TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025095176
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211013
出願日2023-12-14
発明の名称ラック冷却装置
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20250619BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】空調効率を向上できるラック冷却装置を提供すること。
【解決手段】ラック冷却装置は、空気吸入面と、空気排出面とを備えるラックが複数並べられた空間を仕切る壁部材であって、空気排出面側から排出される空気を内部空間に閉じ込める空間構成壁と、空間構成壁の一部に備えられ、内部空間の空気を冷却する熱交換器と、熱交換器によって冷却された空気を外部空間に排出するファンと、を備える。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
空気吸入面と、空気排出面とを備えるラックが複数並べられた空間を仕切る壁部材であって、前記空気排出面側から排出される空気を内部空間に閉じ込める空間構成壁と、
前記空間構成壁の一部に備えられ、前記内部空間の空気を冷却する熱交換器と、
前記熱交換器によって冷却された空気を外部空間に排出するファンと、
を備えるラック冷却装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
複数の前記ラックは、空気排出面同士が向かい合うように配置されている、請求項1に記載のラック冷却装置。
【請求項3】
前記ファンから排出された冷気を前記空気吸入面に導入する導入部
をさらに備える、請求項1に記載のラック冷却装置。
【請求項4】
前記空間構成壁は、前記ラックとの間に間隙を有するように配置される、請求項1に記載のラック冷却装置。
【請求項5】
前記熱交換器によって冷却された空気と前記内部空間の空気との温度差で発電する発電素子
をさらに備える、請求項1に記載のラック冷却装置。
【請求項6】
前記ファンから排出された冷気を前記内部空間に導入する導入部
をさらに備える、請求項1に記載のラック冷却装置。
【請求項7】
複数の熱交換器と、
複数の前記熱交換器の各々と接続される複数の冷媒冷却装置と、
をさらに備える、請求項1に記載のラック冷却装置。
【請求項8】
前記ラック冷却装置は、データーセンターの室内に備えられ、
複数の前記冷媒冷却装置の排気を前記室内の外部へ導出する排気導出部
をさらに備える、請求項7に記載のラック冷却装置。
【請求項9】
前記熱交換器の位置を可動させる可動部材
をさらに備える、請求項1に記載のラック冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラック冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
空調システムに関して、年間を通じて外気を利用した冷房が可能な技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、天井空間を経由して予冷熱交換部に導入される高温排気は、熱搬送手段であるヒートパイプの熱交換器(蒸発器)でプレクーリングされた後に、空調機の蒸発器において設定温度に冷却され、送風機によって往き側ダクトを介して二重床空間に送出される。送出された冷気は、床パネルに複数設けられた吹き出し口を介してコールドアイル空間に吹き出され、さらに各サーバーラックに吸い込まれ、ラック内の各サーバーを冷却後に、高温排気となってホットアイル空間に排出される。排気はさらに天井空間に導かれ、最終的に予冷熱交換部に戻される。このような室内空気の循環により、各サーバーラックの冷却が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-65912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述した技術では、空調を冷却するチラーなどの冷媒冷却装置は屋外に設置されることが多いため、冷媒冷却装置からラックに設置されている空調機まで配管する必要がある。配管が長くなることによって室内の空調機に届くまでに水の温度が上昇し、損失が高くなる。水の温度が上昇することで、冷媒冷却装置の負荷が高くなり、空調効率が低下する。
また、冷媒冷却装置からラックに設置されている空調機まで配管するための施工費が高くなる。さらに、各室内に空調設備が必要となるため費用が増大する。
【0005】
また、床下空調ができない場合はコールドアイルを形成できないため、データーセンターのPUE(Power Usage Effectiveness)値を下げる手段がない。
本発明の目的は、空調効率を向上できるラック冷却装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、空気吸入面と、空気排出面とを備えるラックが複数並べられた空間を仕切る壁部材であって、前記空気排出面側から排出される空気を内部空間に閉じ込める空間構成壁と、前記空間構成壁の一部に備えられ、前記内部空間の空気を冷却する熱交換器と、前記熱交換器によって冷却された空気を外部空間に排出するファンと、を備えるラック冷却装置である。
【0007】
(2)本発明の一態様は、上記(1)に記載のラック冷却装置において、複数の前記ラックは、空気排出面同士が向かい合うように配置されている。
【0008】
(3)本発明の一態様は、上記(1)に記載のラック冷却装置において、前記ファンから排出された冷気を前記空気吸入面に導入する導入部をさらに備える。
【0009】
(4)本発明の一態様は、上記(1)に記載のラック冷却装置において、前記空間構成壁は、前記ラックとの間に間隙を有するように配置される。
【0010】
(5)本発明の一態様は、上記(1)に記載のラック冷却装置において、前記熱交換器によって冷却された空気と前記内部空間の空気との温度差で発電する発電素子をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
駆動装置
1か月前
日本精機株式会社
回路基板
20日前
株式会社遠藤照明
照明装置
5日前
株式会社国際電気
電子装置
2か月前
株式会社プロテリアル
シールド材
1か月前
三菱電機株式会社
電子機器
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
2か月前
個人
電子機器収納ユニット
1か月前
イビデン株式会社
プリント配線板
1か月前
株式会社LIXIL
照明システム
2か月前
メクテック株式会社
伸縮性配線基板
4日前
株式会社タクミ精工
除電ブラシ
27日前
TDK株式会社
配線基板
4日前
マクセルイズミ株式会社
加熱ユニット
4日前
昭栄化学工業株式会社
焼成型導電性ペースト
5日前
新光電気工業株式会社
配線基板
1か月前
FDK株式会社
冷却構造
2か月前
信越ポリマー株式会社
配線基板
1か月前
ホシザキ株式会社
LED駆動装置
18日前
株式会社デンソー
電子装置
13日前
ダイニック株式会社
面状発熱体および水性塗料
1か月前
株式会社デンソー
電子装置
21日前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
7日前
住友ベークライト株式会社
基板の製造方法
1か月前
Astemo株式会社
電子装置
1か月前
キヤノン株式会社
回路基板、画像形成装置
7日前
アイホン株式会社
ケース体における防水構造
28日前
NISSHA株式会社
電子部品
18日前
北川工業株式会社
スペーサ
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
リール保持機構
19日前
ヤマハ発動機株式会社
部品実装システム
1か月前
株式会社三社電機製作所
パルス駆動回路
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
部品実装システム
27日前
大光電機株式会社
LED点灯装置
5日前
アール・ビー・コントロールズ株式会社
照明装置
1か月前
株式会社タクミ精工
除電ブラシの製造方法
27日前
続きを見る