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公開番号2025087891
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2025039365,2023538834
出願日2025-03-12,2022-01-06
発明の名称衝突衝撃減衰システムを固定構造物に接続するためのトランジション
出願人トラフィックス デバイシィズ インコーポレイテッド,TrafFix Devices,Inc.,ニューテック・ベンチャーズ
代理人個人,個人,個人
主分類E01F 15/14 20060101AFI20250603BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】衝突減衰器を固定構造に固定する独特な改良されたトランジション構造を提供する。
【解決手段】衝突衝撃減衰システムを固定構造物に接続するためのトランジションは、固定構造の必要な位置に堅固に接続するものに適用しているプレートを備え、前記プレートは固定構造の平面に対応するものに適用している平面を有し、前記プレートは複数の背面リブによりその強度を強化している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前端及び後端、並びに正面及び背面を有しているプレートと、
路側安全システムの後端を前記プレートの前記前端に固定するものに適しており、前記プレートは平面を含み、前記平面は前記固定構造にある対応面に一致するように配置されているトランジションマウントと、を備えていることを特徴とする、
路側安全システムを固定構造に固定するものに適用するトランジションシステム。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前端及び正面並びに背面を有し、長辺方向に沿って後端まで延伸されているプレートと、
路側安全システムの後端を前記プレートの前記前端に固定するものに適しているトランジションマウントと、
前記プレートの前記背面に相互に間隔を置いて設置されている複数の強化リブと、を備えていることを特徴とする、
路側安全システムを固定構造に固定するものに適用するトランジションシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衝突衝撃減衰器に関し、更に詳しくは、自動車及び道路のガイドレール衝突衝撃減衰器に関し、橋台(abutments)の前縁及び他の固定路側ハザードを保護するための固定システムを備えている。最も具体的には、本発明は衝突衝撃減衰器を橋台及び他の固定道路ハザードの固定システムに接続するためのトランジションハードウェアに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
高速道路上での車両事故は重大な世界的問題であり、現在先進国において経済的及び人的損失、並びに苦難の最も大きな要因の1つとなっていることは疑う余地がない。特にこれらの悲惨な事故による死傷者を減らすために、ガイドレール、衝突緩衝器、車載衝突減衰器、衝突バレル等が開発され、車両と橋台のような剛性の移動不可能な障害物との衝撃を減弱している。
【0003】
これらのタイプの衝突減衰器は車両の減速度の限界を超えずに、車両の衝撃エネルギーを吸収する必要がある。また、重車両及び軽車両に同時に適用可能にする必要もある。最も軽量な車両の低い減速度を経験することで、減震器及び重車両が発生させる最大力の限界を決定し、必要な総衝撃変形を確定する。
正面が衝突を受けると、衝突減衰器/緩衝パッドの設計によりエネルギーを吸収すると共に車両が停止するまで徐々に減速する。前記力は軽車両の限界を超えることはできず、よって、初期の力及び減速度が低く、エネルギーの吸収が制限される。車両が衝撃速度から0まで「低下」すると、増加する衝突抵抗力が厳格な政府の安全基準に適合することが衝突減衰システムの非常に重要な特徴である。側面が斜め方向からの衝突を受けた場合、衝突緩衝器は車両を再度道路に向けて回転させるために用いられ、剛性点(rigid point hazard)との厳重な衝突を防止する。
典型的な衝突緩衝器として、サイドレール/プレート、中間隔壁、中間隔壁を固定及びガイドするトラック組立部材、及びエネルギー吸収器を含む。車両の乗員を傷害からより保護するため、衝突安全基準の要求が高まっており、次世代の衝突衝撃減衰器または衝突緩衝器は革新的で、安価で、非常に簡単でありながら有効的な方式とし、その機能を実行し、これらの高い水準を満たす必要があることは明白である。
【0004】
有効的な衝突衰減システムの1つの重要な要素は、衝突減衰器とその背後にある剛性構造との間のトランジションまたは構造の接続であり、これらは共にこのような接続を保護している。本発明は衝突減衰器を固定構造に固定する独特な改良されたトランジション構造に関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は改良された衝突衰減システムを提供し、特に顕著に改良されたトランジションシステムに関し、位置決めされて防護するための業界内で「ジャージー・バリア(Jersey Barrier)」と呼ばれるコンクリートバリアのような固定構造に衝突減衰器を固定するために用いられている。
【0006】
より具体的には、本発明の1つの特徴は、路側安全システムを固定構造に固定するものに適用するトランジションシステムを提供する。前記トランジションシステムは前端及び後端並びに正面及び背面を有するプレートを備えている。トランジションシステムは路側安全システムの後端をプレートの前端に固定するものに適しているトランジションマウントを更に備え、前記プレートは平面を含み、前記平面は固定構造にある対応面に一致するように配置されている。
【0007】
例示的な実施例において、前記システムは前記プレートの正面及び背面を貫通するようにその後端箇所に設けられている複数の穴を更に備え、前記複数の穴は、前記プレートを前記固定構造の対応面に固定するようにメカニカルファスナーを受容するものに適している。
【0008】
有利には、前記プレートは、部分的にプレートの長さに沿った位置から開始し、一定の角度でプレートの後端まで後に向けて延伸されているテーパーを備えている。前記実施例において、前記位置は略プレートの前端とプレートの後端との間の距離の中間である。
【0009】
前記プレートはその前端にある第1幅及びその後端にある第2幅を含み、第2幅は第1幅より狭い。テーパーのために、前記プレートの幅は部分的にプレートの長さに沿った位置箇所にある第1幅からプレートの後端箇所にある第2幅にかけて徐々に狭くなっている。図示する実施例において、固定構造の対応面も平坦であるため、プレートの平面が固定構造の対応平面に平坦に揃えられるように配置されるものに適している。
【0010】
前記プレートの後端箇所の第2幅は、サイズが前記固定構造の対応平面の幅に対応するものに適している。前記テーパーの角度は、前記トランジションプレートの長さ及び前記固定構造の対応平面のサイズに適応している。固定構造の対応平面のサイズは、その長さ、幅、或いは面積のうちの1種類または複数種類である。
(【0011】以降は省略されています)

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