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公開番号2025094762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210506
出願日2023-12-13
発明の名称情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラム
出願人株式会社椿本チエイン
代理人個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250618BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電気自動車を複数のユーザでシェアしつつ、適切に充電することを可能とする情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理方法は、施設に所属している特定の電気自動車の充電を実行する充電装置と接続されているコンピュータが、前記特定の電気自動車が前記充電装置から離脱して再度接続される都度、前記電気自動車の充電率を取得し、前記電気自動車の走行期間と消費電力量との関係、又は、前記電気自動車の走行距離と消費電力との関係を記憶する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
施設に所属している特定の電気自動車の充電を実行する充電装置と接続されているコンピュータが、
前記特定の電気自動車が前記充電装置から離脱して再度接続される都度、前記電気自動車の充電率を取得し、
前記電気自動車の走行期間と消費電力量との関係、又は、前記電気自動車の走行距離と消費電力との関係を記憶する
情報処理方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記コンピュータは、
前記充電装置から離脱して走行する都度、走行の前後の充電率を、取得した日時と対応付けて記憶し、
走行の前後の日時により特定される期間と、走行の前後の充電率の差分とに基づき、時間あたりの消費電力量を導出する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記コンピュータは、
前記特定の電気自動車の使用の予約を、使用開始時刻及び使用終了時刻の指定と共に受け付け、
予約の使用予定期間を算出し、
算出した前記使用予定期間における消費電力量を、導出されている時間あたりの消費電力量を用いて推定し、
前記特定の電気自動車の使用スケジュールに基づき、前記予約の使用開始時刻における充電率を予測し、
推定された消費電力量と、予測された充電率とに基づき、前記予約の可否を判断する
請求項2に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記コンピュータは、
前記特定の電気自動車が前記充電装置から離脱して走行する都度、走行距離を取得し、
走行前後の充電率の差分から前記走行距離を走行した際の消費電力量を算出し、
前記特定の電気自動車の単位電力量あたりの走行距離を導出し、
前記電気自動車の走行距離と消費電力との関係として、単位電力量あたりの走行距離を記憶する
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記コンピュータは、
前記特定の電気自動車の使用の予約を、使用開始時刻、使用終了時刻及び目的地の指定と共に受け付け、
予約の目的地までの走行予定距離を算出し、
算出した前記走行予定距離における消費電力量を、導出されている単位電力量あたりの走行距離を用いて推定し、
前記特定の電気自動車の使用スケジュールに基づき、前記予約の使用開始時刻における充電率を予測し、
推定された消費電力量と、予測された充電率とに基づき、前記予約の可否を判断する
請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記コンピュータは、
前記予約を不可と判断した場合、
推定した消費電力量と、前記予約の使用開始時刻における充電率とに基づき、予約が可能な使用開始時刻を算出する
請求項3又は5に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記コンピュータは、
前記特定の電気自動車の使用スケジュールに基づき、前記特定の電気自動車に搭載されている蓄電池の予測対象期間における電力量の時間分布を予測する
請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記コンピュータは、前記特定の電気自動車の充電率を、前記特定の電気自動車が接続された前記充電装置を介して取得する
請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項9】
施設に所属している特定の電気自動車の充電を実行する充電装置と接続されており、前記特定の電気自動車への充電に関する情報を処理する情報処理装置であって、
前記特定の電気自動車が前記充電装置から離脱して再度接続される都度、前記電気自動車の充電率を取得し、
前記電気自動車の走行期間と消費電力量との関係、又は、前記電気自動車の走行距離と消費電力との関係を記憶する
処理を実行する処理部を備える情報処理装置。
【請求項10】
施設に所属している特定の電気自動車の充電を実行する充電装置と接続されているコンピュータに、
前記特定の電気自動車が前記充電装置から離脱して再度接続される都度、前記電気自動車の充電率を取得し、
前記電気自動車の走行期間と消費電力量との関係、又は、前記電気自動車の走行距離と消費電力との関係を記憶する
処理を実行させるコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車等の電動移動体は、充電に時間を要するため、利用と充電の計画を立てることが重要である。特許文献1には、ワイヤレス充電が可能な電気自動車に対し、自宅等のホームポジションから目的地までの経路上に、走行中に充電可能な充電装置が配置された道路が存在する場合に、その充電装置を用いてより効率的に充電を行なう方法が開示されている。
【0003】
電気自動車に備えられている蓄電池の電気容量が比較的大容量であることから、車両の蓄えられた電力を、電気自動車の駆動以外に、例えば施設内の負荷へ供給することを可能とするV2H(Vehicle to Home )、V2B(Vehicle to Building )、及びV2G(Vehicle to Grid )等を実現する技術が提案されている。電気自動車の充放電装置が発電システムと組み合わせて使用される技術も提案されている(特許文献2)。この場合、充放電装置は、発電システムで電力に余剰がある場合に余剰電力を電気自動車へ供給して蓄電し、発電システムからの電力が施設内の負荷に対して不足する場合には電気自動車に蓄電された電力を、負荷へ供給する制御を行なう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-188032号公報
特許7044136号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような発電システムと電気自動車の充放電装置とを含み、電気自動車を蓄電池として使用するシステムでは、電気自動車は蓄電池として使用されるが、本来、電気自動車は走行するために用意されるものである。充放電装置は、電気自動車が、必要とされる際に使用可能なように、充放電を制御する必要がある。
【0006】
電気自動車を複数のユーザでシェアして使用する場合、電気自動車の充電に時間を要するため、他のユーザが使用を開始するまでに充電が完了している状態となるように、複数のユーザがそれぞれ気を付けなければならなかった。
【0007】
本発明は、電気自動車を複数のユーザでシェアしつつ、適切に充電することを可能とする情報処理方法、情報処理装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態の情報処理方法は、施設に所属している特定の電気自動車の充電を実行する充電装置と接続されているコンピュータが、前記特定の電気自動車が前記充電装置から離脱して再度接続される都度、前記電気自動車の充電率を取得し、前記電気自動車の走行期間と消費電力量との関係、又は、前記電気自動車の走行距離と消費電力との関係を記憶する。
【0009】
本開示の情報処理方法では、特定の電気自動車に対して少なくとも充電を行なう充電装置から、その特定の電気自動車の充電の前後における充電率が得られ、記憶される。充電装置から離脱していた期間、すなわち、その特定の電気自動車の走行期間で減った充電率から算出できる消費電力量が記憶されるため、次に使用する際の使用予定期間から、消費電力量が予測可能となる。特定の電気自動車が充電装置から離脱していた期間のその電気自動車の走行距離を取得できる場合は、走行距離と充電率の低下から算出できる消費電力量が記憶されるため、次に使用する際の走行予定距離から、消費電力量が予測可能となる。
【0010】
本開示の一実施形態の情報処理方法では、前記コンピュータは、前記充電装置から離脱して走行する都度、走行の前後の充電率を、取得した日時と対応付けて記憶し、走行の前後の日時により特定される期間と、走行の前後の充電率の差分とに基づき、時間あたりの消費電力量を導出してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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