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公開番号
2025097479
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213694
出願日
2023-12-19
発明の名称
バインダー樹脂組成物、硬化物及び舗装材料
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08F
283/01 20060101AFI20250624BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】作業性に優れ、引張強度、引張伸度、及び耐摩耗性に優れる硬化物の得られるバインダー樹脂組成物を提供することである。。
【解決手段】両末端に重合性不飽和基を有する樹脂(A)、ジシクロペンテニル基を有する不飽和ポリエステル(B)、及び(メタ)アクリル単量体(C)からなる樹脂成分と、ワックス(D)とを含有するバインダー樹脂組成物であって、前記樹脂成分中のジシクロペンテニル基濃度が1~3mol/kgであることを特徴とするバインダー樹脂組成物を用いる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
両末端に重合性不飽和基を有する樹脂(A)、ジシクロペンテニル基を有する不飽和ポリエステル(B)、及び(メタ)アクリル単量体(C)からなる樹脂成分と、ワックス(D)とを含有するバインダー樹脂組成物であって、前記樹脂成分中のジシクロペンテニル基濃度が1~3mol/kgであることを特徴とするバインダー樹脂組成物。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記樹脂(A)及び前記不飽和ポリエステル(B)と、前記(メタ)アクリル単量体(C)との質量比((A+B)/(C))が、50/50~80/20である請求項1記載のバインダー樹脂組成物。
【請求項3】
前記ワックス(D)が、前記樹脂成分100質量部に対し、0.01~3質量部である請求項1記載のバインダー樹脂組成物。
【請求項4】
前記樹脂(A)が、ウレタン(メタ)アクリレート及び/又はポリエステル(メタ)アクリレートである請求項1記載のバインダー樹脂組成物。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のバインダー樹脂組成物の硬化物。
【請求項6】
請求項5記載の硬化物及び骨材を有する舗装材料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バインダー樹脂組成物、硬化物及び舗装材料に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
土木建築分野では、工期短縮及び冬季施工に対応するため、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ウレタンメタクリレート樹脂、ポリエステルメタクリレート樹脂等のラジカル硬化性不飽和樹脂が使用されている。しかし、屋外で用いる場合には、空気中の酸素がラジカル重合を阻害するため、塗膜表面の乾燥性が悪く、汚れが付着しやすいという欠点がある。
【0003】
このような問題に対し、ラジカル硬化性不飽和樹脂と空気乾燥性に優れるジシクロペンタジエン系不飽和ポリエステル樹脂とを併用した樹脂組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この樹脂組成物は、ウレタンメタクリレート樹脂、ポリエステルメタクリレート樹脂、(メタ)アクリロイル基を有するエチレン性不飽和単量体、ジシクロペンタジエン系不飽和ポリエステル樹脂を併用したものであるが、塗膜強度や伸度に優れるものの、滑り止め舗装等のバインダーとして使用する際の骨材保持性(耐摩耗性)が不十分であるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5003854号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、作業性に優れ、引張強度、引張伸度、及び耐摩耗性に優れる硬化物の得られるバインダー樹脂組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、両末端に重合性不飽和基を有する樹脂、特定の不飽和ポリエステル、(メタ)アクリル単量体、及びワックスを含有するバインダー樹脂組成物が、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、両末端に重合性不飽和基を有する樹脂(A)、ジシクロペンテニル基を有する不飽和ポリエステル(B)、及び(メタ)アクリル単量体(C)からなる樹脂成分と、ワックス(D)とを含有するバインダー樹脂組成物であって、前記樹脂成分中のジシクロペンテニル基濃度が1~3mol/kgであることを特徴とするバインダー樹脂組成物を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明のバインダー樹脂組成物は、各種用途に使用できるが、作業性に優れ、引張強度、引張伸度、及び耐摩耗性に優れる硬化物が得られることから、道路舗装等の土木建築材料として好適に用いることができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のバインダー樹脂組成物は、両末端に重合性不飽和基を有する樹脂(A)、ジシクロペンテニル基を有する不飽和ポリエステル(B)、及び(メタ)アクリル単量体(C)からなる樹脂成分と、ワックス(D)とを含有するバインダー樹脂組成物であって、前記樹脂成分中のジシクロペンテニル基濃度が1~3mol/kgであるものである。
【0010】
なお、本発明において、「(メタ)アクリル単量体」とは、アクリル単量体とメタクリル単量体の一方又は両方をいい、「(メタ)アクリレート」とは、メタクリレートとアクリレートの一方又は両方をいい、「(メタ)アクリルロイル」とは、アクリロイルとメタクリロイルの一方又は両方をいう。
(【0011】以降は省略されています)
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