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公開番号
2025093558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209281
出願日
2023-12-12
発明の名称
脇見判定装置及び脇見判定方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250617BHJP(信号)
要約
【課題】車両が被牽引車を牽引している場合でもドライバが脇見状態にあると不必要に判定されてしまうことを抑制する。
【解決手段】車両100のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定装置は、ドライバの視線方向を検出する視線方向検出部331と、車両に被牽引車101が接続されているか否かを判定する牽引判定部332と、ドライバの視線方向が脇見判定条件を満たしているか否かに基づいてドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見判定部334と、車両に被牽引車が接続されているときには、車両に被牽引車が接続されていないときに比べて、脇見判定条件が緩和されるように、脇見判定条件を設定する条件設定部333と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定装置であって、
前記ドライバの視線方向を検出する視線方向検出部と、
前記車両に被牽引車が接続されているか否かを判定する牽引判定部と、
前記ドライバの視線方向が脇見判定条件を満たしているか否かに基づいて前記ドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見判定部と、
前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記車両に被牽引車が接続されていないときに比べて、前記脇見判定条件が緩和されるように、該脇見判定条件を設定する条件設定部と、
を備える、脇見判定装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記脇見判定条件は、前記ドライバの視線方向の領域に関する条件を含み、
前記条件設定部は、前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記ドライバの視線方向が前記被牽引車の像を視認するための被牽引車視認領域内である場合には前記脇見判定条件を満たさないものとなるように、前記脇見判定条件を設定する、請求項1に記載の脇見判定装置。
【請求項3】
前記脇見判定条件は、前記ドライバの視線方向の領域及び各領域を見ていた継続時間に関する条件を含み、
前記条件設定部は、前記ドライバの視線方向が前記被牽引車の像を視認するための被牽引車視認領域内である場合には、前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記被牽引車が接続されていないときに比べて、長い継続時間で前記脇見判定条件が満たされることになるように、該脇見判定条件を設定する、請求項1に記載の脇見判定装置。
【請求項4】
前記ドライバが脇見状態であると判定されたときにドライバに通知を行う通知部を更に備え、
前記通知部は、前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記ドライバの視線方向が前記被牽引車の像を視認するための被牽引車視認領域内である場合、前記車両に被牽引車が接続されていないときとは異なる態様でドライバへの通知を行う、請求項3に記載の脇見判定装置。
【請求項5】
車両のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定方法であって、
前記ドライバの視線方向を検出することと、
前記車両に被牽引車が接続されているか否かを判定することと、
前記ドライバの視線方向が脇見判定条件を満たしているか否かに基づいて前記ドライバが脇見状態であるか否かを判定することと、
前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記車両に被牽引車が接続されていないときに比べて、前記脇見判定条件が緩和されるように、該脇見判定条件を設定することと、
を含む、脇見判定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、脇見判定装置及び脇見判定方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ドライバの視線方向を検知すると共に、検知した視線方向に基づいて、ドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見判定装置が知られている(特許文献1など)。特に特許文献1に記載の脇見判定装置では、車両の直進時において、ドライバの視線方向が、両サイドミラー、バックミラー、マルチメディアディスプレイ及びメータパネルの方向である場合には、ドライバが脇見をしていると判定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-108784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両が被牽引車を牽引している場合には、ドライバは、被牽引車の状態を確認するため、或る程度の頻度で、サイドミラー又はバックミラーなどを介して、被牽引車の様子を確認することになる。この結果、車両が被牽引車を牽引している場合には、ドライバが脇見状態にあると判定される頻度が不必要に高くなってしまう可能性がある。
【0005】
上記課題に鑑みて、本開示の目的は、車両が被牽引車を牽引している場合でもドライバが脇見状態にあると不必要に判定されてしまうことを抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0007】
(1)車両のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定装置であって、
前記ドライバの視線方向を検出する視線方向検出部と、
前記車両に被牽引車が接続されているか否かを判定する牽引判定部と、
前記ドライバの視線方向が脇見判定条件を満たしているか否かに基づいて前記ドライバが脇見状態であるか否かを判定する脇見判定部と、
前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記車両に被牽引車が接続されていないときに比べて、前記脇見判定条件が緩和されるように、該脇見判定条件を設定する条件設定部と、を備える、脇見判定装置。
(2)前記脇見判定条件は、前記ドライバの視線方向の領域に関する条件を含み、
前記条件設定部は、前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記ドライバの視線方向が前記被牽引車の像を視認するための被牽引車視認領域内である場合には前記脇見判定条件を満たさないものとなるように、前記脇見判定条件を設定する、上記(1)に記載の脇見判定装置。
(3)前記脇見判定条件は、前記ドライバの視線方向の領域及び各領域を見ていた継続時間に関する条件を含み、前記条件設定部は、前記ドライバの視線方向が前記被牽引車の像を視認するための被牽引車視認領域内である場合には、前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記被牽引車が接続されていないときに比べて、長い継続時間で前記脇見判定条件が満たされることになるように、該脇見判定条件を設定する、上記(1)に記載の脇見判定装置。
(4)前記ドライバが脇見状態であると判定されたときにドライバに通知を行う通知部を更に備え、
前記通知部は、前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記ドライバの視線方向が前記被牽引車の像を視認するための被牽引車視認領域内である場合、前記車両に被牽引車が接続されていないときとは異なる態様でドライバへの通知を行う、上記(3)に記載の脇見判定装置。
(5)車両のドライバが脇見をしているか否かを判定する脇見判定方法であって、
前記ドライバの視線方向を検出することと、
前記車両に被牽引車が接続されているか否かを判定することと、
前記ドライバの視線方向が脇見判定条件を満たしているか否かに基づいて前記ドライバが脇見状態であるか否かを判定することと、
前記車両に被牽引車が接続されているときには、前記車両に被牽引車が接続されていないときに比べて、前記脇見判定条件が緩和されるように、該脇見判定条件を設定することと、
を含む、脇見判定方法。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両が被牽引車を牽引している場合にドライバが脇見状態にあると不必要に判定されてしまうことが抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、車両及び被牽引車を示す概略図である
図2は、ドライバモニタシステムの構成を概略的に示すブロック図である。
図3は、ECUのプロセッサの機能ブロック図である。
図4は、ドライバが運転中に脇見状態と判定される領域を説明するための図である。
図5は、脇見判定条件を設定する条件設定処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、脇見判定を行う脇見判定処理の流れを示すフローチャートである。
図7は、脇見判定を行う脇見判定処理の流れを示す、図6と同様なフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
(【0011】以降は省略されています)
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