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公開番号2025089536
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025054469,2023195056
出願日2025-03-27,2017-03-10
発明の名称プリント装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 11/42 20060101AFI20250605BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】装着されたロールの自動給紙をより確実に行う。
【解決手段】制御部は、第1保持部で保持されたロールからシートを供給している状態から第2保持部で保持されたロールからシートを供給している状態に切り換える。切り換える場合、制御部は、第1保持部で保持されたロールに供給していたシートを巻き戻す。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートが巻回されたロールを、シートを供給する第1方向と前記第1方向と逆の第2方向とに回転可能に保持する第1保持部と、
前記第1保持部で保持されたロールのシートの端部を検出する第1センサと、
シートが巻回されたロールを、前記第1方向と前記第2方向とに回転可能に保持する第2保持部と、
前記第2保持部で保持されたロールのシートの端部を検出する第2センサと、
前記第1保持部にロールがセットされた場合にロールを前記第2方向に回転してロールのシートの端部を前記第1センサで検出した後に、ロールの回転方向を前記第2方向から前記第1方向に変えて第1供給口に初めてシートを挿入する制御である第1自動給紙と、前記第2保持部にロールがセットされた場合にロールを前記第2方向に回転してロールのシートの端部を前記第2センサで検出した後に、ロールの回転方向を前記第2方向から前記第1方向に変えて第2供給口に初めてシートを挿入する制御である第2自動給紙とを実行する制御部と、を備えるプリント装置であって、
前記制御部は、前記第1保持部で保持されたロールからシートが供給されている状態から前記第2保持部で保持されたロールから前記第2自動給紙によりシートを供給する状態に切り換え、前記第2自動給紙によりシートを供給する状態に切り換える場合、供給していたシートを前記第1保持部で保持されたロールに巻き戻すことを特徴とするプリント装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、連続シートが巻かれたロールからシートを引き出して供給するプリント装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、装着されたロールのシート先端を検出しして自動給紙することができるプリント装置が開示されている。この装置では、ロールを供給方向とは反対の巻取り方向に回転させながらそのシート先端を光学センサで検出し、検出が完了するとロールを供給方向に回転させ、ロールからシート剥離して分離されたシートを装置内に給送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-37557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、ロールのシート先端を正常に検出できたとしても、その後の給送動作において、シートの先端が正常な給送経路に進行せず、紙詰まりジャムなどの搬送不良が発生する場合がある。特許文献1はこのような課題に対してなんら解決手段を開示していない。
【0005】
本発明の目的は、装着されたロールの自動給紙をより確実に行うことが可能なプリント装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのために本発明は、シートが巻回されたロールを、シートを供給する第1方向と前記第1方向と逆の第2方向とに回転可能に保持する第1保持部と、前記第1保持部で保持されたロールのシートの端部を検出する第1センサと、シートが巻回されたロールを、前記第1方向と前記第2方向とに回転可能に保持する第2保持部と、前記第2保持部で保持されたロールのシートの端部を検出する第2センサと、前記第1保持部にロールがセットされた場合にロールを前記第2方向に回転してロールのシートの端部を前記第1センサで検出した後に、ロールの回転方向を前記第2方向から前記第1方向に変えて第1供給口に初めてシートを挿入する制御である第1自動給紙と、前記第2保持部にロールがセットされた場合にロールを前記第2方向に回転してロールのシートの端部を前記第2センサで検出した後に、ロールの回転方向を前記第2方向から前記第1方向に変えて第2供給口に初めてシートを挿入する制御である第2自動給紙とを実行する制御部と、を備えるプリント装置であって、前記制御部は、前記第1保持部で保持されたロールからシートが供給されている状態から前記第2保持部で保持されたロールから前記第2自動給紙によりシートを供給する状態に切り換え、前記第2自動給紙によりシートを供給する状態に切り換える場合、供給していたシートを前記第1保持部で保持されたロールに巻き戻すことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、装着されたロールの自動給紙をより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態におけるプリント装置の斜視図である。
プリント装置におけるシートの搬送経路の説明図である。
シート供給装置の説明図である。
ロール外径が小さいときのシート供給装置の説明図である。
プリント装置の制御系を説明するためのブロック図である。
シートの供給準備動作を説明するためのフローチャートである。
センサユニットの詳細図である。
給送時におけるシートの様々な給送状態を示す図である。
給送状態に対応するセンサユニットの出力値を示す図である。
シート先端セット処理の工程を説明するためのフローチャートである。
シート先端セット処理で用いる閾値の設定方法を説明する図である。
第2の実施形態で用いる振動センサの取り付け位置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まずは、本発明の基本的な構成について説明する。
【0010】
(基本的構成)
図1から図6は、本発明の適用例としてのプリント装置の基本的な構成の説明図である。本例のプリント装置は、プリント媒体としてのシートを供給するためのシート供給装置と、そのシートに画像をプリントするプリント部と、を含むインクジェットプリント装置である。尚、説明のために図中に示すように座標軸を設定する。すなわち、ロールRのシート幅方向をX軸方向、後述するプリント部400においてシートが搬送される方向をY軸方向、重力方向をZ軸方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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