TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025080885
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2023194243
出願日2023-11-15
発明の名称在庫管理装置、在庫管理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/087 20230101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約【課題】タグ情報を取得された商品が存在する位置を精度よく推定する。
【解決手段】本開示の在庫管理装置は、取得部と位置推定部と更新部とを有する。取得部は、施設内に存在する商品各々に付された商品タグに記憶されたタグ情報を近距離無線通信で取得する情報取得装置から、情報取得装置が取得したタグ情報と、タグ情報を取得した時の情報取得装置の位置を示す取得位置情報とを取得する。位置推定部は、情報取得装置から取得した取得位置情報と、複数の商品各々の配置位置を定めた配置レイアウトとに基づき、タグ情報を取得された商品が存在する位置を推定する。更新部は、タグ情報を取得された商品が存在する位置の推定結果に基づき、施設内の位置毎に各商品の在庫状況を示す在庫情報を更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
施設内に存在する商品各々に付された商品タグに記憶されたタグ情報を近距離無線通信で取得する情報取得装置から、前記情報取得装置が取得した前記タグ情報と、前記タグ情報を取得した時の前記情報取得装置の位置を示す取得位置情報とを取得する取得手段と、
前記情報取得装置から取得した前記取得位置情報と、複数の商品各々の配置位置を定めた配置レイアウトとに基づき、前記タグ情報を取得された商品が存在する位置を推定する位置推定手段と、
前記タグ情報を取得された商品が存在する位置の推定結果に基づき、前記施設内の位置毎に各商品の在庫状況を示す在庫情報を更新する更新手段と、
を有する在庫管理装置。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記施設は、
商品を陳列する売場を含む店舗、
商品を保管するバックヤードを含む店舗、又は、
商品を保管する保管エリアを含む倉庫であり、
前記在庫情報は、前記売場、前記バックヤード又は前記保管エリアを複数に分割した小エリア毎に、各商品の在庫状況を示す請求項1に記載の在庫管理装置。
【請求項3】
前記取得手段は、
前記情報取得装置が備える位置情報取得機能で特定された前記情報取得装置の現在位置、
前記情報取得装置が備える位置情報取得機能で特定された前記情報取得装置の直近所定期間内の位置の履歴、
施設内画像で特定された前記情報取得装置を所持する従業員の現在位置、
施設内画像で特定された前記情報取得装置を所持する従業員の直近所定時間内の位置の履歴、
持ち場を示すシフト情報で特定された前記情報取得装置を所持する従業員の現在位置、及び、
持ち場を示すシフト情報で特定された前記情報取得装置を所持する従業員の直近所定時間内の位置の履歴、
の中の少なくとも1つに基づき選択した前記情報取得装置に前記タグ情報の取得をリクエストし、前記リクエストに応じて前記情報取得装置が取得し、返信してきた前記タグ情報及び前記取得位置情報を取得する請求項1又は2に記載の在庫管理装置。
【請求項4】
前記取得手段は、
前記施設内の各位置における前記在庫状況の登録有無、
前記施設内の各位置における前記在庫状況の最新の更新タイミングからの経過時間、及び、
前記施設内の各位置における前記配置レイアウトで定められる配置される商品の変更の有無、
の中の少なくとも1つに基づき、前記在庫状況を更新する前記施設内の位置を決定し、決定した前記施設内の位置に基づき選択した前記情報取得装置に前記タグ情報の取得をリクエストし、前記リクエストに応じて前記情報取得装置が取得し、返信してきた前記タグ情報及び前記取得位置情報を取得する請求項1又は2に記載の在庫管理装置。
【請求項5】
前記位置推定手段は、
第1の商品に付された商品タグに記憶された前記タグ情報を取得した時の前記情報取得装置の位置と、前記配置レイアウトで示される前記第1の商品を配置する前記施設内の位置との距離が閾値未満である場合、前記タグ情報を取得された前記第1の商品は、前記配置レイアウトで示される前記第1の商品の配置位置に存在すると推定する請求項1又は2に記載の在庫管理装置。
【請求項6】
第1の商品に付された商品タグに記憶された前記タグ情報を取得した時の前記情報取得装置の位置と、前記配置レイアウトで示される前記第1の商品が配置される位置との距離が閾値以上である場合、警告処理を実行する警告手段をさらに有する請求項1又は2に記載の在庫管理装置。
【請求項7】
