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公開番号2025087036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201396
出願日2023-11-29
発明の名称外装部材及びワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250603BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】外装部材の拡張性を高めることができる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】外装部材10は、配線部材30を通すための筒部12を備える。前記筒部12は、弾性材料によって形成されている。前記筒部12は、第1山部16及び第1谷部17が前記筒部12の軸方向に交互に配置された第1蛇腹部15と、第2山部19及び第2谷部20が前記筒部12の周方向に交互に配置された第2蛇腹部18とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
配線部材を通すための筒部を備え、
前記筒部は、第１山部及び第１谷部が前記筒部の軸方向に交互に配置された第１蛇腹部と、第２山部及び第２谷部が前記筒部の周方向に交互に配置された第２蛇腹部とを含み、弾性材料によって形成されている、外装部材。
続きを表示（約 710 文字）【請求項２】
請求項１に記載の外装部材であって、
前記筒部は、横断面が方形状に形成された第１筒部を含み、
前記第１筒部は、一対の第１壁部と、前記一対の第１壁部を連結する一対の第２壁部とを含み、
前記一対の第１壁部に前記第１蛇腹部が設けられ、
前記一対の第２壁部に前記第２蛇腹部が設けられている、外装部材。
【請求項３】
請求項２に記載の外装部材であって、
前記第２蛇腹部は、前記一対の第２壁部の中間部に設けられ、
前記第１蛇腹部は、前記一対の第２壁部のうち前記第２蛇腹部よりも外側の端部まで延びる、外装部材。
【請求項４】
請求項３に記載の外装部材であって、
前記第１谷部の端部が前記第２谷部に連なる、外装部材。
【請求項５】
請求項４に記載の外装部材であって、
前記第１山部の端部が前記第２山部に連なる、外装部材。
【請求項６】
請求項２から請求項５のいずれか１項に記載の外装部材であって、
前記筒部は、前記第１蛇腹部及び前記第２蛇腹部のうち前記第２蛇腹部のみが設けられた第２筒部を含む、外装部材。
【請求項７】
請求項６に記載の外装部材であって、
前記第２蛇腹部は、軸方向に沿って前記筒部の全体にわたって設けられている、外装部材。
【請求項８】
請求項１から請求項５のいずれか１項に記載の外装部材と、
前記筒部に通された配線部材と、
前記配線部材の端部に設けられたコネクタと、
を備える、ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、外装部材及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、蛇腹部を有するゴムブーツが開示されている。ゴムブーツは、車両において、ボディとスライドドアとを接続する電線に外装される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－２２０９７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載のゴムブーツが電線に外装される際、内部空間が広がるように拡張された状態で、コネクタと当該コネクタから延び出る電線とが、ゴムブーツの軸方向一端部から他端部まで通される。ゴムブーツがより大きく拡張できることが望まれている。
【０００５】
そこで、外装部材の拡張性を高めることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の外装部材は、配線部材を通すための筒部を備え、前記筒部は、第１山部及び第１谷部が前記筒部の軸方向に交互に配置された第１蛇腹部と、第２山部及び第２谷部が前記筒部の周方向に交互に配置された第２蛇腹部とを含み、弾性材料によって形成されている、外装部材である。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、外装部材の拡張性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は実施形態１にかかる外装部材を示す斜視図である。
図２は実施形態１にかかる外装部材を示す平面図である。
図３は実施形態１にかかる外装部材を示す側面図である。
図４は図２のＩＶ－ＩＶ線に沿った断面図である。
図５は図２のＶ－Ｖ線に沿った断面図である。
図６は図２のＶＩ－ＶＩ線に沿った断面図である。
図７はワイヤハーネスを示す斜視図である。
図８は外装部材及びガイドを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［本開示の実施形態の説明］
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【００１０】
本開示の外装部材は、次の通りである。
（【００１１】以降は省略されています）

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