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公開番号
2025087006
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201349
出願日
2023-11-29
発明の名称
素材変換装置および素材変換方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
21/2343 20110101AFI20250603BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】圧縮ストリームで受信された各素材を統一されたフォーマットで決められた時刻にplayoutサーバに送信できる素材変換装置を提供する。
【解決手段】素材変換装置20は、複数の素材の圧縮ストリームを、所定のフォーマットの圧縮ストリームにそれぞれ変換する変換部21と、変換される前の圧縮ストリームを構成するパケットに含まれる時刻情報を基にその圧縮ストリームが変換された圧縮ストリームに対応した時刻情報を示すタイムスタンプを生成する生成部22と、変換された各圧縮ストリームに渡って、生成されたタイムスタンプを対応する圧縮ストリームを構成するパケットにそれぞれ付与する付与部23と、付与されたタイムスタンプから計算される所定の時刻に到達した際にタイムスタンプが付与された各圧縮ストリームをplayoutサーバに送信する送信部24とを備える。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の素材の圧縮ストリームを、所定のフォーマットの圧縮ストリームにそれぞれ変換する変換部と、
変換される前の圧縮ストリームを構成するパケットに含まれる時刻情報を基に当該圧縮ストリームが変換された圧縮ストリームに対応した時刻情報を示すタイムスタンプを生成する生成部と、
変換された各圧縮ストリームに渡って、生成されたタイムスタンプを対応する圧縮ストリームを構成するパケットにそれぞれ付与する付与部と、
付与されたタイムスタンプから計算される所定の時刻に到達した際にタイムスタンプが付与された各圧縮ストリームをplayoutサーバに送信する送信部とを備える
ことを特徴とする素材変換装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
パケットに含まれる時刻情報は、PES(Packetized Elementary Stream)ヘッダに含まれるPTS(Presentation Time Stamp)である
請求項1記載の素材変換装置。
【請求項3】
PTSを含むパケットが構成する圧縮ストリームは、MPEG2-TSで伝送された圧縮ストリームである
請求項2記載の素材変換装置。
【請求項4】
パケットに含まれる時刻情報を取得する取得部を備え、
前記取得部は、取得された時刻情報を生成部に入力する
請求項1記載の素材変換装置。
【請求項5】
取得部は、取得された時刻情報が実時間を示すタイムスタンプである場合、タイムスタンプを付与部に入力し、
前記付与部は、入力されたタイムスタンプをパケットに付与する
請求項4記載の素材変換装置。
【請求項6】
実時間を示すタイムスタンプを含むパケットが構成する圧縮ストリームは、ST2110に準拠して伝送された圧縮ストリームである
請求項5記載の素材変換装置。
【請求項7】
playoutサーバに送信する圧縮ストリームを外部から入力された圧縮ストリームに切り替える切替部を備える
請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の素材変換装置。
【請求項8】
複数の素材の圧縮ストリームを、所定のフォーマットの圧縮ストリームにそれぞれ変換し、
変換される前の圧縮ストリームを構成するパケットに含まれる時刻情報を基に当該圧縮ストリームが変換された圧縮ストリームに対応した時刻情報を示すタイムスタンプを生成し、
変換された各圧縮ストリームに渡って、生成されたタイムスタンプを対応する圧縮ストリームを構成するパケットにそれぞれ付与し、
付与されたタイムスタンプから計算される所定の時刻に到達した際にタイムスタンプが付与された各圧縮ストリームをplayoutサーバに送信する
ことを特徴とする素材変換方法。
【請求項9】
コンピュータに、
複数の素材の圧縮ストリームを、所定のフォーマットの圧縮ストリームにそれぞれ変換する変換処理、
変換される前の圧縮ストリームを構成するパケットに含まれる時刻情報を基に当該圧縮ストリームが変換された圧縮ストリームに対応した時刻情報を示すタイムスタンプを生成する生成処理、
変換された各圧縮ストリームに渡って、生成されたタイムスタンプを対応する圧縮ストリームを構成するパケットにそれぞれ付与する付与処理、および
付与されたタイムスタンプから計算される所定の時刻に到達した際にタイムスタンプが付与された各圧縮ストリームをplayoutサーバに送信する送信処理
を実行させるための素材変換プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、素材変換装置、素材変換方法および素材変換プログラムに関し、特にクラウドコンピューティング(以下、クラウドと呼ぶ。)での利用に特化した素材変換装置、素材変換方法および素材変換プログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
設備費の削減等を目的として、放送局のテレビマスタシステム(以下、単にマスタシステムと呼ぶ。)においてクラウドが利用されることが期待されている。
【0003】
放送局舎内のIP(Internet Protocol)技術を取り入れていないマスタシステムの運用では、非圧縮ストリームで映像等の素材がやり取りされることが多い。非圧縮ストリームで素材がやり取りされる場合、帯域幅が広い回線が求められる。しかし、放送局舎内で帯域幅が広い回線を用意することは、比較的容易である。
【0004】
放送局舎内のマスタシステムの運用に対して、クラウドが利用されているマスタシステム(以下、クラウドマスタシステムと呼ぶ。)の運用では、帯域幅の制限等の影響によりストリームが圧縮(エンコード)されることが求められる。
【0005】
その理由は、オンプレミスで構成されたマスタシステム間に直接ケーブルが引かれた放送局舎内のような環境に比べると、クラウドマスタシステムが利用される環境では帯域幅が狭い回線が使用されることが多いためである。
【0006】
クラウドマスタシステムの場合、例えばクラウドマスタシステムを構成する重要な要素であるplayoutサーバが、複数の素材の各圧縮ストリームのフォーマットの判別および各圧縮ストリームのデコードを行う。
【0007】
また、特許文献1には、データ形式の違いに関わらず圧縮データのフォーマットを共通化することにより、圧縮データに対する処理の内容、処理系の共通化を図り、同時に、高圧縮率時の文字の判読性を向上させる画像処理装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2006-013590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
クラウドマスタシステムを疎結合なシステムにするためには、playoutサーバの前に設けられている別のサーバが複数の素材の各圧縮ストリームのフォーマットを統一することが好ましい。
【0010】
なお、クラウドが利用されるシステムが設計される際、一般的に各サービス、各構成要素、および各役割の関係が疎結合になるように設計される。その理由は、各関係が密結合になるよりも疎結合になるように設計された方が、システムの耐障害性が高くなるためである。
(【0011】以降は省略されています)
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