TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025095440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211439
出願日
2023-12-14
発明の名称
電池製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H01M
10/04 20060101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具の間の隙間に電池モジュールを円滑に出し入れ可能である電池製造方法を提供する。
【解決手段】複数の電池モジュールを上下方向に並んだ状態で支持可能な第1筐体に設けられた第1搬送機構を利用して、電池モジュールを直線方向に沿って第1筐体の外側へ排出するステップ、内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具を上下方向に並んだ状態で支持する第2筐体に設けられた第2搬送機構が、第1搬送機構によって移動させられた電池モジュールを、隣り合う拘束具の間の隙間に受け入れながら拘束具に接触させるステップ、第2搬送機構が、電池モジュールを直線方向に沿って隙間から第2筐体の外側へ排出するステップ、及び第1搬送機構が、第2搬送機構によって移動させられた電池モジュールを受け入れるステップ、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池モジュールを上下方向に並んだ状態で支持可能な第1筐体に設けられた第1搬送機構を利用して、前記電池モジュールを水平な直線方向に沿って前記第1筐体の外側へ排出するステップ、
内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具を上下方向に並んだ状態で支持する第2筐体に設けられた第2搬送機構が、前記第1搬送機構によって移動させられた前記電池モジュールを、隣り合う前記拘束具の間の隙間に受け入れながら前記拘束具に接触させるステップ、
前記第2搬送機構が、前記電池モジュールを前記直線方向に沿って前記隙間から前記第2筐体の外側へ排出するステップ、及び
前記第1搬送機構が、前記第2搬送機構によって移動させられた前記電池モジュールを受け入れるステップ、
を有する電池製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池製造方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、上下方向に並ぶと共に内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具の間の隙間に、電池モジュールを挿入し、各拘束具によって各電池モジュールを拘束しながら各電池モジュールの初期充電を行う電池製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-085660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の電池製造方法は、内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具の間の隙間に電池モジュールを円滑に出し入れすることに関して改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具の間の隙間に電池モジュールを円滑に出し入れ可能な電池製造方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の電池製造方法は、複数の電池モジュールを上下方向に並んだ状態で支持可能な第1筐体に設けられた第1搬送機構を利用して、前記電池モジュールを水平な直線方向に沿って前記第1筐体の外側へ排出するステップ、内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具を上下方向に並んだ状態で支持する第2筐体に設けられた第2搬送機構が、前記第1搬送機構によって移動させられた前記電池モジュールを、隣り合う前記拘束具の間の隙間に受け入れながら前記拘束具に接触させるステップ、前記第2搬送機構が、前記電池モジュールを前記直線方向に沿って前記隙間から前記第2筐体の外側へ排出するステップ、及び前記第1搬送機構が、前記第2搬送機構によって移動させられた前記電池モジュールを受け入れるステップ、を有する。
【0007】
請求項1の電池製造方法は、第1搬送機構を利用して、電池モジュールを水平な直線方向に沿って第1筐体の外側へ排出し、第2筐体に設けられた第2搬送機構が、第1搬送機構によって移動させられた電池モジュールを第2筐体の隙間に受け入れながら、内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された拘束具に接触させる。さらに請求項1の電池製造方法は、第2搬送機構が、電池モジュールを直線方向に沿って隙間から第2筐体の外側へ排出し、第1搬送機構が、第2搬送機構によって移動させられた電池モジュールを受け入れる。従って、請求項1の電池製造方法は、内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具の間の隙間に電池モジュールを円滑に出し入れ可能である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明に係る電池製造方法は、内部に流体が充填された袋部材によって外形が構成された複数の拘束具の間の隙間に電池モジュールを円滑に出し入れ可能である、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る電池製造方法を実行可能なモジュールマガジン及び電池拘束装置の正面図である。
1個のモジュールマガジン及び複数個の電池拘束装置を示す模式的な平面図である。
モジュールマガジンの第1搬送機構、電池拘束装置の第2搬送機構、及び電池モジュールユニットの模式的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら、実施形態に係る電池製造方法について説明する。実施形態に係る電池製造方法は、図1に示されたモジュールマガジン10及び電池拘束装置30を用いて実施される。まずはモジュールマガジン10及び電池拘束装置30について説明する。なお各図面に記載された矢印UP、矢印FR及び矢印LHはそれぞれ、上下方向の上側、前後方向の前側、及び左右方向の左側を示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
APB株式会社
二次電池
16日前
日東精工株式会社
端子部品
10日前
レナタ・アーゲー
電池
5日前
株式会社電知
組電池の製造方法
23日前
株式会社クオルテック
空気電池
2日前
ローム株式会社
半導体装置
17日前
株式会社コロナ
タッチ式操作装置
26日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
11日前
三菱電機株式会社
漏電遮断器
9日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
23日前
三洲電線株式会社
撚線
9日前
豊田鉄工株式会社
コイル部品
4日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
17日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
18日前
株式会社村田製作所
電池
17日前
株式会社高田製作所
電源切替器
17日前
中国電力株式会社
移動用変圧器
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
18日前
株式会社不二越
ソレノイド
22日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
10日前
株式会社ダイヘン
ヒューズ
26日前
株式会社GSユアサ
極板積層装置
11日前
三菱電機株式会社
半導体装置
5日前
株式会社ニフコ
構造体
16日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
23日前
三菱電機株式会社
半導体装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
電極及び電池
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池モジュール
10日前
TDK株式会社
電子部品
17日前
株式会社フジクラ
ファイバレーザ装置
5日前
TDK株式会社
電子部品
17日前
日亜化学工業株式会社
発光素子
26日前
TDK株式会社
電子部品
17日前
日本板硝子株式会社
車両用のガラス体
23日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
22日前
続きを見る
他の特許を見る