TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025084606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198639
出願日2023-11-22
発明の名称組立て看板
出願人有限会社アステ
代理人個人
主分類E01F 9/662 20160101AFI20250527BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】工事案内等の看板を分解された状態で運搬し現場で組み立てる.
【解決手段】 看板ユニット18を1枚もしくは複数枚備え、トラック14の荷台16のあおり板に固定した縦クランプ34と、この縦クランプ34に固定した縦支柱32と、看板ユニット18を縦支柱32に連結する支柱連結器48とを備える。横支柱38の一端52をクランプ側自在継手50を介して横クランプ40に連結し、横支柱38の他端56を看板側自在継手54を介して看板ユニット18に連結したので、看板ユニット18の高さや位置を自由に選定して容易に確実に支持固定することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
分解された状態で運搬し、現場で組み立てられるものであって、
看板ユニットを1枚もしくは複数枚備え、
トラックの荷台の後あおり板または横あおり板に固定した縦クランプと、この縦クランプに固定した縦支柱と、上記の看板ユニットの背面に固定されて看板ユニットを縦支柱に連結する支柱連結器と、
後あおり板または横あおり板に固定した横クランプと、この横クランプにクランプ側自在継手を介して一端を連結され、かつ、看板ユニットの背面に看板側自在継手を介して他端を連結された横支柱とを備え、
上記のクランプ側自在継手と看板側自在継手とは、横支柱を、トラックの荷台上で、水平方向と垂直方向に自在に向けることができる継手構造を有することを特徴とする組み立て看板。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
看板ユニットは電源部と通信部と表示制御部と表示部を備えており、リモートコントローラによる遠隔操作で表示画像を選定するものであることを特徴とする請求項1に記載の組み立て看板。
【請求項3】
看板ユニットの背面には左右に縦方向に補強部材が固定され、その両端部に、複数の看板ユニットを垂直に並べて積み重ねて連結するための、雄形状または雌形状の支柱連結器が固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の組み立て看板。
【請求項4】
看板ユニットの背面に設けた補強用レールに、複数の看板ユニットを垂直に並べて積み重ねて連結するための支柱連結器と、横支柱が連結される自在継手とが,着脱可能な状態で固定されていることを特徴とする請求項3に記載の組み立て看板。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、分解し組立が容易な交通案内表示等に適する組立て看板に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
広告宣伝等のための看板を搭載したトラックは、看板を自由に移動させることができるため、イベント等に広く多用されている。こうしたトラックの構造も各種提案され紹介されている(特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-255874号公報
実開平1-181085号公報
実開平3-39791号公報
特許7143543号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
高速道路の道路情報の表示等にも電光掲示板を搭載した専用車両が多用されている。一方、一般の道路工事等の現場での案内表示は、設置スペースの関係で、こうした専用車両を利用できる場合が限定される。また、専用車両は、これを借り受ける費用とともに、専門の運転手の人件費負担もあって、工事費のコスト増を招く。
【0005】
工事や道路の案内表示のために、特許文献4で紹介されたような看板を現場で組立てて使用することも多い。しかし、安全でかつ迅速さを要求されるため、看板の組立作業の負荷も大きいという課題があった。本発明はこれを解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
【0007】
分解された状態で運搬し、現場で組み立てられるものであって、
看板ユニット18を1枚もしくは複数枚備え、
トラック14の荷台16の後あおり板30または横あおり板36に固定した縦クランプ34と、この縦クランプ34に固定した縦支柱32と、上記の看板ユニット18の背面42に固定されて看板ユニット18を縦支柱32に連結する支柱連結器48と、
後あおり板30または横あおり板36に固定した横クランプ40と、この横クランプ40にクランプ側自在継手50を介して一端52を連結され、かつ、看板ユニット18の背面42に看板側自在継手54を介して他端56を連結された横支柱38とを備え、