前記情報取得装置は、予め定められた所定のタイミングで繰り返し前記タグ情報及び前記取得位置情報を取得して蓄積し、
前記取得手段は、
複数の前記情報取得装置に、前記施設内の所定の位置に存在する商品の前記タグ情報をリクエストし、
前記情報取得装置から、蓄積した前記タグ情報の中の前記施設内の所定の位置に存在する商品の前記タグ情報を取得する請求項1又は2に記載の在庫管理装置。
【請求項8】
前記情報取得装置は、予め定められた所定のタイミングで繰り返し取得した前記タグ情報及び前記取得位置情報に、取得日時を示す取得日時情報を付与して蓄積し、
前記取得手段は、
前記施設内の所定の位置に存在する商品の前記タグ情報のリクエストに応じて複数の情報処理装置から取得した前記タグ情報の中から、取得日時が最も新しい前記タグ情報を抽出し、
前記位置推定手段は、
抽出された前記タグ情報を取得された商品が存在する位置を推定し、
前記更新手段は、
抽出された前記タグ情報を取得された商品が存在する位置の推定結果に基づき、前記在庫情報を更新する請求項7に記載の在庫管理装置。
【請求項9】
1つ以上のコンピュータが、
施設内に存在する商品各々に付された商品タグに記憶されたタグ情報を近距離無線通信で取得する情報取得装置から、前記情報取得装置が取得した前記タグ情報と、前記タグ情報を取得した時の前記情報取得装置の位置を示す取得位置情報とを取得し、
前記情報取得装置から取得した前記取得位置情報と、複数の商品各々の配置位置を定めた配置レイアウトとに基づき、前記タグ情報を取得された商品が存在する位置を推定し、
前記タグ情報を取得された商品が存在する位置の推定結果に基づき、前記施設内の位置毎に各商品の在庫状況を示す在庫情報を更新する在庫管理方法。
【請求項10】
コンピュータを、
施設内に存在する商品各々に付された商品タグに記憶されたタグ情報を近距離無線通信で取得する情報取得装置から、前記情報取得装置が取得した前記タグ情報と、前記タグ情報を取得した時の前記情報取得装置の位置を示す取得位置情報とを取得する取得手段、
前記情報取得装置から取得した前記取得位置情報と、複数の商品各々の配置位置を定めた配置レイアウトとに基づき、前記タグ情報を取得された商品が存在する位置を推定する位置推定手段、
前記タグ情報を取得された商品が存在する位置の推定結果に基づき、前記施設内の位置毎に各商品の在庫状況を示す在庫情報を更新する更新手段、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、在庫管理装置、在庫管理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
本開示に関連する技術が、特許文献1に開示されている。特許文献1に開示のシステムは、無線タグと、携帯端末と、情報処理装置とを有する。無線タグは、商品に取り付けられる。携帯端末は、無線タグからタグの識別情報を受信する。情報処理装置は、携帯端末が受信したタグの識別情報及び携帯端末の位置情報に基づき、複数の領域の中のいずれに商品が位置するかを推定し、推定結果に基づき商品の在庫位置を管理する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/140983号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
情報取得装置が近距離無線通信で商品に付された商品タグのタグ情報を取得し、タグ情報を取得した時の情報取得装置の位置に基づきタグ情報を受信された商品の位置を推定し、推定結果に基づき商品の位置を管理する技術がある。当該技術の一例では、第1の位置に存在する情報取得装置によってタグ情報を取得された商品は第1の位置に存在すると推定する。しかし、当該例の場合、以下のような問題がある。
【0005】
近距離無線通信で商品タグのタグ情報を取得する場合、情報取得装置は、情報取得装置から所定の通信距離以内に存在する不特定多数の商品タグからタグ情報を取得することができる。この場合、第1の位置に存在する情報取得装置が、第1の位置に存在する商品タグのタグ情報のみならず、その周辺の他の位置に存在する商品タグのタグ情報も取得してしまう場合がある。例えば、第1の位置と第2の位置の境界付近に位置する情報取得装置は、第1の位置に存在する商品タグのタグ情報のみならず、第2の位置に存在する商品タグのタグ情報も取得してしまう。
【0006】
このような状況が発生し得るにも関わらず、上記例のように、第1の位置に存在する情報取得装置によってタグ情報を取得された商品は第1の位置に存在すると推定すると、その推定の精度が悪くなる。特許文献1は、当該課題を開示していない。
【0007】
本開示の目的の一例は、上述した課題を鑑み、タグ情報を取得された商品が存在する位置を精度よく推定できるようにする在庫管理装置、在庫管理方法、及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示によれば、
