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公開番号
2025093139
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208690
出願日
2023-12-11
発明の名称
画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250616BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】印刷再開までの時間を短縮する。
【解決手段】搬送路に設けられ、媒体に現像剤像を形成する画像形成部と、搬送路における前記画像形成部よりも媒体搬送方向下流側に設けられ、前記現像剤像を前記媒体に定着させる定着部と、前記定着部のウォームアップを制御する制御部と、ジャムが発生したときに当該ジャムの原因となったジャム媒体とは別に前記搬送路に残留している残留媒体の残留位置を特定する媒体検出部とを備え、前記制御部は、前記ジャム媒体の除去後に前記残留媒体を排出する排出動作を行うようになっていて、さらに当該排出動作の前に、前記残留媒体の残留位置に基づいて、前記定着部のウォームアップを行うか否か判定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を搬送路に沿って搬送する搬送部と、
前記搬送路に設けられ、前記媒体に現像剤像を形成する画像形成部と、
前記搬送路における前記画像形成部よりも媒体搬送方向下流側に設けられ、前記現像剤像を前記媒体に定着させる定着部と、
前記定着部のウォームアップを制御する制御部と、
前記媒体に前記現像剤像を形成して定着させる印刷時に前記搬送路上でジャムが発生したときに当該ジャムの原因となったジャム媒体とは別に前記搬送路に残留している残留媒体の残留位置を特定する媒体検出部と
を備え、
前記制御部は、
前記ジャム媒体の除去後に前記搬送部により前記残留媒体を排出する排出動作を行うようになっていて、さらに当該排出動作の前に、前記媒体検出部により特定された前記残留媒体の残留位置に基づいて、前記定着部のウォームアップを行うか否か判定する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記搬送路は、
前記画像形成部と前記定着部とが配置された主搬送路と、
前記主搬送路における前記定着部よりも媒体搬送方向下流側の第1の地点と、前記主搬送路における前記画像形成部よりも媒体搬送方向上流側の第2の地点とを繋ぎ、前記定着部を通過した前記媒体を裏返して前記画像形成部の媒体搬送方向上流側に戻す為の両面印刷用の副搬送路とで構成され、
前記制御部は、
前記残留媒体の残留位置が前記副搬送路内である場合に、前記定着部のウォームアップを行わないと判定し、前記定着部のウォームアップを行わずに前記排出動作を行うことにより、前記副搬送路内に残留している前記残留媒体を前記副搬送路から前記主搬送路へと搬送して当該主搬送路から外部へと排出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記主搬送路における前記定着部と前記第1の地点との間に位置する第1の媒体検出部と、
前記主搬送路における前記第2の地点と前記画像形成部との間に位置する第2の媒体検出部をさらに備え、
前記媒体検出部は、
前記第1の媒体検出部と前記第2の媒体検出部の検出結果に基づいて、前記残留媒体の残留位置が前記副搬送路内であることを特定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記定着部のウォームアップを行わずに、ジャム発生前の印刷時よりも速い搬送速度で前記残留媒体を搬送して排出する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記主搬送路における前記第2の媒体検出部と前記画像形成部との間に位置する第3の媒体検出部をさらに備え、
前記媒体検出部は、
前記第1の媒体検出部と前記第3の媒体検出部の検出結果に基づいて、前記残留媒体の残留位置が前記主搬送路における前記第1の媒体検出部と前記第3の媒体検出部との間であることを特定し、
前記制御部は、
前記残留媒体の残留位置が前記主搬送路における前記第1の媒体検出部と前記第3の媒体検出部との間である場合に、前記定着部のウォームアップを行うと判定し、前記定着部のウォームアップを行ってから前記排出動作を行うことにより、前記残留媒体を前記主搬送路から外部へと排出する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御部は、
ジャム発生前の印刷時と同じ設定温度となるように前記定着部のウォームアップを行ってから、ジャム発生前の印刷時と同じ搬送速度で前記残留媒体を搬送して排出する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記主搬送路における前記第1の媒体検出部と前記第3の媒体検出部との間に他の媒体検出部は設けられてなく、前記第1の媒体検出部と前記第3の媒体検出部との間隔は、前記媒体の搬送方向の長さよりも長い
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記主搬送路における前記第2の媒体検出部よりも媒体搬送方向上流側と、前記副搬送路には媒体検出部が設けられていない
ことを特徴とする請求項5又は7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記残留媒体の残留位置が前記副搬送路内である場合に、前記定着部のウォームアップを行わずに前記排出動作を開始し、その後、所定時間内に前記第2の媒体検出部が媒体を検出しなかった場合には、前記排出動作を終了する
