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公開番号2025096429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025063355,2022154002
出願日2025-04-07,2022-09-27
発明の名称検査システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 29/393 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】連番を照合するための基準画像がない画像の連番検査では、検査前に、比較する基準画像の連番が正しく設定されているかどうか、実際に検査を行う前に確認することができない。
【解決手段】検査システムであって、印刷物を読み取って読取画像を取得し、その読取画像の検査を実行する。そしてデコード処理を伴わない可変データの検査の対象となるデータ検査領域を設定し、その可変データを含む基準画像を表示する。そして検査システムは、読取画像の検査を実行する前に複数の可変データを表示する。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
印刷物を読み取って読取画像を取得する画像読取手段と、
前記読取画像の検査を実行する検査手段と、
デコード処理を伴わない可変データの検査の対象となるデータ検査領域を設定する領域設定手段と、
前記可変データを含む基準画像を表示する表示手段と、を有し、
前記表示手段は、前記検査手段により検査を実行する前に複数の可変データを表示することを特徴とする検査システム。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記表示手段は、前記基準画像と前記複数の可変データを表示することを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項3】
前記基準画像は、前記複数の可変データの各々が含まれた複数の基準画像であることを特徴とする請求項2に記載の検査システム。
【請求項4】
前記表示手段は、前記複数の可変データの一覧を表示することを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
【請求項5】
前記一覧は、前記データ検査領域の管理番号と前記複数の可変データとを関連付けた一覧であることを特徴とする請求項4に記載の検査システム。
【請求項6】
前記一覧は、前記複数の可変データと、前記複数の可変データを含む印刷面の情報とを関連付けた一覧であることを特徴とする請求項4に記載の検査システム。
【請求項7】
前記一覧は、前記複数の可変データと、前記複数の可変データを含むシート情報とを関連付けた一覧であることを特徴とする請求項4に記載の検査システム。
【請求項8】
前記領域設定手段は、更に、デコード処理を伴う異なる可変データの検査の対象となるデータ検査領域を設定し、
前記表示手段は、前記異なる可変データの一覧を表示しないことを特徴とする請求項4に記載の検査システム。
【請求項9】
前記異なる可変データの検査は、コード検査であることを特徴とする請求項8に記載の検査システム。
【請求項10】
前記可変データの検査は、連番の検査であることを特徴とする請求項1に記載の検査システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検査システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷物が正しく印刷されているかを確認する検査(検品)は人手によって行われてきたが、近年、印刷機の後処理として自動で検品を行う検査装置が用いられている。このような検査装置では、予め正解画像を基準画像として登録する。その後、入稿した画像データを画像形成装置により用紙に印刷して印刷物として出力し、その印刷物に印刷された画像を検査装置のセンサで読み取る。そしてセンサで読み取って得られたスキャン画像データと、登録した基準画像とを比較することで印刷物の異常を検出する。以下では印刷物の絵柄部分の異常を検出する検査を印刷画像検査と称する。
【0003】
また印刷画像検査とともに、バリアブル印刷において文字列やバーコードのような可変領域部分(バリアブルデータ)が正しく印刷されているかどうかの検査も行われている。
【0004】
特許文献1は、検査画像に印字されているバーコードを読み取り、読み取った通数連番と制御ファイルに登録されている通数連番とを照合することで宛先の検査を行う封入封緘機を記載している。また、バーコードに含まれる番号の連続性を検査することで、検査画像の序列検査を行うことも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-31089号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら特許文献1の方法では、通数連番により連続性を検査することはできるが、その連番値が適正かどうか、実際に検査を行う前に確認する方法がない。このため、例えばチケットなどの多面付け印刷や、製本印刷のページ番号等の複雑な連番を検査する際に検査の設定ミスが発生しやすくなるという課題がある。
【0007】
本発明の目的は、上記従来技術の課題の少なくとも一つを解決することにある。
【0008】
本発明の目的は、可変データを含む画像の検査を実施する前に、その可変データと照合する照合値を確認できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る検査システムは以下のような構成を備える。即ち、
印刷物を読み取って読取画像を取得する画像読取手段と、
前記読取画像の検査を実行する検査手段と、
デコード処理を伴わない可変データの検査の対象となるデータ検査領域を設定する領域設定手段と、
前記可変データを含む基準画像を表示する表示手段と、を有し、
前記表示手段は、前記検査手段により検査を実行する前に複数の可変データを表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、可変データを含む画像の検査を実施する前に、その可変データと照合する照合値を確認できるため、可変データを含む画像の検査の設定ミスを低減できるという効果がある。
(【0011】以降は省略されています)

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