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公開番号
2025116818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024226629
出願日
2024-12-23
発明の名称
柵
出願人
個人
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04H
17/14 20060101AFI20250801BHJP(建築物)
要約
【課題】必要に応じて外部からの視線を遮りつつ、ユーザの外部への視界を確保することができる格子柵を提供する。
【解決手段】格子柵10は、開放状態と、遮蔽状態と、をとることができる。固定格子柵20は、幅方向に沿って離隔して配置される。固定格子柵20は、開放状態および遮蔽状態において移動しない、複数の固定パネル21を有する。可動格子柵30は、幅方向に沿って離隔して配置される。可動格子柵30は、開放状態および遮蔽状態において移動する、複数の可動パネル31を有する。パネル移動機構40は、開放状態から遮蔽状態に遷移する際に、または、遮蔽状態から開放状態に遷移する際に、可動パネル31どうしの間隔を保持しつつ、可動パネル31を移動できるように構成される。
【選択図】図2B
特許請求の範囲
【請求項1】
設置面に固定された固定格子柵と、前記固定格子柵に対して変位できるように構成された可動格子柵と、前記可動格子柵を幅方向に沿って移動させるパネル移動機構と、を具備し、
前記固定格子柵の間隙が、前記可動格子柵により覆われない開放状態と、
前記固定格子柵の間隙が、前記可動格子柵により覆われる遮蔽状態と、をとることができ、
前記固定格子柵は、幅方向に沿って離隔して配置され、前記開放状態および前記遮蔽状態において移動しない、複数の固定パネルを有し、
前記可動格子柵は、幅方向に沿って離隔して配置され、前記開放状態および前記遮蔽状態において移動する、複数の可動パネルを有し、
前記可動パネルどうしを連結するように横方向に沿って伸びる可動パネル連結部を、更に具備し、
前記可動パネルの幅方向における第1端部の側は、前記固定パネルに対して回転可能に支持され、
前記可動パネルの幅方向における第2端部の側は、前記可動パネル連結部に対して回転可能に連結されることを特徴とする柵。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記開放状態において、前記可動パネルは、前記可動パネル連結部が伸びる方向に対して略直角であり、且つ、前記固定パネルに密着し、
前記遮蔽状態において、前記可動パネルは、前記可動パネル連結部が伸びる方向に対して略平行であり、且つ、前記固定パネルから離れることで間隙を塞ぐことを特徴とする請求項1に記載の柵。
【請求項3】
前記開放状態において、前記可動パネルは、前記可動パネル連結部が伸びる方向に対して略平行であり、且つ、前記固定パネルに密着し、
前記遮蔽状態において、前記可動パネルは、前記可動パネル連結部が伸びる方向に対して略平行であり、且つ、前記固定パネルから離れることで間隙を塞ぐことを特徴とする請求項1に記載の柵。
【請求項4】
前記可動パネル連結部は、前記可動パネルの前記第2端部と連結された軸連結部であり、前記軸連結部は、前記固定パネルの下方または上方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の柵。
【請求項5】
前記パネル移動機構は、可動パネル把持部を更に有し、
前記可動パネル把持部は、ユーザの操作により、前記開放状態から前記遮蔽状態に遷移させることを可能とするように構成されることを特徴とする請求項4に記載の柵。
【請求項6】
幅方向において、前記可動パネル把持部は、前記可動パネル連結部の中間部に配設されることを特徴とする請求項5に記載の柵。
【請求項7】
幅方向において、前記可動パネル把持部は、前記可動パネル連結部の略中央部に配設されることを特徴とする請求項6に記載の柵。
【請求項8】
前記可動パネル把持部は、前記可動パネルに備えられることを特徴とする請求項5に記載の柵。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、柵に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、庭や邸宅を囲むように、柵としての格子柵が設置されることがある。格子柵とは、細い角材を縦横、あるいはそのどちらかの方向に間をすかして組んだものである。格子柵を設置することで、外側からの視界を制限することができる。また、以下の各特許文献に、格子柵の一例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭54-103061号公報
実開昭51-81539号公報
実公昭56-15329号公報
実開昭57-77596号公報
実開昭60-70195号公報
実開平7-32003号公報
特開2003-155847号公報
登実3233489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、背景技術にかかる柵においては、外部からの視界を更に効果的に制限する観点から改善の余地があった。
【0005】
例えば、背景技術にかかる格子柵は、所定の間隔を置いて配設された複数のパネルから構成され、各パネルどうしの間に間隙が形成される。当該間隙が存在することにより、内側から外側への視界が、間隙により確保され、ユーザは開放感を得ることができる。一方、パネルが所定の厚みを有していることで、格子柵に対して傾斜する方向に沿う視界を遮ることができる。
【0006】
しかしながら、格子柵に対して直交する方向に沿う視界は、パネル同士の間隙を通過してしまうことから、遮ることが難しい。これにより、プライバシーが確保されず、防犯性が低下してしまう恐れがある。この対策として、当該間隙を塞ぐべく、別のパネルを設けるとなると、当該間隙を経由した外部からの視界を遮ることができる一方、内側から外側への視界もパネルにより遮られ、ユーザの開放感が損なわれる恐れがある。
【0007】
また、市販されている格子柵は、その外周を枠により囲まれる。このことから、格子柵のサイズが大きくなると、製造する際においては製造コストが高くなり、使用する際には使い勝手が悪くなる課題があった。
【0008】
更に、背景技術に係る柵では、固定格子と可動格子とが支持部材を介して取り付けられるため、固定格子と可動格子との間に支持部材の厚さ分の距離ができ、遮蔽状態にしたときにこの距離分の隙間ができてしまう課題があった。
【0009】
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、必要に応じて外部の正面からの視線を遮りつつ、ユーザの外部への視界を確保することができる柵を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の実施形態にかかる柵は、設置面に固定された固定格子柵と、前記固定格子柵に対して変位できるように構成された可動格子柵と、前記可動格子柵を幅方向に沿って移動させるパネル移動機構と、を具備し、前記固定格子柵の間隙が、前記可動格子柵により覆われない開放状態と、前記固定格子柵の間隙が、前記可動格子柵により覆われる遮蔽状態と、をとることができ、前記固定格子柵は、幅方向に沿って離隔して配置され、前記開放状態および前記遮蔽状態において移動しない、複数の固定パネルを有し、前記可動格子柵は、幅方向に沿って離隔して配置され、前記開放状態および前記遮蔽状態において移動する、複数の可動パネルを有し、前記可動パネルどうしを連結するように横方向に沿って伸びる可動パネル連結部を、更に具備し、前記可動パネルの幅方向における第1端部の側は、前記固定パネルに対して回転可能に支持され、前記可動パネルの幅方向における第2端部の側は、前記可動パネル連結部に対して回転可能に連結されることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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