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記残留媒体の残留位置が前記主搬送路における前記第1の媒体検出部と前記第3の媒体検出部との間である場合に、前記定着部のウォームアップを行ってから前記排出動作を開始し、その後、所定時間内に、前記第1の媒体検出部が媒体を検出しなかった場合には、前記排出動作を終了する
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、例えば複数ページを印刷する場合に、搬送路に沿って複数枚の媒体(例えば印刷用紙)を間隔を空けて搬送しながら各媒体に順に画像を形成していき、その後、定着器によって各媒体に画像を定着させてから排出するようになっている。従来の画像形成装置では、このような印刷の途中でジャム(紙詰まり)を検出すると、一旦印刷を中断する。そして、ジャムの原因となった媒体(以下、ジャム媒体と呼ぶ)以外の搬送路上に残留している媒体(以下、残留媒体と呼ぶ)のうち、排出可能な残留媒体を自動で排出し、その後、ジャム媒体と排出できなかった残留媒体とをユーザに除去させてから印刷再開するようになっていた(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-052125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の画像形成装置では、ジャム発生時に、画像が形成されたもののまだ定着されていない媒体が残留媒体として残留している可能性がある為、当該残留媒体を自動排出する前に定着器のウォームアップを行う必要があり、ジャム発生時に印刷再開までの時間が長くなってしまうという問題を有していた。
【0005】
本発明は以上の点を考慮したものであり、印刷再開までの時間を短縮し得る画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、媒体を搬送路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送路に設けられ、前記媒体に現像剤像を形成する画像形成部と、前記搬送路における前記画像形成部よりも媒体搬送方向下流側に設けられ、前記現像剤像を前記媒体に定着させる定着部と、前記定着部のウォームアップを制御する制御部と、前記媒体に前記現像剤像を形成して定着させる印刷時に前記搬送路上でジャムが発生したときに当該ジャムの原因となったジャム媒体とは別に前記搬送路に残留している残留媒体の残留位置を特定する媒体検出部とを備え、前記制御部は、前記ジャム媒体の除去後に前記搬送部により前記残留媒体を排出する排出動作を行うようになっていて、さらに当該排出動作の前に、前記媒体検出部により特定された前記残留媒体の残留位置に基づいて、前記定着部のウォームアップを行うか否か判定する。
【0007】
また本発明の制御方法は、媒体を搬送路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送路に設けられ、前記媒体に現像剤像を形成する画像形成部と、前記搬送路における前記画像形成部よりも媒体搬送方向下流側に設けられ、前記現像剤像を前記媒体に定着させる定着部と、前記定着部のウォームアップを制御する制御部と、前記媒体に前記現像剤像を形成して定着させる印刷時に前記搬送路上でジャムが発生したときに当該ジャムの原因となったジャム媒体とは別に前記搬送路上に残留している残留媒体の残留位置を特定する媒体検出部とを備える画像形成装置の制御方法であり、前記制御部が、前記ジャム媒体の除去後に前記搬送部により前記残留媒体を排出する排出動作を行うようになっていて、さらに当該排出動作の前に、前記媒体検出部により特定された前記残留媒体の残留位置に基づいて、前記定着部のウォームアップを行うか否か判定する。
【0008】
このように、ジャム発生時の残留媒体の残留位置に基づいて、定着部のウォームアップを行うか否かを判断するようにしたことにより、例えば、残留媒体の残留位置が現像剤定着後となる位置であれば、定着部のウォームアップを行わないと判断してウォームアップに要する時間を省略することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、印刷再開までの時間を短縮し得る画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施の形態による画像形成装置の機構部の構成を示す図である。
第1の実施の形態による画像形成装置の機能部の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態による画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
第1の実施の形態による画像形成装置の状態(1)を示す図である。
第1の実施の形態による画像形成装置の状態(2)を示す図である。
第1の実施の形態による画像形成装置の状態(3)を示す図である。
第1の実施の形態による画像形成装置の状態(4)を示す図である。
第1の実施の形態による主搬送路自動排出実行情報及び副搬送路自動排出実行情報の内容を示す表である。
第2の実施の形態による画像形成装置の機能部の構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態による画像形成装置の動作(1)を示すフローチャートである。
第2の実施の形態による画像形成装置の動作(2)を示すフローチャートである。
第2の実施の形態による画像形成装置の状態(5)を示す図である。
第2の実施の形態による画像形成装置の状態(6)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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