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公開番号
2025092951
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208382
出願日
2023-12-11
発明の名称
原稿送り装置及びそれを備えた画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
B65H
5/06 20060101AFI20250616BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】搬送異常を生じにくくし、原稿を安定して搬送することができる原稿送り装置を提供する。
【解決手段】原稿送り装置160は、画像を読み取るための第1原稿読取位置A1及び第2原稿読取位置A2へ原稿Gを搬送する原稿搬送路Lを備えている。さらに、原稿搬送路Lは湾曲搬送路Laを含み、湾曲搬送路Laへと原稿Gを送る原稿給紙ローラ21と、湾曲搬送路Laの内側に配置された、原稿給紙ローラ21よりも直径が大きい大径搬送ローラ24と、を備え、大径搬送ローラ24による原稿搬送速度は、原稿給紙ローラ21による原稿搬送速度よりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
画像を読み取るための原稿読取位置へ原稿を搬送する原稿搬送路を備えた原稿送り装置であって、
前記原稿搬送路は湾曲搬送路を含み、
前記湾曲搬送路へと原稿を送る給紙ローラと、
前記湾曲搬送路の内側に配置された、前記給紙ローラよりも直径が大きい大径搬送ローラと、を備え、
前記大径搬送ローラによる原稿搬送速度は、前記給紙ローラによる原稿搬送速度よりも大きい、ことを特徴とする原稿送り装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された原稿送り装置であって、
前記大径搬送ローラと圧接して従動回転する単一の従動ローラを備え、
前記原稿読取位置は、前記大径搬送ローラの下流側に配置され、
前記従動ローラは、前記原稿搬送路において前記大径搬送ローラの上流側に配置されている前記給紙ローラと前記原稿読取位置との間であって、前記給紙ローラよりも前記原稿読取位置寄りに配置されている、ことを特徴とする原稿送り装置。
【請求項3】
請求項1に記載された原稿送り装置であって、
前記大径搬送ローラの下流側に配置され、前記原稿読取位置において読み取られた前記原稿を外部に排出する排紙ローラを備え、
前記給紙ローラ、前記大径搬送ローラ及び前記排紙ローラは、同一のモータにより回転駆動する、ことを特徴とする原稿送り装置。
【請求項4】
請求項3に記載された原稿送り装置であって、
前記給紙ローラ、前記大径搬送ローラ及び前記排紙ローラのそれぞれは、前記モータと、ギアを含む伝達機構により連結されている、ことを特徴とする原稿送り装置。
【請求項5】
請求項2に記載された原稿送り装置であって、
前記原稿搬送路において、前記給紙ローラと前記従動ローラとの間には、前記大径搬送ローラ以外の搬送ローラが配置されていない、ことを特徴とする原稿送り装置。
【請求項6】
請求項2に記載された原稿送り装置であって、
前記従動ローラは、前記大径搬送ローラの回転軸を含む水平面よりも下側に配置されている、ことを特徴とする原稿送り装置。
【請求項7】
請求項2に記載された原稿送り装置であって、
前記大径搬送ローラの下流側に配置され、前記原稿読取位置において読み取られた前記原稿を外部に排出する排紙ローラを備え、
前記原稿読取位置は、前記原稿の一面側を読み取る位置である第1原稿読取位置、及び、前記原稿の他面側を読み取る位置であり、前記第1原稿読取位置よりも前記原稿搬送路の下流側に位置する第2原稿読取位置からなり、
前記第2原稿読取位置は、前記第1原稿読取位置よりも前記排紙ローラ寄りにある、ことを特徴とする原稿送り装置。
【請求項8】
請求項3に記載された原稿送り装置であって、
原稿送り動作中には、エラー発生時を除いて前記モータは停止することがない、ことを特徴とする原稿送り装置。
【請求項9】
請求項2に記載された原稿送り装置であって、
前記大径搬送ローラの下流側に配置され、前記原稿読取位置において読み取られた前記原稿を外部に排出する排紙ローラを備え、
前記従動ローラと前記排紙ローラとの間には、前記原稿を搬送するためのローラは設けられていない、ことを特徴とする原稿送り装置。
【請求項10】
請求項1から請求項9までの何れか1つに記載の原稿送り装置を備えた、ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、湾曲した搬送路にて原稿の搬送を行う原稿送り装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ、複合機等の画像形成装置は、原稿を搬送して原稿の表面や裏面を読み取る原稿送り装置を備えている。原稿送り装置は、原稿載置トレイに載置された1枚又は複数枚の原稿を1枚ずつ搬送し、搬送している途中で原稿を読取部において読み取る。原稿を読み取ることにより、読み取られた原稿上に形成された画像等の画像データが生成される。
【0003】
このようにして、画像形成装置において、1枚又は複数枚の原稿について順番に、コピー、ファックス送信、スキャン等が行われる。しかし、原稿送り装置において、原稿を搬送する際に、搬送が不安定となり、原稿が斜めになった状態で搬送されたり、搬送ジャムが生じたりする等の不具合が生じるとの問題があった。特に、湾曲した搬送路有する原稿送り装置においては、このような不具合が生じやすいとの問題があった。
【0004】
そのため、このような不具合を防ぐための技術が種々提案されている。例えば、特許文献1に開示されている用紙搬送装置は、用紙搬送路にガイド部材が設けられ、このガイド部材の両端部を装置のフレームにビス止めする際、ビス締め付け時の応力により、ガイド部材の中間部が紙パス面とは反対方向に強制変形され、供給トレイと排出トレイの間に配置された湾曲した用紙搬送路に用紙を案内する構成である。特許文献1に開示された用紙搬送装置によると、ガイド部材の両端部を装置のフレームにビス止めする際、ビス締め付け時の応力により、ガイド部材の中間部が紙パス面とは反対方向に強制変形されることから、ガイドの上流側端部が突出したりすることを防止でき、用紙搬送路内での用紙のジャムが発生することを防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-122471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、画像形成装置において、原稿(用紙)を搬送する際に、原稿が斜めになった状態で搬送されたり、搬送ジャムが生じたりする等の不具合を防止するための原稿送り装置(用紙搬送装置)は、種々提案されているが、より安定して原稿(用紙)を搬送することができる原稿送り装置が求められている。
【0007】
本開示は、上述の事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、搬送異常を生じにくくし、原稿を安定して搬送することができる原稿送り装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る原稿送り装置は、画像を読み取るための原稿読取位置へ原稿を搬送する原稿搬送路を備えた原稿送り装置であって、前記原稿搬送路は湾曲搬送路を含み、前記湾曲搬送路へと原稿を送る給紙ローラと、前記湾曲搬送路の内側に配置された、前記給紙ローラよりも直径が大きい大径搬送ローラと、を備え、前記大径搬送ローラによる原稿搬送速度は、前記給紙ローラによる原稿搬送速度よりも大きい、ことを特徴とする。
【0009】
これにより、原稿搬送時の紙間距離を十分にとることができるうえ、安定した原稿搬送を行うことができる。したがって、原稿が斜めになった状態で搬送されたり、搬送ジャムが生じたりする等の不具合を抑制し、搬送異常を生じにくくし、原稿を安定して搬送することができる。
【0010】
また、上述の原稿送り装置において、前記大径搬送ローラと圧接して従動回転する単一の従動ローラを備え、前記原稿読取位置は、前記大径搬送ローラの下流側に配置され、前記従動ローラは、前記原稿搬送路において前記大径搬送ローラの上流側に配置されている前記給紙ローラと前記原稿読取位置との間であって、前記給紙ローラよりも前記原稿読取位置寄りに配置されていることとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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