施設内に存在する商品各々に付された商品タグに記憶されたタグ情報を近距離無線通信で取得する情報取得装置から、前記情報取得装置が取得した前記タグ情報と、前記タグ情報を取得した時の前記情報取得装置の位置を示す取得位置情報とを取得する取得手段と、
前記情報取得装置から取得した前記取得位置情報と、複数の商品各々の配置位置を定めた配置レイアウトとに基づき、前記タグ情報を取得された商品が存在する位置を推定する位置推定手段と、
前記タグ情報を取得された商品が存在する位置の推定結果に基づき、前記施設内の位置毎に各商品の在庫状況を示す在庫情報を更新する更新手段と、
を有する在庫管理装置が提供される。
【0009】
また、本開示によれば、
1つ以上のコンピュータが、
施設内に存在する商品各々に付された商品タグに記憶されたタグ情報を近距離無線通信で取得する情報取得装置から、前記情報取得装置が取得した前記タグ情報と、前記タグ情報を取得した時の前記情報取得装置の位置を示す取得位置情報とを取得し、
前記情報取得装置から取得した前記取得位置情報と、複数の商品各々の配置位置を定めた配置レイアウトとに基づき、前記タグ情報を取得された商品が存在する位置を推定し、
前記タグ情報を取得された商品が存在する位置の推定結果に基づき、前記施設内の位置毎に各商品の在庫状況を示す在庫情報を更新する在庫管理方法が提供される。
【0010】
また、本開示によれば、
コンピュータを、
施設内に存在する商品各々に付された商品タグに記憶されたタグ情報を近距離無線通信で取得する情報取得装置から、前記情報取得装置が取得した前記タグ情報と、前記タグ情報を取得した時の前記情報取得装置の位置を示す取得位置情報とを取得する取得手段、
前記情報取得装置から取得した前記取得位置情報と、複数の商品各々の配置位置を定めた配置レイアウトとに基づき、前記タグ情報を取得された商品が存在する位置を推定する位置推定手段、
前記タグ情報を取得された商品が存在する位置の推定結果に基づき、前記施設内の位置毎に各商品の在庫状況を示す在庫情報を更新する更新手段、
として機能させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本電気株式会社
サーバ、制御方法、及びプログラム
4日前
日本電気株式会社
画像処理装置、画像処理方法、プログラム
5日前
日本電気株式会社
注文システム、注文受付方法及びプログラム
1日前
日本電気株式会社
情報処理システム、位置標定方法、プログラム
5日前
日本電気株式会社
商品推奨装置、商品推奨方法、およびプログラム
1日前
日本電気株式会社
監視システム、監視装置、監視方法、及び、プログラム
4日前
日本電気株式会社
活動エリア推定装置、活動エリア推定方法及びプログラム
4日前
日本電気株式会社
インデックス配列変換装置およびインデックス配列変換方法
6日前
日本電気株式会社
サーバ装置、認証端末、サーバ装置の制御方法及びプログラム
今日
日本電気株式会社
情報生成装置、情報生成システム、情報生成方法およびプログラム
今日
日本電気株式会社
輸配送支援システム、輸配送支援方法、及び輸配送支援プログラム
6日前
日本電気株式会社
輸配送管理システム、輸配送管理方法、及び輸配送管理プログラム
6日前
日本電気株式会社
点検支援システム、点検支援装置、点検支援方法、及び、プログラム
4日前
日本電気株式会社
方法および制御装置
4日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および発注支援システム
5日前
日本電気株式会社
プロンプト作成装置、応答システム、検索システム、プロンプト作成方法及びプログラム
今日
日本電気株式会社
商品登録装置、制御方法、及びプログラム
4日前
個人
政治のAI化
14日前
個人
物品給付年金
19日前
個人
非正規コート
1か月前
個人
在宅介護システム
1か月前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
人物再現システム
1か月前
個人
プラグインホームページ
5日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
20日前
個人
電話管理システム及び管理方法
1か月前
有限会社ノア
データ読取装置
1か月前
個人
全アルゴリズム対応型プログラム
15日前
キヤノン株式会社
画像処理装置
12日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
1か月前
個人
広告提供システムおよびその方法
1か月前
個人
日誌作成支援システム
1か月前
株式会社CROSLAN
支援装置
1か月前
大同特殊鋼株式会社
輝線検出方法
14日前
シャープ株式会社
電子機器
14日前
続きを見る