上記のクランプ側自在継手50と看板側自在継手54とは、横支柱38を、トラック14の荷台16上で、水平方向と垂直方向に自在に向けることができる継手構造を有することを特徴とする組み立て看板。
<構成2>
【0008】
看板ユニット18は電源部20と通信部22と表示制御部24と表示部26を備えており、リモートコントローラ28による遠隔操作で表示画像29を選定するものであることを特徴とする構成1に記載の組み立て看板。
<構成3>
看板ユニット18の背面42には左右に縦方向に長い補強部材46が固定され、その両端部に、複数の看板ユニット18を垂直に並べて積み重ねて連結するための、雄形状または雌形状の支柱連結器48が固定されていることを特徴とする構成1または2に記載の組み立て看板。
<構成4>
看板ユニット18の背面42に設けた補強用レールに、複数の看板ユニット18を垂直に並べて積み重ねて連結するための支柱連結器48と、横支柱38が連結される自在継手とが,着脱可能な状態で固定されていることを特徴とする構成3に記載の組み立て看板。
【発明の効果】
【0009】
クランプと支柱と看板ユニットとを切り離した状態で運搬し、現場でトラック14の荷台16上に組み立てることができる。看板ユニット18を複数枚用意して、これらを積み重ねて連結することで、小サイズから大サイズまで自由なサイズの看板を組み立てることができる。
看板ユニット18の背面42に支柱連結器48を設けたので、複数の看板ユニット18を簡単に確実に連結でき、求めるサイズの看板を構築できる。
トラック14の荷台16上に後あおり板30や横あおり板36を利用して縦支柱32や横支柱38を固定し、任意の場所に一枚または複数枚の看板ユニット18を積み重ねて設置支持することができる。
横支柱38の一端52をクランプ側自在継手50を介して横クランプ40に連結し、横支柱38の他端56をを介して看板ユニット18に連結したので、看板ユニット18の高さや位置を自由に選定して容易に確実に支持固定することができる。
看板ユニット18の背面42に支柱連結器48や看板側自在継手54を着脱可能に固定したので、予め不要な部品を除外して現場に搬入でき、軽量化とともに安全も図れる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は本発明の組立て看板12の実施例で、トラック14の荷台16の上に組み立てたところを示す斜視図である。
図2は看板ユニット18の内部構造例を示すブロック図である。
図3は積み重ねられた2枚の看板ユニット18の裏面42とこれらを支える縦支柱32や縦クランプ34の斜視図である。
図4は横支柱38を連結する横クランプ40周辺の構造を示す斜視図である。
図5はトラック14の荷台16上での、組立て看板12の配置例を示す平面図である。(a)は看板ユニット18をトラック14の前方側面に配置し
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ハルコン
除雪機
22日前
株式会社ハルコン
除雪機
13日前
有限会社アステ
組立て看板
2日前
戸田建設株式会社
足場の制振装置
1か月前
個人
倉庫出入口ガード機構
20日前
フジイコーポレーション株式会社
除雪機
20日前
株式会社ライトボーイ
注意喚起装置
21日前
株式会社大林組
歩道橋
1か月前
個人
人工芝充填剤製造装置
1か月前
カナデビア株式会社
浮体構造体
23日前
株式会社京都スペーサー
仮設通路
23日前
保線機器整備株式会社
ハンドタイタンパ
13日前
株式会社英知
固化剤及び固化剤の製造方法
13日前
大崎工業株式会社
視覚障害者用案内具
17日前
清水建設株式会社
床版取替え方法
21日前
ヒロセ株式会社
仮桟橋の構築方法
16日前
個人
排水スラブ
14日前
株式会社フタミ
表面処理システム及び表面処理方法
1か月前
住友建機株式会社
アスファルトフィニッシャ
10日前
株式会社日保
ロードコーン
24日前
保線機器整備株式会社
2頭式レールフロー削正装置
23日前
世紀東急工業株式会社
締固め車両
21日前
株式会社イノアック住環境
橋梁の製造方法及び橋梁
17日前
松本油脂製薬株式会社
アスファルト乳剤の分解剤組成物及びその利用
28日前
鹿島建設株式会社
橋梁上部構造の支持装置
17日前
株式会社NIPPO
目地切り装置及び目地切り方法
17日前
松岡コンクリート工業株式会社
基礎ブロックの連結構造。
6日前
株式会社大林組
路盤の施工方法及び路盤
2日前
日鉄神鋼建材株式会社
土砂災害防止工法
7日前
清水建設株式会社
構造体移動装置および構造体移動方法
16日前
株式会社フタミ
斫り装置及び斫り方法並びにそれに用いられるカバー
8日前
墨東化成工業株式会社
舗装用混合物およびその製造方法
1か月前
ユニオン建設株式会社
砕石整理器具
17日前
株式会社NIPPO
斜面施工システム及び斜面施工方法
17日前
株式会社NIPPO
アスファルトクッカ
6日前
株式会社トップ
ロードコーン用補助部材およびロードコーン用移動方法
23日前
続きを見る