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公開番号2025094440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023209975
出願日2023-12-13
発明の名称光コネクタ
出願人本多通信工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G02B 6/36 20060101AFI20250618BHJP(光学)
要約【課題】光集積回路へ光ファイバを容易、かつ、着脱可能に取り付け可能な光コネクタを提供すること。
【解決手段】光集積回路3と、光ファイバ40と、を接続するための光コネクタ5であって、光ファイバ40に取り付けられるプラグ部材7と、光集積回路3上に配置され、プラグ部材7と接続されることにより光集積回路3と光ファイバ40との間で光Lを伝達するレセプタクル部材6と、プラグ部材7およびレセプタクル部材6が接続された状態を保持するロック状態と、プラグ部材7およびレセプタクル部材6が着脱可能なロック解除状態と、を切り替えるロック機構9と、を有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
光集積回路と、光ファイバと、を接続するための光コネクタであって、
前記光ファイバに取り付けられるプラグ部材と、
前記光集積回路上に配置され、前記プラグ部材と接続されることにより前記光集積回路と前記光ファイバとの間で光を伝達するレセプタクル部材と、
前記プラグ部材および前記レセプタクル部材が接続された状態を保持するロック状態と、前記プラグ部材および前記レセプタクル部材が着脱可能なロック解除状態と、を切り替えるロック機構と、を有することを特徴とする光コネクタ。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記レセプタクル部材は、
前記光ファイバと対向する第1コリメータレンズと、
前記光集積回路と対向する第2コリメータレンズと、を有し、
前記光は、前記第1コリメータレンズと前記第2コリメータレンズとの間の光路を通過する請求項1に記載の光コネクタ。
【請求項3】
前記第1コリメータレンズと前記光ファイバとは、離間しており、
前記第2コリメータレンズと前記光集積回路とは、離間している請求項2に記載の光コネクタ。
【請求項4】
前記プラグ部材は、前記第1コリメータレンズと前記光ファイバの先端面との間に位置するレンズを有する請求項2に記載の光コネクタ。
【請求項5】
前記レセプタクル部材は、前記光路中に設けられ、前記光路の向きを変更する光反射面を有する請求項2に記載の光コネクタ。
【請求項6】
前記レセプタクル部材は、前記光路中に空気層を有し、
前記光は、前記空気層を通過する請求項2に記載の光コネクタ。
【請求項7】
前記レセプタクル部材および前記プラグ部材に嵌合するピンを備え、前記レセプタクル部材と前記プラグ部材とを位置決めする位置決め機構を有する請求項1に記載の光コネクタ。
【請求項8】
前記レセプタクル部材は、前記プラグ部材と対向する面に設けられ、前記ピンが嵌合する第1嵌合孔を有し、
前記プラグ部材は、前記レセプタクル部材と対向する面に設けられ、前記ピンが嵌合する第2嵌合孔を有する請求項7に記載の光コネクタ。
【請求項9】
前記ピンは、前記第1嵌合孔に嵌合した状態で前記レセプタクル部材に固定されている請求項8に記載の光コネクタ。
【請求項10】
前記ロック機構は、前記レセプタクル部材に回転可能に連結されたロック部材を有し、
前記レセプタクル部材と前記プラグ部材とが接続された状態において、前記ロック部材を前記プラグ部材に係合させることにより前記ロック状態とする請求項1に記載の光コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、光コネクタに関し、より具体的には、光ファイバに取り付けられるプラグ部材と、光集積回路に取り付け可能、かつ、プラグ部材と接続可能に構成されたレセプタクル部材と、を含む光コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年のインターネット通信の高速度化および演算デバイスの演算能力向上に伴い、演算デバイス間の通信データトラフィック量は、増加する一方である。演算デバイス間の通信データトラフィック量の増大に伴い、伝送デバイスの高速化および大容量化が求められている。高速かつ大容量の伝送デバイスにおいては、光ファイバを用いた光ファイバ通信が用いられている。光ファイバ通信を可能とするため、光信号と電気信号を変換する光電変換素子に対して、多数の光ファイバが接続される。光ファイバ通信の高速化および大容量化に加え、光電変換素子の低消費電力化を実現するため、多数の光ファイバを光電変換素子の直近まで敷設する研究が進められている。
【0003】
特許文献1は、光電変換素子が搭載された光集積回路に光ファイバを接続するための典型的な方法を開示している。特許文献1が開示する方法では、ガラス基板や透明エポキシ基板上のV字溝内に光ファイバを載置した後、光ファイバの端面を研磨する。その後、光ファイバと光集積回路の光導波路との間の精密な位置合わせをしながら、光ファイバを光集積回路の光導波路に接着固定することにより、光集積回路に光ファイバを接続する。
【0004】
このような方法では、光ファイバと光集積回路の対応する光導波路との間の精密な位置合わせを実行するために、専用の位置決め装置を用いる必要がある。また、光ファイバと光集積回路の光導波路との間の接続は、接着固定であることから、一度、光集積回路に光ファイバを接続すると、光ファイバを光集積回路から取り外すことができない。
【0005】
また、光集積回路は、フレキシブルプリント回路基板やリジット回路基板等の回路基板上に実装する必要がある。しかしながら、光ファイバが光集積回路に接続された状態では、光集積回路の取り扱いが困難であり、回路基板上への光集積回路の実装作業が困難となる。一方、光集積回路を回路基板上に実装した後に、光ファイバを光集積回路に接続する場合、前述の専用の位置決め装置を用いることができないため、光ファイバの光集積回路への接続作業が困難となる。そのため、光集積回路へ光ファイバを容易に、かつ、着脱可能に取り付け可能な光コネクタに対する強いニーズが存在していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開昭59-24816号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記従来の問題点を鑑みたものであり、その目的は、光集積回路へ光ファイバを容易、かつ、着脱可能に取り付け可能な光コネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような目的は、以下の(1)によって規定される本発明により達成される。
【0009】
(1) 光集積回路と、光ファイバと、を接続するための光コネクタであって、
前記光ファイバに取り付けられるプラグ部材と、
前記光集積回路上に配置され、前記プラグ部材と接続されることにより前記光集積回路と前記光ファイバとの間で光を伝達するレセプタクル部材と、
前記プラグ部材および前記レセプタクル部材が接続された状態を保持するロック状態と、前記プラグ部材および前記レセプタクル部材が着脱可能なロック解除状態と、を切り替えるロック機構と、を有することを特徴とする光コネクタ。
【発明の効果】
【0010】
本発明の光コネクタは、プラグ部材およびレセプタクル部材が接続された状態を保持するロック状態と、プラグ部材およびレセプタクル部材が着脱可能なロック解除状態と、を切り替えるロック機構を有する。そのため、本発明の光コネクタによれば、レセプタクル部材に光ファイバを容易に、かつ、着脱可能に取り付けることができる。その結果、レセプタクル部材を介して光ファイバを光集積回路に容易に、かつ、着脱可能に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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