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公開番号
2025093736
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209567
出願日
2023-12-12
発明の名称
蓋開閉装置
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類
B67B
7/12 20060101AFI20250617BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】容易に缶の蓋を開閉することが可能な蓋開閉装置を提供すること。
【解決手段】蓋開閉装置1は、18リットル缶100の蓋120を開閉する蓋開閉装置であって、本体部11と、押圧部41と、を備える。本体部11は、第1面21と、凹部23と、当接部24と、開口部30と、を有する。第1面21は、蓋120の開閉時に18リットル缶100に対向する。凹部23は、第1面21に形成され、蓋120が嵌る。当接部24は、凹部23の内側に配置され、蓋120の上面121の縁部124に当接可能である。開口部30は、当接部24に蓋120の縁部124が当接した状態において蓋120の縁部124よりも内側の内側部分125に対向する。第1面21から当接部24までの深さd1は、蓋の厚みd2よりも浅い。押圧部41は、本体部11に移動可能に配置され、開口部30を介して凹部23に嵌った蓋120の中央部123を押圧可能である。
【選択図】図6A
特許請求の範囲
【請求項1】
缶の蓋を開閉する蓋開閉装置であって、
前記蓋の開閉時に前記缶に対向する第1面と、前記第1面に形成され前記蓋が嵌る凹部と、前記凹部の側面に配置され、前記蓋の上面の縁部に当接可能な当接部と、前記当接部に前記蓋の前記縁部が当接した状態において前記蓋の上面のうち前記縁部より内側の部分に対向する開口部と、有し、前記第1面から前記当接部までの深さは、前記蓋の厚みよりも浅い、本体部と、
前記本体部に移動可能に配置され、前記開口部を介して前記凹部に嵌った前記蓋の中央部を押圧可能な押圧部と、を備えた、
蓋開閉装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記本体部は、
前記第1面に対向する第2面と、
前記第2面から前記凹部まで形成され、前記開口部に対向する貫通孔と、を有し、
前記押圧部は、前記貫通孔に配置されている、
請求項1に記載の蓋開閉装置。
【請求項3】
前記押圧部を前記第2面側に向けて付勢する第1付勢部材と、
前記押圧部に配置され、前記蓋を前記凹部に保持する保持部と、を更に備えた、
請求項2に記載の蓋開閉装置。
【請求項4】
前記本体部を支持するように前記第1面から突出した複数の支持体と、
各々の前記支持体を前記第1面から突出する方向に付勢する第2付勢部材と、を更に備えた、
請求項3に記載の蓋開閉装置。
【請求項5】
前記第1付勢部材による弾性力は、複数の前記第2付勢部材による弾性力より小さい、
請求項4に記載の蓋開閉装置。
【請求項6】
前記本体部に内蔵され、前記第1面に配置された開口から突出可能な針部材と、
前記押圧部に固定され、前記針部材を前記開口から押し出し可能な針作動部と、を備え、
前記針作動部は、前記押圧部の回転によって、前記針部材を押出可能な押出可能位置と、前記針部材を押し出せない押出不可位置との間を移動し、
前記針作動部が前記押出可能位置に配置されている状態において、前記押圧部を前記第1面側に向けて移動させると前記針作動部が前記第1面側に移動して前記針部材を前記開口から押し出す、
請求項1に記載の蓋開閉装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
建設業界、化学業界、および食品業界等において、内容液の保管および運搬のため、並びに内用液の使用の際の容器として、18リットル缶が用いられている。
【0003】
一度に多量の内容液を使用する場合には、缶の切開用具を用いて、18リットル缶の上面を切り開き、内容液を別容器に移し替えている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、このように上面を切り開いた場合、缶の内容液を一度に使い切る必要がある。そのため、缶の内容液を複数回に分けて使用する場合、缶の蓋を手で開閉している。蓋の中央部を指で押して蓋を反らすことによって、蓋が開けられる。また、蓋の反りを手で戻してから、缶本体の開口の縁に蓋を押し込むことによって、蓋が閉じられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-222282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、蓋を開けるために指で蓋を押すとき、および蓋を閉めるために反りを戻すときには、相当な力をかける必要があった。
【0007】
本開示は、容易に缶の蓋を開閉することが可能な蓋開閉装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の開示に係る蓋開閉装置は、缶の蓋を開閉する蓋開閉装置であって、本体部と、押圧部と、を備える。本体部は、第1面と、凹部と、当接部と、開口部と、を有する。第1面は、蓋の開閉時に缶に対向する。凹部は、第1面に形成され蓋が嵌る。当接部は、凹部の内側に配置され、蓋の上面の縁部に当接可能である。開口部は、当接部に蓋の縁部が当接した状態において蓋の上面のうち縁部よりも内側の部分に対向する。第1面から当接部までの深さは、蓋の厚みよりも浅い。押圧部は、本体部に移動可能に配置され、開口部を介して凹部に嵌った蓋の中央部を押圧可能である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、容易に缶の蓋を開閉することが可能な蓋開閉装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置の外観および18リットル缶の一部を示す斜視図である。
(a)18リットル缶の蓋の側面図、(b)18リットル缶の蓋の平面図である。
(a)開ける際の動作をするための蓋および缶本体の側面図、(b)閉める際の動作を説明するための蓋および缶本体の側面図である。
(a)本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置の構成を示す上面図、(b)本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置の構成を示す底面図である。
本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置における本体部11のうち手前側の半分を透過させ、内部構成を示した斜視図である。
図2(a)のEE´間の断面図である。
図6Aの凹部に蓋を配置した状態を示す部分拡大図である。
図6AのFF´間の位置における蓋開閉装置の断面図である。
図7Aの状態から押出部が左回転した状態を示す図である。
本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置の針部材が押し出されて缶本体に穿刺している状態を示す図である。
本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置を用いて蓋を開ける動作を説明するための側断面図である。
本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置を用いて蓋を開ける動作を説明するための側断面図である。
本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置が蓋を保持している状態を示す側断面図である。
本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置を用いて蓋を閉じる動作を説明するための側断面図である。
本開示にかかる実施形態の蓋開閉装置を用いて蓋を閉じる動作を説明するための側断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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