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公開番号2025090275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205415
出願日2023-12-05
発明の名称制御装置及びプログラム
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20250610BHJP(車両一般)
要約【課題】映像酔いを生じにくくすることができる制御装置及びプログラムを提供すること。
【解決手段】実施形態の制御装置は、推定部、取得部及び決定部を備える。推定部は、車両の車室内の人の顔の位置を推定する。取得部は、前記車両に設置された、画像を表示する表示装置によって表示される画像の位置を取得する。決定部は、前記顔の位置と前記画像の位置との距離に応じて前記画像の表示サイズを決定する。決定部は、前記距離が短いほど前記表示サイズを小さくしても良い。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
車両の車室内の人の顔の位置を推定する推定部と、
前記車両に設置された、画像を表示する表示装置によって表示される画像の位置を取得する取得部と、
前記顔の位置と前記画像の位置との距離に応じて前記画像の表示サイズを決定する決定部と、を備える制御装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記決定部は、前記距離が短いほど前記表示サイズを小さくする、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記画像の位置は、前記画像の中心である、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記顔の向きを推定し、
前記決定部は、前記顔の向きに応じて前記画像の表示位置を決定する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
車両の車室内の人が映像酔いしていること及び嘔吐したことの少なくともいずれかを判定する判定部と、
前記人が映像酔いをしている又は嘔吐した場合、画像を表示する表示装置を制御して、前記画像の表示サイズを小さくする、又は表示を終了させる制御部と、を備える制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記人が映像酔いをしている場合、前記車両の窓を開き、前記人の映像酔いが所定以上に継続している場合、前記画像の表示サイズを小さくする、又は表示を終了させる、請求項5に記載の制御装置。
【請求項7】
制御装置が備えるプロセッサーを、
車両の車室内の人の顔の位置を推定する推定部と、
前記車両に設置された、画像を表示する表示装置によって表示される画像の位置を取得する取得部と、
前記顔の位置と前記画像の位置との距離に応じて前記画像の投影サイズを決定する決定部と、して機能させるプログラム。
【請求項8】
制御装置が備えるプロセッサーを、
車両の車室内の人が映像酔いしていること又は嘔吐したことを判定する判定部と、
前記人が映像酔いをしている又は嘔吐した場合、画像を表示する表示装置を制御して、前記画像の表示サイズを小さくする、又は表示を終了させる制御部と、して機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両に乗車している人が休憩時等に映像を視聴するニーズがある。このために、車両は、液晶ディスプレイを備える場合がある。しかし、車室内は、液晶ディスプレイなどを設置する場所が限られている。このため、車室内で大画面を表示するためにはプロジェクターを用いることが望ましい。
【0003】
例えば、特許文献1は、カメラの撮影画像から検出した観視者の人数に応じて、移動型プロジェクション装置が画像を投影する場所の高さ位置を制御する技術を開示している。なお、特許文献1のプロジェクション装置は、車両向けのプロジェクターではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-174048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
プロジェクターは、車室内で視聴する場合は視聴者の顔から画面までの距離が短く、画面の投影サイズによって、映像酔いが生じる場合がある。特許文献1に記載の技術では、人数に応じて画面の高さを変更したとしても、画面の投影サイズによる映像酔いを防止することはできない。
【0006】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、映像酔いを生じにくくすることができる制御装置及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の制御装置は、推定部、取得部及び決定部を備える。推定部は、車両の車室内の人の顔の位置を推定する。取得部は、前記車両に設置された、画像を表示する表示装置によって表示される画像の位置を取得する。決定部は、前記顔の位置と前記画像の位置との距離に応じて前記画像の表示サイズを決定する。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、映像酔いを生じにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る投影システム及び当該投影システムに含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図。
図1中の制御装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図1中の制御装置のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係る投影システムについて図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。また、各図面及び本明細書中において、同一の符号は同様の要素を示す。
図1は、実施形態に係る投影システム1及び投影システム1に含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図である。なお、装置の各構成要素は、内蔵であっても外付けであっても良い。投影システム1は、車両100の車室内に映像を投影するシステムである。投影システム1は、車両100の車室内の人の顔の位置を用いて、投影映像の投影サイズを決定するシステムである。投影システム1は、一例として、車両100を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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