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公開番号2025087109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201533
出願日2023-11-29
発明の名称開口部装置及び戸固定部材
出願人三協立山株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E05C 17/46 20060101AFI20250603BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】使い勝手のよい開口部装置を提供することを課題とする。
【解決手段】枠と枠に回動自在に支持された戸を備え、枠は、戸の回動軌跡内の突出位置と回動軌跡外の退避位置との間で出没可能な戸固定部材が設けられたことを特徴とする開口部装置、及び、戸を回動自在に支持する枠に取り付けられるものであり、戸の回動軌跡内の突出位置と回動軌跡外の退避位置との間で出没可能であることを特徴とする戸固定部材。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
枠と枠に回動自在に支持された戸を備え、
枠は、戸の回動軌跡内の突出位置と回動軌跡外の退避位置との間で出没可能な戸固定部材が設けられたことを特徴とする開口部装置。
続きを表示（約 90 文字）【請求項２】
戸を回動自在に支持する枠に取り付けられるものであり、戸の回動軌跡内の突出位置と回動軌跡外の退避位置との間で出没可能であることを特徴とする戸固定部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、建築物の開口部に設けられる開口部装置及び戸固定部材に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
建築物の開口部に設けられ、戸を開閉可能に支持する開口部装置において、開放された戸を開放状態で固定する戸固定部材を備えた開口部装置が知られている。（特許文献１）
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実公昭５９－２３１７８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の戸固定部材は、戸と開口部枠を連結リンクで連結し、移動する支持部を開口部枠に係止固定することにより、戸を固定するものであり、使い勝手がよくなかった。
そこで、本発明は、使い勝手のよい開口部装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上述の課題を解決するために、本発明の開口部装置は、
枠と枠に回動自在に支持された戸を備え、枠は、戸の回動軌跡内の突出位置と回動軌跡外の退避位置との間で出没可能な戸固定部材が設けられたことを特徴とする。
また、本発明の戸固定部材は、
戸を回動自在に支持する枠に取り付けられるものであり、戸の回動軌跡内の突出位置と回動軌跡外の退避位置との間で出没可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００６】
本発明は、上述の構成により、使い勝手のよい開口部装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明の実施形態の縦すべり出し窓の閉鎖状態での縦断面図及び横断面図である。
本発明の実施形態の縦すべり出し窓の９０°開放固定状態での縦断面図及び横断面図である。
本発明の実施形態の縦すべり出し窓の、（ａ）開放非固定状態、（ｂ）開放固定状態を、それぞれ、模式的に示した斜視図である。
本発明の変形例の縦すべり出し窓の、（ａ）閉鎖状態、（ｂ）開放固定状態での横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
［実施形態］
本発明の開口部装置を、縦すべり出し窓を例に挙げて説明する。
以下の説明では、異なる図における同一符号は同一機能の部位を示しており、各図における重複説明は適宜省略する。
【０００９】
［縦すべり出し窓の構成］
図１は、本発明の本実施形態の縦すべり出し窓の閉鎖状態での縦断面図及び横断面図、図２は、本発明の実施形態の縦すべり出し窓の９０°開放固定状態での縦断面図及び横断面図である。
縦すべり出し窓は、図１及び２に示すように、建築物の開口部に固定される枠１と、枠１に室外側に向けて開放するように取り付けられた戸２とから構成されている。
戸２は、ガラスパネル３がはめ込まれ、公知の支持機構４により枠１にすべり出し開閉可能に支持されている。支持機構４は公知であるので、詳細な説明は省略する。
【００１０】
［枠体］
枠１は、対向して配置された一対の上枠１１及び下枠１２、対向して配置された一対の左縦枠１３及び右縦枠１４を矩形状に組み合わせて構成されている。
上枠１１は、アルミ押し出し形材等からなる上金属枠１１ａと、上金属枠１１ａの室内側かつ内周側に取り付けられた上樹脂枠１１ｂとから構成されている。
下枠１２は、アルミ押し出し形材等からなる下金属枠１２ａと、下金属枠１２ａの室内側かつ内周側に取り付けられた下樹脂枠１２ｂとから構成されている。
左縦枠１３は、アルミ押し出し形材等からなる左縦金属枠１３ａと、左縦金属枠１３ａの室内側かつ内周側に取り付けられた左縦樹脂枠１３ｂとから構成されている。
右縦枠１４は、アルミ押し出し形材等からなる右縦金属枠１４ａと、右縦金属枠１４ａの室内側かつ内周側に取り付けられた右縦樹脂枠１４ｂとから構成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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