外枠を形成する工程と、開口部を形成する縦横の部材を外枠に固定する工程を有するので、開口部の精度を向上することができ、また、壁パネルのねじれやゆがみを抑制し開口部の精度を維持できるので、サッシ枠の施工性を改善することができるとともに、サッシ枠の取付精度を向上できる。
【0009】
請求項2記載の発明による建物の壁パネルの製造方法は、開口部に開口治具が嵌め込まれた状態で工場で組立てた壁パネルを施工現場に運搬し、壁パネルを建物に設置し、開口部に開口治具が取付いた状態で開口部にサッシ枠を取付けた後、開口治具を取外すので、開口部の精度が向上し、且つ壁パネルのねじれやゆがみを抑制し開口部の精度を維持できるので、サッシ枠の施工性を改善することができるとともに、サッシ枠の取付精度を向上できる。開口治具は、繰り返し使用することができるので、経済的である。
【0010】
請求項3記載の発明による建物の壁パネルの製造方法は、開口部に開口治具が嵌め込まれるとともに、開口部にサッシ枠が取付けられた壁パネルを工場で組立て、壁パネルを施工現場に運搬し、壁パネルを建物に設置し、開口治具を取外すので、開口部の精度が向上し、且つ壁パネルのねじれやゆがみを抑制し開口部の精度を維持できるので、サッシ枠の施工性を改善することができるとともに、サッシ枠の取付精度を向上できる。開口治具は、繰り返し使用することができるので、経済的である。現地でサッシ枠を取付ける手間が省けるので、施工性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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