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公開番号
2025090256
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205382
出願日
2023-12-05
発明の名称
太陽光発電システム
出願人
個人
代理人
個人
主分類
H02S
20/10 20140101AFI20250610BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】建築物がない場所にも設置でき、風圧荷重を受けにくく、受光面積を拡大でき、太陽光発電ユニットを容易に取替可能な太陽光発電システムを提供することを課題とする。
【解決手段】太陽光発電ユニットは、断面四角形状で、長尺状で筒状の筒状基部と、筒状基部の外周面の少なくとも上面と両側面の3面に巻き付けられ、筒状基部の下面側で外れないように取り付けられた、可撓性を有し拡げると略四角形状でシート状の太陽光発電シートとを備え、支柱に、太陽光発電ユニットを、上面を南向きで、30°~90°の傾斜角で脱着可能に配設する太陽光発電システムことにより課題解決できた。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
支柱から南北方向に突設した上下方向で2本の支持部材に、それぞれ上下端部を締結手段で脱着可能に取り付けられた太陽光発電ユニットを有する太陽光発電システムであって、
前記太陽光発電ユニットは、
断面四角形状で、長尺状で筒状の筒状基部と、
前記筒状基部の少なくとも3面の外周面に巻き付けられ、両端部を前記筒状基部の下面に接着手段又は押付手段により固定された可撓性を有し拡げると略四角形状でシート状の、又は、前記筒状基部の下面側で端部同士を重ね合わせて、前記重ね合わせた端部同士を脱着可能に締結手段で締結された可撓性を有し拡げると略四角形状でシート状の、太陽光発電シートと、を備え、
前記支柱に、前記太陽光発電ユニットを、上面を南向きで、30°~90°の傾斜角で脱着可能に配設することを特徴とする太陽光発電システム。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記太陽光発電シートが、ペロブスカイト太陽光発電シートであることを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電システム。
【請求項3】
前記支柱の組み合わせが、2本の支柱間に少なくとも1か所で横梁を横架したH型柱であることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽光発電システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性を有するシート状の太陽光発電シートを使用した太陽光発電システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、支柱に太陽電池を3段配設する太陽光発電設備であって、2本の支柱間に少なくとも1か所で梁を横架したH型柱のそれぞれ支柱に、それぞれの太陽電池を、 同一段に並列に配設した複数の太陽電池をそれぞれ近設する太陽電池とは非連結の形態で、南向きで、30°~50°の傾斜角で、かつ 直近の上方及び下方の太陽電池間において、上方の太陽電池の下端と下方の太陽電池の上端とを結んだ線と地面とのなす角度を、設置場所の緯度における夏至における南中高度より大きくなるように配設 し、最下段の太陽電池と最上段の太陽電池とを、支柱を中心にそれぞれ南北方向にずらして配設する太陽光発電設備が開示されている。
【0003】
特許文献2には、太陽電池モジュールを有し、略垂直に立設した状態で該太陽電池モジュールを用いた太陽光による発電が可能なポール型太陽光発電機であって、ポール本体と、該ポール本体の外周面側に、該ポール本体に対して回動可能に設けられた略円筒形状の筒体と、該筒体の外周面側の少なくとも一部に設けられた前記太陽電池モジュールと、 該太陽電池モジュールにより発電された電力を蓄電するバッテリとを備えるポール型太陽光発電機が開示されている。
【0004】
特許文献3には、一方向に延びた複数の凸部が前記一方向に直交する方向に間隔をおいて形成された外装材と、前記複数の凸部にまたがって配置され、曲げ強さが50MPa以上200MPa以下である太陽光発電シートと、断面において前記太陽光発電シートを前記複数の凸部に沿うように湾曲させた状態で、隣り合う前記凸部の間の部分に対して前記太陽光発電シートを固定する固定材と、を備える、太陽光発電シートの取付構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5870413号公報
特開2021-141693号公報
特許第7253160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の太陽光発電設備は、建築物がない場所にも設置できるが、従来の受光面が斜め上向きに設置された平板状のシリコン系太陽電池を使用するので、風圧荷重の影響を受けやすいという問題があり、太陽電池の受光面積を増加させることが段数の増加以外には困難であるという問題があった。
【0007】
特許文献2のポール型太陽光発電機は、立設された柱状体の外周面に太陽光発電シートを巻き付ける形態であるので、建築物がない場所にも設置でき、風圧荷重の影響を受けにくいが、太陽電池の受光面積が柱状体の外周面の面積以上には増加できず受光面積の拡大が難しいという問題があった。
【0008】
特許文献3の太陽光発電シートの取付構造は、ペロブスカイト化合物を含む太陽光発電シートを建築物の外面に沿って固定材によって取り付けられ、例えば凹凸のある屋根の形状に沿って取り付けられるので、剛性の高い平板状の太陽電池パネルに比べて屋根面の単位面積当たりの太陽光発電シートの表面積を大きくすることができるが、凹凸部の斜面の面積と、その斜面の平面視の面積との差であるので、受光面積はあまり拡大しないという問題があった。また、既存の建築物の外面に沿って取り付けるので、建築物がない場所、例えば田んぼのあぜ道等には設置できないという問題があった。
【0009】
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、建築物がない場所にも設置でき、太陽光発電ユニットの取替が容易で、風圧荷重を受けにくく、受光面積を大きく拡大できる太陽光発電システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に記載の太陽光発電システムは、支柱から南北方向に突設した上下方向で2本の支持部材に、それぞれ上下端部を締結手段で脱着可能に取り付けられた太陽光発電ユニットを有する太陽光発電システムであって、前記太陽光発電ユニットは、断面四角形状で、長尺状で筒状の筒状基部と、前記筒状基部の少なくとも3面の外周面に巻き付けられ、両端部を前記筒状基部の下面に接着手段又は押付手段により固定された可撓性を有し拡げると略四角形状でシート状の、又は、前記筒状基部の下面側で端部同士を重ね合わせて、前記重ね合わせた端部同士を脱着可能に締結手段で締結された可撓性を有し拡げると略四角形状でシート状の、太陽光発電シートと、を備え、前記支柱に、前記太陽光発電ユニットを、上面を南向きで、30°~90°の傾斜角で脱着可能に配設することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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