TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025094612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210289
出願日
2023-12-13
発明の名称
管運搬車
出願人
テスコム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60P
3/00 20060101AFI20250618BHJP(車両一般)
要約
【課題】 トンネル内やトンネル内の既設管内へ新設管を搬入でき、トンネルの底面の段差を容易に上り下りでき、搬入中の新設管の横ずれを戻すことができるようにする。
【解決手段】 駆動車両と従動車両の間に連結された架台から管支持体を立ち上げてある。従動車両と架台は駆動車両の前進、後退に伴って移動する。駆動車両の走行輪及び従動車両の走行輪はトンネル内の段差を乗り越えることができるように昇降可能である。駆動車両の駆動輪も、従動車両の走行輪も強制的に向きを切り替えて、強制的に小旋回或いは大旋回させることができる。管支持体は昇降自在であり、上昇すると新設管の内面に突き当たって新設管を支持することができる。また、架台の横幅方向に往復傾倒可能であり、支持している新設管が横方向に位置ずれしても元の位置に戻すことができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
二つの車両と、両車両間に連結された架台と、架台から立ち上げた管支持体を備え、
架台は少なくとも一方の車両の移動により鋼管内に進入し、二つの車両は架台を鋼管内入れて鋼管の外に出ることができ、
管支持体は昇降可能であり且つ架台の横幅方向に往復傾倒可能であり、上昇すると鋼管をその内側から押し上げて支持することができ、降下すると鋼管から離れて支持を解放し、支持している鋼管の位置ずれ方向と反対方向に傾倒して、支持している鋼管の位置ずれを矯正することができる、
ことを特徴とする管運搬車。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
二つの車両と、両車両間に連結された架台と、架台から立ち上げた管支持体を備え、
架台は少なくとも一方の車両の移動により鋼管内に進入し、二つの車両は架台を鋼管内に入れて鋼管の外に出ることができ、
二つの車両は共に自走可能な駆動車両、又は一方が自走可能な駆動車両で他方が駆動車両の走行に伴って走行可能な従動車両であり、
駆動車両は駆動輪と走行輪を備えており、駆動輪は昇降可能であり、上昇して走行輪を地面から浮き上がらせ、降下して走行輪を接地させることができ、
従動車両は支持輪と走行輪を備えており、支持輪は昇降可能であり、上昇して走行輪を地面から浮き上がらせ、降下して走行輪を接地させることができる、
ことを特徴とする管運搬車。
【請求項3】
二つの車両と、両車両間に連結された架台と、架台から立ち上げた管支持体を備え、
架台は少なくとも一方の車両の移動により鋼管内に進入し、二つの車両は架台が鋼管内に入れて鋼管の外に出ることができ、
二つの車両は共に自走可能な駆動車両、又は一方が自走可能な駆動車両で他方が駆動車両の走行に伴って走行可能な従動車両であり、
駆動車両は駆動輪と走行輪を備えており、駆動輪は昇降可能であり、上昇して走行輪を地面から浮き上がらせ、降下して走行輪を接地させることができ、駆動輪と走行輪は連動して同方向に向きを変えることができ、
従動車両は支持輪と走行輪を備えており、支持輪は昇降可能であり、上昇して走行輪を地面から浮き上がらせ、降下して走行輪を接地させることができ、二以上の走行輪は連動して同方向に向きを変えることができる、
ことを特徴とする管運搬車。
【請求項4】
二つの車両と、両車両間に連結された架台と、架台から立ち上げた管支持体を備え、
架台は少なくとも一方の車両の移動により鋼管内に進入し、二つの車両は架台が鋼管内に入れて鋼管の外に出ることができ、
管支持体は昇降可能であり且つ架台の横幅方向に往復傾倒可能であり、上昇すると鋼管をその内側から押し上げて支持することができ、降下すると鋼管から離れて支持を解放し、支持している鋼管の位置ずれ方向と反対方向に傾倒して、支持している鋼管の位置ずれを矯正することができ、
二つの車両は共に自走可能な駆動車両、又は一方が自走可能な駆動車両で他方が駆動車両の走行に伴って走行可能な従動車両であり、
駆動車両は駆動輪と走行輪を備えており、駆動輪は昇降可能であり、上昇して走行輪を地面から浮き上がらせ、降下して走行輪を接地させることができ、
従動車両は支持輪と走行輪を備えており、支持輪は昇降可能であり、上昇して走行輪を地面から浮き上がらせ、降下して走行輪を接地させることができる、
ことを特徴とする管運搬車。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管運搬車であり、
管支持体が油圧シリンダで傾動駆動される、
ことを特徴とする管運搬車。
【請求項6】
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の管運搬車であり、
駆動車両の昇降可能な駆動輪と、従動車両の昇降可能な支持輪が油圧シリンダで昇降駆動される、
ことを特徴とする管運搬車。
【請求項7】
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の管運搬車であり、
