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公開番号
2025101705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2024044595
出願日
2024-03-21
発明の名称
圧切替機構、画像形成装置及び圧切替方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250630BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】防振部材に対する食い込みを抑制する。
【解決手段】第1の支点を中心に回転することにより、対向する2つの部材を加圧状態と減圧状態とに切り替える切替部材33と、第2の支点を中心に回転することにより、切替部材33を第1の支点を中心とする回転方向へ回転操作する操作部材34と、操作部材34が切替部材33に接近した際に、切替部材33と操作部材34のうちの一方と接触するように切替部材33と操作部材34のうちの他方に設けられる摺動部材56と、摺動部材56と他方の間に介在する防振部材45と、を備え、摺動部材56は、防振部材45よりも硬度が大きい。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の支点を中心に回転することにより、対向する2つの部材を加圧状態と減圧状態とに切り替える切替部材と、
第2の支点を中心に回転することにより、前記切替部材を前記第1の支点を中心とする回転方向へ回転操作する操作部材と、
前記操作部材が前記切替部材に接近した際に、前記切替部材と前記操作部材のうちの一方と接触するように前記切替部材と前記操作部材のうちの他方に設けられる摺動部材と、
前記摺動部材と前記他方の間に介在する防振部材と、
を備え、
前記摺動部材は、前記防振部材よりも硬度が大きいことを特徴とする圧切替機構。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記防振部材は、前記操作部材に設けられる請求項1に記載の圧切替機構。
【請求項3】
前記摺動部材は、前記防振部材よりも薄い請求項1に記載の圧切替機構。
【請求項4】
前記防振部材の厚みは、1.0mm以上3.0mm以下であり、
前記摺動部材の厚みは、0.1mm以上0.3mm以下である請求項3に記載の圧切替機構。
【請求項5】
前記防振部材は、ウレタンフォームを含む材料により構成される請求項1に記載の圧切替機構。
【請求項6】
前記摺動部材は、ポリエチレンテレフタレートを含む材料により構成される請求項1に記載の圧切替機構。
【請求項7】
前記切替部材又は前記操作部材が前記摺動部材に接触した際の前記摺動部材との接触幅は、前記摺動部材の幅の半分以上である請求項1に記載の圧切替機構。
【請求項8】
請求項1に記載の圧切替機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記圧切替機構は、加熱装置が備える2つの回転体を加圧状態と減圧状態とに切り替える圧切替機構であり、
前記切替部材は、画像形成装置本体又は加熱装置本体に設けられる部材であり、
前記操作部材は、画像形成装置本体に対して開閉可能なカバーに設けられる部材である請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
請求項1に記載の圧切替機構を用いて前記2つの部材の間の圧力を切り替えることを特徴とする圧切替方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧切替機構、画像形成装置及び圧切替方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
互いに接触する2つの部材同士を加圧状態と減圧状態とに切り替える圧切替機構が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1(特開2020-24355号公報)においては、装置カバーの閉動作に連動して加圧レバーを揺動させることにより、加圧ローラと定着ローラを加圧状態に切り替える機構が開示されている。また、特許文献1においては、装置カバーに設けられる押圧レバーが、加圧レバーを揺動させる揺動レバーに衝突したときの衝突音を軽減するため、押圧レバーと揺動レバーの衝突位置に防振部材を設ける構成が提案されている。
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、揺動レバーが防振部材に衝突した際の防振部材に対する揺動レバーの食い込みを改善することについては検討されていなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、防振部材に対する食い込みを抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る圧切替機構は、第1の支点を中心に回転することにより、対向する2つの部材を加圧状態と減圧状態とに切り替える切替部材と、第2の支点を中心に回転することにより、前記切替部材を前記第1の支点を中心とする回転方向へ回転操作する操作部材と、前記操作部材が前記切替部材に接近した際に、前記切替部材と前記操作部材のうちの一方と接触するように前記切替部材と前記操作部材のうちの他方に設けられる摺動部材と、前記摺動部材と前記他方の間に介在する防振部材と、を備え、前記摺動部材は、前記防振部材よりも硬度が大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、防振部材に対する食い込みを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
本発明の第1実施形態に係る定着装置の基本構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係るヒータの平面図である。
本発明の第1実施形態に係るヒータの温度制御機構の構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置が備える圧切替機構の構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る圧切替機構の切替動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る圧切替機構の切替動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態に係る圧切替機構の切替動作を説明するための図である。
本発明の第1実施形態において、カバーの閉動作が行われる前に切替部材が減圧位置から加圧位置へ切替操作された状態を示す図である。
本発明の第1実施形態において、フック部と切替部材との干渉を回避するための構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る掬い部の拡大図である。
本発明の第1実施形態に係る切替部材と摺動部材との接触幅を示す図である。
本発明を適用可能な、他の定着装置の概略構成図である。
本発明を適用可能な、さらに別の定着装置の概略構成図である。
本発明を適用可能な、さらに別の定着装置の概略構成図である。
本発明を適用可能な、さらに別の定着装置の概略構成図である。
本発明を適用可能な、他の画像形成装置の概略構成図である。
図17に示される定着装置の構成を示す図である。
図18に示されるヒータの平面図である。
図18に示されるヒータ及びニップ形成部材の斜視図である。
図18に示されるヒータに対するコネクタの取付方法を示す図である。
サーミスタ及びサーモスタットの他の配置例を示す図である。
図21に示されるフランジの溝部を示す図である。
本発明を適用可能な、さらに別の定着装置の概略構成図である。
図24に示されるヒータ、第1高熱伝導部材、ニップ形成部材の斜視図である。
第1高熱伝導部材の配置を示すヒータの平面図である。
第1高熱伝導部材の他の配置例を示すヒータの平面図である。
第1高熱伝導部材のさらに別の配置例を示すヒータの平面図である。
拡大分割領域を示すヒータの平面図である。
本発明を適用可能な、さらに別の定着装置の概略構成図である。
図30に示されるヒータ、第1高熱伝導部材、第2高熱伝導部材、ニップ形成部材の斜視図である。
第1高熱伝導部材及び第2高熱伝導部材の配置を示すヒータの平面図である。
第1高熱伝導部材及び第2高熱伝導部材の他の配置例を示すヒータの平面図である。
第2高熱伝導部材のさらに別の配置例を示すヒータの平面図である。
本発明を適用可能な、さらに別の定着装置の概略構成図である。
グラフェンの原子結晶構造を示す図である。
グラファイトの原子結晶構造を示す図である。
本発明を適用可能な、さらに別の定着装置の概略構成図である。
本発明を適用可能な、さらに別の定着装置の概略構成図である。
比較例に係る圧切替機構の構成を示す図である。
比較例に係る圧切替機構の切替動作を説明するための図である。
比較例に係る圧切替機構の切替動作を説明するための図である。
比較例に係る圧切替機構の切替動作を説明するための図である。
防振部材と摺動部材が切替部材に設けられる例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材及び構成部品などの構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付し、一度説明した後ではその説明を省略する。
【0010】
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置1000の概略構成図である。ここで、本明細書中における「画像形成装置」には、プリンタ、複写機、ファクシミリ、印刷機、又は、これらのうちの二つ以上を組み合わせた複合機などが含まれる。また、以下の説明で使用する「画像形成」とは、文字及び図形などの意味を持つ画像を形成するだけでなく、パターンなどの意味を持たない画像を形成することも意味する。まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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