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公開番号2025097593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213854
出願日2023-12-19
発明の名称造形方法、造形システム及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B29C 64/40 20170101AFI20250624BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】造形物に生じる変形を抑制する。
【解決手段】造形物40を造形する第一の造形工程と、犠牲造形物60を造形物40の上方に造形する第二の造形工程と、を含み、犠牲造形物60は、複数の柱部61と、柱部61の上方に造形される屋根部62と、を含む。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
造形物を造形する第一の造形工程と、
犠牲造形物を前記造形物の上方に造形する第二の造形工程と、を含み、
前記犠牲造形物は、
複数の柱部と、
前記柱部の上方に造形される屋根部と、を含むことを特徴とする造形方法。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記柱部が造形された後に、前記屋根部が造形される請求項1に記載の造形方法。
【請求項3】
前記屋根部は、少なくとも1つの前記柱部と接続される請求項1に記載の造形方法。
【請求項4】
前記屋根部は、全ての前記柱部と接続される請求項1に記載の造形方法。
【請求項5】
前記柱部は、凹部を有する請求項1に記載の造形方法。
【請求項6】
前記犠牲造形物は、前記造形物の側方に造形される壁部を含む請求項1に記載の造形方法。
【請求項7】
前記犠牲造形物は、前記造形物の下方に造形される床部を含む請求項1に記載の造形方法。
【請求項8】
前記犠牲造形物は、前記床部と前記造形物との間に造形される複数の柱部を含む請求項7に記載の造形方法。
【請求項9】
前記第一の造形工程及び前記第二の造形工程を複数回行って、前記造形物及び前記犠牲造形物を複数造形する請求項1に記載の造形方法。
【請求項10】
前記造形方法は、
造形材料を含む粉体層を形成する粉体層形成工程と、
前記粉体層に造形液を付与する造形液付与工程と、を含む請求項1に記載の造形方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、造形方法、造形システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
金型などを用いずに造形物を造形する造形方法として、粉体状の造形材料を結合させて造形層を形成し、その造形層を積層することにより造形物を造形する方法が知られている。
【0003】
このような造形方法においては、造形物を造形する造形工程、あるいはその後の工程において造形物に反りなどの変形が生じる問題がある。この問題に対して、特許文献1(米国特許出願公開第2014/0335313号明細書)においては、造形物の反りが生じる部分の下方にあらかじめ支持構造を造形し、造形物の変形を抑制する方法が提案されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の方法では、造形物の変形を抑制できない場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、造形物に生じる変形を抑制するための新たな造形方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明に係る造形方法は、造形物を造形する第一の造形工程と、犠牲造形物を前記造形物の上方に造形する第二の造形工程と、を含み、前記犠牲造形物は、複数の柱部と、前記柱部の上方に造形される屋根部と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、造形物に生じる変形を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る造形システムの概略図である。
本発明の第1実施形態に係る造形装置の概略図である。
本発明の第1実施形態に係る造形装置の動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る造形装置の動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る造形装置の動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る造形装置の動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る造形装置の動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る造形装置の動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る造形システムによる造形物の造形方法を示すフローチャートである。
造形物に変形が生じるメカニズムを説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第1実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の平面図である。
本発明の第1実施形態に係る造形装置による造形物の造形方法を示すフローチャートである。
造形物の変形が抑制されるメカニズムを説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る除去工程(犠牲造形物除去工程)を含む造形方法を示すフローチャートである。
本発明の第2実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第3実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の平面図である。
本発明の第4実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の平面図である。
本発明の第5実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第6実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第7実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第8実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第9実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第10実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第11実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第12実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
本発明の第13実施形態に係る造形方法によって造形された造形物及び犠牲造形物の側面図である。
図23の実施形態の造形工程を示すフローチャートである。
図24の実施形態の造形工程を示すフローチャートである。
図25の実施形態の造形工程を示すフローチャートである。
図26の実施形態の造形工程を示すフローチャートである。
図27の実施形態の造形工程を示すフローチャートである。
本発明の効果を確認するための検証試験の結果を示す図である。
本発明の各実施形態に係る造形システムの制御部及び造形データ作成装置の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る造形槽内に造形物及び犠牲造形物が複数造形された例を示す図である。
本発明の他の実施形態に係る造形槽内に造形物及び犠牲造形物が複数造形された例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
【0010】
<造形システムの全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る造形システム1000の概略図である。まず、図1に基づき、本発明に係る造形方法が適用される造形システム1000の全体構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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