TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025130181
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-08
出願番号2024027185
出願日2024-02-27
発明の名称開口部装置
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 9/17 20060101AFI20250901BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 施工性を向上することのできる開口部装置の提供。
【解決手段】 縦枠1とシャッターボックス2とカバー3とを備え、縦枠1は、中空部4を有し、縦枠1の上部において中空部4を内周側から切り欠いており、シャッターボックス2は、縦枠1の外周側壁5に取付けてあり、縦枠1よりも室外側に飛び出した前面部6を有し、シャッターボックス2への配線7がシャッターボックス2の前面部6において縦枠1の外周側壁5よりも側方に飛び出しており、カバー3は、シャッターボックス2の前面部6を外周側から覆い、配線7を隠している。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
縦枠とシャッターボックスとカバーとを備え、縦枠は、中空部を有し、縦枠の上部において中空部を内周側から切り欠いており、シャッターボックスは、縦枠の外周側壁に取付けてあり、縦枠よりも室外側に飛び出した前面部を有し、シャッターボックスへの配線がシャッターボックスの前面部において縦枠の外周側壁よりも側方に飛び出しており、カバーは、シャッターボックスの前面部を外周側から覆い、配線を隠していることを特徴とする開口部装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、窓の室外側にシャッターを備える開口部装置が知られている。かかる開口部装置においては、施工性の向上が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工性を向上することのできる開口部装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部装置は、縦枠とシャッターボックスとカバーとを備え、縦枠は、中空部を有し、縦枠の上部において中空部を内周側から切り欠いており、シャッターボックスは、縦枠の外周側壁に取付けてあり、縦枠よりも室外側に飛び出した前面部を有し、シャッターボックスへの配線がシャッターボックスの前面部において縦枠の外周側壁よりも側方に飛び出しており、カバーは、シャッターボックスの前面部を外周側から覆い、配線を隠していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による開口部装置は、縦枠とシャッターボックスとカバーとを備え、縦枠は、中空部を有し、縦枠の上部において中空部を内周側から切り欠いており、シャッターボックスは、縦枠の外周側壁に取付けてあり、縦枠よりも室外側に飛び出した前面部を有し、シャッターボックスへの配線がシャッターボックスの前面部において縦枠の外周側壁よりも側方に飛び出しており、カバーは、シャッターボックスの前面部を外周側から覆い、配線を隠していることで、シャッターボックスへの配線の処理が容易に行えるので、施工性を向上することができる。また、シャッターボックスを縦枠の外周側壁に取付けることで、有効開口が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の開口部装置の一実施形態を示す縦断面図である。
同開口部装置の横断面図である。
同じく同開口部装置の横断面図であって、外障子を開けた状態を示す。
同開口部装置の上部をカバーを取り外した状態で示す斜視図である。
縦枠の内周側から見た斜視図である。
シャッターボックスを取付けるときの状態を示す斜視図である。
カバーを取付けるときの状態を示す斜視図である。
カバーを取付けた状態を示す斜視図である。
従来のシャッター付きサッシの縦枠の内周側から見た斜視図である。
従来のシャッター付きサッシの上部をカバーを取り外した状態で示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明の開口部装置の一実施形態を示している。本開口部装置は、住宅用のシャッター付き引違い窓に適用したものであって、図1,2に示すように、躯体開口部11に取り付けられる枠12と、枠12内に引違い状に開閉自在に設けた外障子13a及び内障子13bと、枠12の室外側に設けられたシャッター8とを備えている。
【0008】
枠12は、図1,2,6に示すように、アルミニウム合金の押出形材よりなる上枠14と下枠15と左右の縦枠1,1を矩形に枠組みし、上枠14の下方の左右縦枠1,1間に窓上枠16を架設して構成してある。
そして、図1に示すように、窓上枠16と下枠15間に外障子13aと内障子13bが取付けてあり、上枠14と窓上枠16との間の左右縦枠1,1間に、シャッターカーテン17を巻き上げる巻取部18を収納したシャッターボックス2が取付けてある。シャッターボックス2は、室外側にカバー3を取付けて覆ってある。
シャッターカーテン17は、スチール製の板状のスラット9を上下に多数連結して構成してあり、耐火性を有するものとなっている。
【0009】
縦枠1は、図2に示すように、外周側壁5と内周側壁36を有し、外周側壁5と内周側壁36との間に中空部4を有している。縦枠1の上部は、図5に示すように、外周側壁5だけを残すように中空部4を内周側から切り欠いてある。縦枠1の上部の外周側壁5の内周側面には、金属製の補強板19が取付けてあり、補強板19にはシャッターボックス2をねじ止めするための被ねじ止め部20が設けてある。シャッターボックス2は、図6に示すように、補強板19が取付けられた左右の縦枠1,1の外周側壁5,5の間に取付けてある。
このように、縦枠1の上部において中空部4を切欠き、シャッターボックス2を左右の縦枠1,1の外周側壁5,5の間に取付けることで、左右の縦枠1,1の中空部4,4の幅分だけシャッターボックス2及びシャッターカーテン17を構成するスラット9の横幅を、後述する従来のもの(図10)より大きくしてある。
【0010】
シャッターボックス2は、図1,6に示すように、金属の板で室外側が開放した箱状に形成されており、シャッターボックス2内にはシャッターカーテン17を巻き上げる巻取部18を収納してある。また、シャッターボックス2内には、巻取部18を回転駆動するモーター(図示省略)を備えており、シャッターカーテン17の上げ下ろしは、室内でリモコンを操作することで電動にてなされる。
シャッターボックス2は、図1に示すように、左右両端部の上部と下部に取付片21が形成してある。シャッターボックス2は、図6に示すように、上枠14と窓上枠16との間の左右縦枠1,1間に室外側から納め、取付片21を左右の縦枠1,1の補強板19に形成された被ねじ止め部20に室外側からのねじ22でねじ止めして取付けてある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

三協立山株式会社
簡易建物
15日前
三協立山株式会社
簡易建物
15日前
三協立山株式会社
簡易建物
15日前
三協立山株式会社
開口部装置
1日前
三協立山株式会社
開口部装置
1日前
三協立山株式会社
開口部装置
13日前
三協立山株式会社
開口部装置
13日前
三協立山株式会社
開口部装置
13日前
三協立山株式会社
開口部装置
13日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
照明付きポール
27日前
三協立山株式会社
サッシの製造方法
今日
三協立山株式会社
エクステリア構成材
27日前
三協立山株式会社
開口部装置の製造方法及びビレットの製造方法
20日前
中国電力株式会社
脚立
18日前
株式会社ESP
止水板
28日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
1日前
三協立山株式会社
開口部装置
1日前
三協立山株式会社
開口部装置
13日前
三協立山株式会社
開口部装置
13日前
三協立山株式会社
開口部装置
13日前
ミサワホーム株式会社
水切り材
15日前
株式会社ニチベイ
縦型ブラインド
1か月前
不二サッシ株式会社
引違いサッシ
4日前
株式会社TJMデザイン
脚立用ホルダー
2か月前
永大産業株式会社
開閉構造体
2か月前
三協立山株式会社
サッシの製造方法
今日
株式会社LIXIL
建具
21日前
株式会社LIXIL
建具
21日前
ナブテスコ株式会社
建具及び表示装置
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
水密構造
28日前
株式会社LIXIL
建具
25日前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
続きを見る