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公開番号
2025097226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213398
出願日
2023-12-18
発明の名称
表示装置、および、車両
出願人
マクセル株式会社
代理人
青稜弁理士法人
主分類
B60K
35/40 20240101AFI20250623BHJP(車両一般)
要約
【課題】
運転者の前方に投射するコンテンツの視認性の向上を図ることができる技術を提供すること。本発明によれば、持続可能な開発目標の「3すべての人に健康と福祉を」に貢献する。
【解決手段】
表示装置は、車両に搭載される装置である。表示装置は、光源と、表示パネルと、透過遮光切替部と、を備えている。ここで、表示パネルには、前記光源からの光が入射する。また、透過遮光切替部には、前記表示パネルが投射する映像光が入射する。そして、透過遮光切替部は、前記映像光が入射する領域内の一部または全部で、遮光状態と半透過状態を切り替え可能である。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される表示装置であって、
光源と、
前記光源からの光が入射する表示パネルと、
前記表示パネルが投射する映像光が入射する透過遮光切替部と、
を備え、
前記透過遮光切替部は、
前記映像光が入射する領域内の一部または全部で、遮光状態と半透過状態を切り替え可能である、
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部は、染料または色素を含み、
前記遮光状態になる部分では、前記の染料または色素が特定方向に配向しない、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部は、染料または色素を含み、
前記半透過状態になる部分では、前記の染料または色素が、所定の方向に配向する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部は、染料又は色素を含み、
前記半透過状態になる部分では、前記の染料または色素が、前記車両の幅方向および上下方向がなす平面内において、前記車両の幅方向および上下方向に対して略45°の角度を形成するように配向する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項5】
請求項3に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部は、染料または色素を含み、
前記半透過状態になる部分では、前記の染料または色素が、前記車両の前後方向、または、前記車両の幅方向、または、前記車両の上下方向に配向する、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部は、
遮光状態となる領域が、前記車両の左右方向で、前記映像光が入射する領域よりも長い形状を有し、
前記車両の下方から上方に向かうにしたがって左右方向の長さが短くなる略台形形状となり、
前記表示パネルが描画するコンテンツの大きさ、フォントサイズ、或いは、同一コンテンツ内における前記車両の左右方向の寸法が、前記車両の下方から上方に向かうにしたがって小さくなる、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部の遮光状態と半透過状態の切り替えを制御するプロセッサを前記表示装置または前記車両に更に備え、
前記プロセッサは、
前記車両のバッテリー残量が閾値より小さい場合に前記領域内の一部または全部を遮光状態にする
ことを特徴とする表示装置。
【請求項8】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部の遮光状態と半透過状態の切り替えを制御するプロセッサを前記表示装置または前記車両に更に備え、
前記プロセッサは、
前記車両の車外の明るさが閾値より大きい場合に前記領域内の一部または全部を遮光状態にし、前記車両の車外の明るさが閾値より大きくない場合に前記領域内の全部を半透過状態にする、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項9】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部の遮光状態と半透過状態の切り替えを制御するプロセッサを前記表示装置または前記車両に更に備え、
前記プロセッサは、
前記車両の走行速度が閾値よりも大きい場合に前記領域内の一部または全部を遮光状態にし、前記車両の走行速度が閾値よりも大きくない場合に前記領域内の全部を半透過状態にする、
ことを特徴とする表示装置。
【請求項10】
請求項1に記載の表示装置であって、
前記透過遮光切替部の遮光状態と半透過状態の切り替えを制御するプロセッサを前記表示装置または前記車両に更に備え、
前記プロセッサは、
前記車両のワイパーの稼働または雨滴が検知された場合に前記領域内の一部または全部を遮光状態にする、、
ことを特徴とする表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、および、車両に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車のフロントガラス等に映像光を投写して虚像を形成し、例えば、ルート情報や渋滞情報などの交通情報、燃料残量や冷却水温度等の自動車情報を表示する虚像表示装置またはヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-168351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転者の前方に投射するコンテンツの視認性の向上を図ることができる技術を提供することに課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、一例として、下記の表示装置が提供される。この表示装置は、車両に搭載され、光源と、光源からの光が入射する表示パネルと、表示パネルが投射する映像光が入射する透過遮光切替部と、を備える。そして、透過遮光切替部は、映像光が入射する領域内の一部または全部で、遮光状態と半透過状態を切り替え可能である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、コンテンツの視認性を向上させることができ、より好適な表示装置を実現できる。なお、上記した以外の課題、構成および効果は、以下の発明を実施するための形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
表示装置を搭載した車両の一例を示す図である。
画像表示に関する構成の一例を説明するための図である。
透過遮光切替部が光を遮光する場合における表示の一例を示す図である。
図3Aにおいて映像表示する部分を拡大して示す図である。
透過遮光切替部が光を半透過させる場合における表示の一例を示す図である。
図4Aにおいて映像表示する部分を拡大して示す図である。
透過遮光切替部が表示領域に関する光だけを遮光する場合の表示の一例を示す図である。
図5Aにおいて映像表示する部分を拡大して示す図である。
透過遮光切替部の構造の一例を示す図である。
図6Aにおいて映像表示する部分を拡大して示す図である。
透過遮光切替部の遮光状態の一例を説明するための図である。
透過遮光切替部の遮光状態の一例を説明するための図である。
透過遮光切替部の半透過状態の一例を説明するための図である。
透過遮光切替部の半透過状態の一例を説明するための図である。
透過遮光切替部の半透過状態の一例を説明するための図である。
透過遮光切替部の半透過状態の一例を説明するための図である。
透過遮光切替部の半透過状態の一例を説明するための図である。
透過遮光切替部の半透過状態の一例を説明するための図である。
車両の構成の一例を示す図である。
表示装置の構成の一例を示す図である。
表示装置の構成の一例を示す図である。
透過遮光切替部の制御の一例を示すフローチャートである。
図14における判定項目Aの例を説明するための図である。
画像形成部の構成例を示す図である。
反射光学素子の光反射部の一例を示す図である。
画像形成部の構成例を示す図である。
画像形成部の構造例を示す図である。
画像形成部の構造例を示す図である。
画像形成部の構造例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。実施形態は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。同一あるいは同様の機能を有する構成要素が複数ある場合には、同一の符号に異なる添字を付して説明する場合がある。また、これらの複数の構成要素を区別する必要がない場合には、添字を省略して説明する場合がある。
【0009】
説明上、プログラムによる処理について説明する場合に、プログラムや機能や処理部等を主体として説明する場合があるが、それらについてのハードウェアとしての主体は、プロセッサ、あるいはそのプロセッサ等で構成されるコントローラ、装置、計算機、システム等である。計算機は、プロセッサによって、適宜にメモリや通信インタフェース等の資源を用いながら、メモリ上に読み出されたプログラムに従った処理を実行する。これにより、所定の機能や処理部等が実現される。プロセッサは、例えばCPU/MPUやGPU等の半導体デバイス等で構成される。処理は、ソフトウェアプログラム処理に限らず、専用回路でも実装可能である。専用回路は、FPGA、ASIC、CPLD等が適用可能である。
【0010】
先ず、図1を参照しながら、表示装置を搭載した車両の一例について説明する。図1は、表示装置または虚像表示装置を搭載した車両の構成例を示す概略図である。車両および運転者に対して、水平方向xは、左右方向、車両の横方向または車両の幅方向であり、鉛直方向yは、車両の上下方向、縦方向であり、車両の横方向に対し直交する水平方向zは、車両の前後方向または車両の進行方向である。表示装置は、虚像表示装置と称してもよい。以下は、表示装置という名称を用いて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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