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公開番号
2025097588
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213845
出願日
2023-12-19
発明の名称
栗収穫作業車両
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類
A01D
51/00 20060101AFI20250624BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】 本発明者は、ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が栗園などで利用される作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。しかしながら、栗園などで利用される従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。より具体的には、栗などを拾い集める従来の拾集機については、栗のイガを除去しながら十分に良好な作業性で栗の実を回収することができる栗収穫作業が必ずしも実現されていないことに本発明者は気付いた。
【解決手段】 走行しながら栗を収穫する栗収穫作業車両であって、地表の栗を拾上げる栗拾上げ部100と、栗拾上げ部100により拾上げられた栗の実を覆う栗のイガを栗の実から剥くイガ剥き部200と、を備えている栗収穫作業車両である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
走行しながら栗を収穫する栗収穫作業車両であって、
地表の前記栗を拾上げる栗拾上げ部と、
前記栗拾上げ部により前記拾上げられた栗の実を覆う前記栗のイガを前記栗の実から剥くイガ剥き部と、
を備えていることを特徴とする栗収穫作業車両。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記栗拾上げ部により前記拾上げられた栗を前記栗拾上げ部から前記イガ剥き部へ向かって持上げるエレベーター部と、
前記イガ剥き部により前記栗の実から前記剥かれた栗のイガを飛ばす風選部と、
をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の栗収穫作業車両。
【請求項3】
前記栗拾上げ部は、複数のロッド材が所定のロッド材間隔で円筒状に配設されている回転円筒状部材と、プレート上面が前記回転円筒状部材の形状に沿うように湾曲する、前記回転円筒状部材の下方へ設けられたプレート部材と、を有し、
前記複数のロッド材の長手方向は、前記回転円筒状部材の回転軸の方向と一致し、
前記回転円筒状部材の回転により、前記複数のロッド材と前記プレート部材との間のスペースへ入込んだ前記栗は拾上げられることを特徴とする請求項2に記載の栗収穫作業車両。
【請求項4】
前記回転円筒状部材は、円筒体と、前記円筒体の外表面へ配設された複数の凸条材としての前記複数のロッド材を有することを特徴とする請求項3に記載の栗収穫作業車両。
【請求項5】
前記イガ剥き部は、二つのローラー部材を有し、
前記二つのローラー部材の回転軸は、互いに平行であり、
前記二つのローラー部材が互いに相異なる周速で回転することにより、前記二つのローラー部材の間のギャップへ挟込まれた前記栗のイガは前記栗の実から剥かれることを特徴とする請求項4に記載の栗収穫作業車両。
【請求項6】
前記プレート部材の前端の位置は、前記回転円筒状部材の前記回転軸を含む鉛直面の前方であって前記回転円筒状部材の前記回転軸を含む水平面の下方の位置であり、
前記プレート部材の後端の位置は、前記回転円筒状部材の前記回転軸を含む前記鉛直面の後方であって前記回転円筒状部材の前記回転軸を含む前記水平面の下方の位置であることを特徴とする請求項5に記載の栗収穫作業車両。
【請求項7】
前記栗拾上げ部により前記拾上げられた栗を前記エレベーター部の下端へ向かって搬送する集積部をさらに備えており、
前記集積部は、長手方向が車体左右方向である搬送スクリュー部材を有し、
前記エレベーター部の前記下端の位置を基準として、前記搬送スクリュー部材の車体左側のスクリュー向きは、前記搬送スクリュー部材の車体右側のスクリュー向きと反対であることを特徴とする請求項6に記載の栗収穫作業車両。
【請求項8】
前記風選部により前記飛ばされた栗のイガが通過する、後方へ向かって延びる第一ガイド風路部と、
前記第一ガイド風路部を通過した前記栗のイガが通過する、前記車体左右方向において延びる第二ガイド風路部と、
前記第二ガイド風路部を通過した前記栗のイガが通過する、前方へ向かって延びる第三ガイド風路部と、
前記第三ガイド風路部を通過した前記栗のイガを収容するイガ溜め部と、
前記第二ガイド風路部近傍へ設けられた操縦操作部と、
をさらに備えており、
前記第一ガイド風路部の床面は、前記栗のイガが転がって上る上り傾斜面であり、
前記第二ガイド風路部の床面は、前記栗のイガが転がって下る下り傾斜面であることを特徴とする請求項7に記載の栗収穫作業車両。
【請求項9】
前記操縦操作部の後方へ設けられた作業者ステップ部をさらに備えていることを特徴とする請求項8に記載の栗収穫作業車両。
【請求項10】
前記複数のロッド材と前記プレート部材との間の隙間は、車体前側から車体後側へ向かって狭くなることを特徴とする請求項9に記載の栗収穫作業車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、栗園などで利用される栗収穫作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
回転可能なドラムと、ドラムの一部周面を覆うようにドラムとの間に間隔をあけて配設され、ドラムの下部との間に被拾集物を受入れる受入部を形成するとともに、受入部より上方においてドラムとの間に被拾集物を排出する排出部を形成するカバーと、ドラムの周囲に突設され、ドラムの回転に伴って受入部から受入れた被拾集物をカバーの内周に沿って押上げ排出部から排出する押上部材と、を備えた、栗などを拾い集める拾集機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-66300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能が栗園などで利用される作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、栗園などで利用される従来の作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
より具体的には、栗などを拾い集める従来の拾集機については、栗のイガを除去しながら十分に良好な作業性で栗の実を回収することができる栗収穫作業が必ずしも実現されていないことに本発明者は気付いた。
【0007】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる栗収穫作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、走行しながら栗を収穫する栗収穫作業車両であって、
地表の前記栗を拾上げる栗拾上げ部と、
前記栗拾上げ部により前記拾上げられた栗の実を覆う前記栗のイガを前記栗の実から剥くイガ剥き部と、
を備えていることを特徴とする栗収穫作業車両である。
【0009】
第2の本発明は、前記栗拾上げ部により前記拾上げられた栗を前記栗拾上げ部から前記イガ剥き部へ向かって持上げるエレベーター部と、
前記イガ剥き部により前記栗の実から前記剥かれた栗のイガを飛ばす風選部と、
をさらに備えていることを特徴とする第1の本発明の栗収穫作業車両である。
【0010】
第3の本発明は、前記栗拾上げ部は、複数のロッド材が所定のロッド材間隔で円筒状に配設されている回転円筒状部材と、プレート上面が前記回転円筒状部材の形状に沿うように湾曲する、前記回転円筒状部材の下方へ設けられたプレート部材と、を有し、
前記複数のロッド材の長手方向は、前記回転円筒状部材の回転軸の方向と一致し、
前記回転円筒状部材の回転により、前記複数のロッド材と前記プレート部材との間のスペースへ入込んだ前記栗は拾上げられることを特徴とする第2の本発明の栗収穫作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)
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