駆動車両の駆動輪の駆動体がモータである、
ことを特徴とする管運搬車。
【請求項8】
請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の管運搬車であり、
駆動車両の車体と従動車両の車体がトンネル内の水に浸水しない高さであり、
架台は両車両間に連結されてトンネル内の水に浸水しない高さにあり、この架台にバッテリー搭載部を設けてある、
ことを特徴とする管運搬車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トンネル内、又は、トンネル内に敷設済みの鋼管(以下「既設管」という。)内に、新たな鋼管(以下「新設管」という)を搬入できる管運搬車であり、水力発電設備用や下水道設備用などのトンネル内に搬入するのに適したものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
トンネルには自動車や列車が走行できるもの、水力発電設備用や水道設備用の水路として使用されるもの等、各種用途のものがある。
【0003】
トンネルは老朽化し、損傷することがある。この場合、トンネル内に新設管を運び入れて(搬入して)老朽箇所や損傷箇所を補修している。
【0004】
補修した既設管も経年劣化により老朽化し、損傷することがある。この場合は、既設管内に新設管を搬入して老朽箇所や損傷箇所を補修している。
【0005】
既設管内に新設管を搬入して補修する工法としてパイプインパイプ工法が知られている。この工法では、新設管を管運搬車により既設管内に搬入する。
【0006】
トンネル内や既設管内へ新設管を搬入する管運搬車として特許文献1、2のものがある。この他に、牽引車の後方に台車を連結し、その台車を牽引車で牽引できるようにしたものもある。牽引車としては、コンパクトな自走ユニット(非特許文献1)や、バッテリー式牽引車(非特許文献2)等が使用されている。管運搬車として汎用のフォークリフトを使用する場合もあった。
【0007】
搬入される新設管には長さ、内径、重さが異なる各種のものがある。新設管の内径はトンネルや既設管の内径よりもわずかに小さいのが一般的である。水路用の新設管は、内径2500mm前後、長さ2000mm~9000mm程度のものが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第6901618号公報
特許第6989816号公報
【非特許文献】
【0009】
株式会社カントー「ドライブユニット」(http://k-kantoh.co.jp/products/driveunit.html)
三菱ロジスネクスト株式会社「BATTERY TRACTOR」(https://www.logisnext.com/assets/dl/product/ctlg-21-01.pdf?=201028)
【0010】
トンネルは急カーブの箇所もあれば、緩カーブの箇所もある。急カーブの箇所では、台車に支持された新設管が長いと、新設管の先端側がトンネルの内周面に追突して進入できないことがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
テスコム株式会社
管運搬車
1日前
個人
カーテント
23日前
個人
警告装置
2か月前
個人
車窓用防虫網戸
1か月前
個人
小型EVシステム
2か月前
日本精機株式会社
ケース
2か月前
個人
車輪清掃装置
27日前
井関農機株式会社
作業車両
15日前
井関農機株式会社
作業車両
17日前
個人
キャンピングトライク
10日前
個人
アクセルのソフトウェア
今日
個人
車両用スリップ防止装置
1日前
個人
キャンピングトレーラー
10日前
個人
ワイパーゴム性能保持具
1か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
2か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
1か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
17日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
帝国繊維株式会社
作業車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
14日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
17日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
1か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
2か月前
スズキ株式会社
車両の制御装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
1か月前
ダイハツ工業株式会社
積載装置
7日前
トヨタ自動車株式会社
運搬車両
8日前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
3日前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
1か月前
続きを見る
他の特許を見る