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公開番号
2025099515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216221
出願日
2023-12-21
発明の名称
乗用草刈機
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
A01D
34/64 20060101AFI20250626BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】草刈作業を伴わない移動走行において、草刈装置の故障を防止し、また、安全性を向上できる乗用草刈機を提供する。
【解決手段】駆動輪を備えて走行可能に構成された走行機体2と、前記走行機体2の前部に位置する草刈装置6と、モーア昇降用油圧シリンダの伸縮により前記草刈装置を昇降する昇降機構と、走行機体2の走行及び速度を検知する走行検知部材S1と、草刈装置6の高さ位置を検出する高さ位置検出手段と、モーア昇降用油圧シリンダ78の伸縮を制御する制御部90とを備え、制御部90は、走行検知部材S1の検知情報及び高さ位置検出手段の検出情報を取得し、草刈装置6の駆動が停止した状態で、草刈装置6の高さ位置が所定の設定位置以下にあり、かつ、走行機体2が所定距離走行すると、モーア昇降用油圧シリンダ78を制御して、草刈装置6を自動で上昇させるよう構成された。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動輪を備えて走行可能に構成された走行機体と、
前記走行機体の前部に位置する草刈装置と、
モーア昇降用油圧シリンダの伸縮により前記草刈装置を昇降する昇降機構と、
前記走行機体の走行及び速度を検知する走行検知部材と、
前記草刈装置の高さ位置を検出する高さ位置検出手段と、
前記モーア昇降用油圧シリンダの伸縮を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記走行検知部材の検知情報及び高さ位置検出手段の検出情報を取得し、前記草刈装置の駆動が停止した状態で、前記草刈装置の高さ位置が所定の設定位置以下にあり、かつ、前記走行機体が所定距離走行すると、前記モーア昇降用油圧シリンダを制御して、前記草刈装置を自動で上昇させるよう構成されたことを特徴とする乗用草刈機。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記制御部は、さらに、前記草刈装置の駆動が停止した状態で、前記草刈装置の高さ位置が所定の設定位置以下にあり、かつ、所定時間が経過すると、前記モーア昇降用油圧シリンダを制御して、前記草刈装置を自動で上昇させるよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の乗用草刈機。
【請求項3】
前記草刈装置を駆動させるための押圧式のスイッチである駆動スイッチを備え、
前記制御部は、前記駆動スイッチの操作情報を取得し、
前記草刈装置の駆動が停止しており、かつ、前記草刈り装置が作業位置でないときに、前記駆動スイッチが押圧操作されると、前記草刈装置を作業位置に移動させるよう制御し、また、
前記草刈装置の駆動が停止しており、かつ、前記草刈装置が作業位置にあるときに、前記駆動スイッチが押圧操作されると、前記草刈装置の駆動を開始させるよう制御し、また、
前記草刈装置が駆動している状態で、前記駆動スイッチが押圧操作されると、前記草刈装置の駆動を停止させるよう制御することを特徴とする請求項1また請求項2に記載の乗用草刈機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、草刈作業を行う乗用草刈機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の乗用草刈機として、例えば、特許文献1や特許文献2に記載のものが知られている。この従来の乗用草刈機は、走行機体の前部に草刈装置を備えている(所謂、フロントモーア)。また、草刈装置は、油圧シリンダの伸縮によって、昇降可能に構成されており、これにより、草刈作業を行う作業位置と、作業位置から上方へと退避させた非作業位置とを切り替え可能になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-328822号公報
特開2007-267625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の乗用草刈機は、草刈作業を伴わない移動走行時は、草刈装置を非作業位置に退避させることが望ましいが、作業者が、作業後に操作を失念し、作業位置のまま走行してしまうおそれがあった。その結果、草刈装置が、障害物や段差に接触して故障(ブレードの損傷やモアデッキの破損等)を招く要因となっており、また、安全上も改善の余地が存在するものであった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、草刈作業を伴わない移動走行において、草刈装置の故障を防止し、また、安全性を向上できる乗用草刈機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、第1の発明は、
駆動輪を備えて走行可能に構成された走行機体と、
前記走行機体の前部に位置する草刈装置と、
モーア昇降用油圧シリンダの伸縮により前記草刈装置を昇降する昇降機構と、
前記走行機体の走行及び速度を検知する走行検知部材と、
前記草刈装置の高さ位置を検出する高さ位置検出手段と、
前記モーア昇降用油圧シリンダの伸縮を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記走行検知部材の検知情報及び高さ位置検出手段の検出情報を取得し、前記草刈装置の駆動が停止した状態で、前記草刈装置の高さ位置が所定の設定位置以下にあり、かつ、前記走行機体が所定距離走行すると、前記モーア昇降用油圧シリンダを制御して、前記草刈装置を自動で上昇させるよう構成されたことを特徴とする乗用草刈機を提供する。
【0007】
上記第1の発明によれば、上記構成によれば、草刈装置が駆動停止した状態において、走行機体が、所定の設定距離以上走行すると、制御部が、自動で草刈装置を上昇させる。これにより、作業者の失念等により、非作業時に草刈装置を下げたまま走行してしまう事態を良好に防止できる。その結果、草刈装置が、障害物や段差に接触してしまう事態を防止することができ、草刈作業を伴わない移動走行時の安全性も向上できる。加えて、作業者が、作業終了時に、都度草刈装置を上昇させる操作を行う手間が省かれるため、利便性を大幅に向上できる。
【0008】
第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、
前記制御部は、さらに、前記草刈装置の駆動が停止した状態で、前記草刈装置の高さ位置が所定の設定位置以下にあり、かつ、所定時間が経過すると、前記モーア昇降用油圧シリンダを制御して、前記草刈装置を自動で上昇させるよう構成されたことを特徴とする。
【0009】
第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、所定時間が経過すると、制御部が、モーア昇降用油圧シリンダを制御して、モーアを自動で上昇させるよう構成されたことで、作業者が離席したときに、自動でモーアを上昇させることができるため、安全性をさらに向上することができる。
【0010】
第3の発明は、上記第1または上記第2の発明の構成に加え、
前記草刈装置を駆動させるための押圧式のスイッチである駆動スイッチを備え、
前記制御部は、前記駆動スイッチの操作情報を取得し、
前記草刈装置の駆動が停止しており、かつ、前記草刈り装置が作業位置でないときに、前記駆動スイッチが押圧操作されると、前記草刈装置を作業位置に移動させるよう制御し、また、
前記草刈装置の駆動が停止しており、かつ、前記草刈装置が作業位置にあるときに、前記駆動スイッチが押圧操作されると、前記草刈装置の駆動を開始させるよう制御し、また、
前記草刈装置が駆動している状態で、前記駆動スイッチが押圧操作されると、前記草刈装置の駆動を停止させるよう制御することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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