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公開番号2025091545
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206808
出願日2023-12-07
発明の名称環境改善提案システム、及び、環境改善提案方法
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約【課題】環境認証の取得可能性を向上させる環境改善提案システム及び環境改善提案方法を提供する。
【解決手段】環境改善提案システム100は、記憶部140と、制御部110と、を備える。記憶部140は、対象空間の環境データ及び環境認証における認証項目毎の認証基準を記憶する。制御部110は、認証項目毎に、環境データが認証基準を満たすか否かを判定し、複数の認証項目についての判定結果に基づいて、環境認証を取得できるか否かを診断し、環境認証を取得できないと診断した場合、認証基準を満たさないと判定した認証項目のうち少なくとも1について、認証基準を満たすような個別改善案を生成する。制御部110はまた、複数の認証項目に対する複数の個別改善案を組み合わせて、環境認証を取得可能な全体改善案を作成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象空間における環境認証の取得可能性を診断する環境改善提案システム(100)であって、
前記対象空間の環境データ、及び、前記環境認証における認証項目毎の認証基準を記憶する記憶部(140)と、制御部(110)と、
を備え、
前記制御部は、
前記認証項目毎に、前記環境データが前記認証基準を満たすか否かを判定し、
複数の前記認証項目についての判定結果に基づいて、前記環境認証を取得できるか否かを診断し、
前記環境認証を取得できないと診断した場合、前記認証基準を満たさないと判定した前記認証項目のうち少なくとも1について、前記認証基準を満たすような個別改善案を生成し、
複数の前記認証項目に対する複数の前記個別改善案を組み合わせて、前記環境認証を取得可能な全体改善案を作成する、
環境改善提案システム。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記環境データと前記認証基準に基づいてスコアを決定し、
前記スコアを集計し、
前記判定結果と前記スコアの集計結果に基づいて前記環境認証を取得できるか否かを診断する、
請求項1に記載の環境改善提案システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記個別改善案に紐づく選定指標に基づいて、前記個別改善案を組み合わせた前記全体改善案を作成する、
請求項1に記載の環境改善提案システム。
【請求項4】
前記選定指標は、前記個別改善案のコスト及び難易度のうち少なくとも1つである、
請求項3に記載の環境改善提案システム。
【請求項5】
前記選定指標は、前記認証項目についての前記環境データに基づいて算出される、
請求項3に記載の環境改善提案システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記全体改善案を掲示する、
請求項1に記載の環境改善提案システム。
【請求項7】
前記全体改善案は、前記対象空間の環境を調整するための設備の追加、又は、入れ替えの提案を含む、
請求項1に記載の環境改善提案システム。
【請求項8】
対象空間について環境認証を取得できるか否かを診断する環境改善提案方法であって、
前記対象空間の環境データ、及び、前記環境認証における認証項目毎の認証基準を記憶する第1ステップと、
前記認証項目毎に、前記環境データが前記認証基準を満たすか否かを判定する第2ステップと、
複数の前記認証項目についての判定結果に基づいて、前記環境認証を取得できるか否かを診断する第3ステップと、
前記環境認証を取得できないと診断した場合、前記認証基準を満たさないと判定した前記認証項目のうち少なくとも1について、前記認証基準を満たすような個別改善案を生成する第4ステップと、
複数の前記認証項目に対する複数の前記個別改善案を組み合わせて、前記環境認証を取得可能な全体改善案を作成する第5ステップと、
を備える、環境改善提案方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
環境改善提案システム、及び、環境改善提案方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、建築物の環境を評価するシステムがある。特許文献1(特許第7149507号公報)の空間提案システムは、設計上の空間の状態を示す空間設計データに基づいて、環境情報であるPMVの空間分布を算出する。また、算出されたPMVの空間分布に基づいて、設計上の空間内の環境が環境認証の判定基準を満たすか否かを判定する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一般的に、環境認証を取得するためには複数の評価項目において認証基準を満たす必要がある。特許文献1に記載の空間提案システムは、空間設計データの修正案を提示する。しかし、実際に環境認証の申請をする前に、対象空間の環境が認証基準を満たしていないおそれがある。
【0004】
本開示では、環境認証の取得可能性を向上させる環境改善提案システム及び環境改善提案方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1観点の環境改善提案システムは、対象空間における環境認証の取得可能性を診断する。環境改善提案システムは、記憶部と、制御部と、を備える。記憶部は、対象空間の環境データ、及び、環境認証における認証項目毎の認証基準を記憶する。制御部は、認証項目毎に、環境データが認証基準を満たすか否かを判定する。制御部は、複数の認証項目についての判定結果に基づいて、環境認証を取得できるか否かを診断する。環境認証を取得できないと診断した場合、制御部は、認証基準を満たさないと判定した認証項目のうち少なくとも1について、認証基準を満たすような個別改善案を生成する。制御部は、複数の認証項目に対する複数の個別改善案を組み合わせて、環境認証を取得可能な全体改善案を作成する。
【0006】
このような構成により、環境認証を取得できるか否かを診断できる。また、環境認証を取得できないと診断された場合に、環境認証を取得可能な全体改善案を作成できる。
【0007】
第2観点の環境改善提案システムは、第1観点の環境改善提案システムであって、制御部は、環境データと認証基準に基づいてスコアを決定する。制御部は、スコアを集計する。制御部は、判定結果とスコアの集計結果に基づいて環境認証を取得できるか否かを診断する。
【0008】
このような構成により、環境認証を取得できるか否かを診断できる。
【0009】
第3観点の環境改善提案システムは、第1観点又は第2観点の環境改善提案システムであって、制御部は、個別改善案に紐づく選定指標に基づいて、個別改善案を組み合わせた全体改善案を作成する。
【0010】
このような構成により、環境認証を取得可能な全体改善案を作成できる。
(【0011】以降は省略されています)

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