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公開番号
2025097669
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023214000
出願日
2023-12-19
発明の名称
車両用ドアのプルハンドル
出願人
しげる工業株式会社
,
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人湧泉特許事務所
主分類
B60R
13/02 20060101AFI20250624BHJP(車両一般)
要約
【課題】プルハンドルの衝撃吸収性能を向上させる
【解決手段】プルハンドル5は、車両のドアパネル2の車室側に配置されたドアトリム3に取り付けられる。プルハンドル5は、底壁部30aと、底壁部30aの少なくとも車室側の縁部から立ち上がり乗員の手指が掛けられ得る立壁部41とを備える。底壁部30aには、ドアパネル2との固定に用いられる取付座部38が下方に膨出するように形成されている。取付座部38から底壁部30aの縁部につながる薄肉部50が底壁部30aに形成されている。薄肉部50は、車長方向に沿うように延びる薄肉部分51,55と、車幅方向に沿うように延びる薄肉部分52,53,54とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のドアパネルの車室側に配置されたドアトリムに取り付けられる、車両用ドアのプルハンドルであって、
底壁部と、この底壁部の少なくとも車室側の縁部から立ち上がり乗員の手指が掛けられ得る立壁部とを備え、
上記底壁部には、上記ドアパネル又は上記ドアトリムとの固定に用いられる取付座部が下方に膨出するように形成されており、
この取付座部から上記底壁部の縁部につながる薄肉部が上記底壁部に形成されていることを特徴とする車両用ドアのプルハンドル。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
上記薄肉部が、車長方向に沿うように延びる部分と、車幅方向に沿うように延びる部分とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアのプルハンドル。
【請求項3】
上記取付座部と上記薄肉部とを有する上記底壁部が設けられ、上記底壁部の縁部に挿通穴が形成された第1部材と、
上記立壁部と上記立壁部から突出する挿通片とが設けられた第2部材と、を含み、
この第2部材は、上記挿通片が上記挿通穴に挿通された状態で上記第1部材に取り付けられており、
上記第1部材の底壁部の薄肉部が上記取付座部から上記挿通穴につながることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ドアのプルハンドル。
【請求項4】
上記取付座部が底板部と、肉抜き穴が形成された筒状部とを有し、
この筒状部の肉抜き穴に上記薄肉部が連なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ドアのプルハンドル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のドアの車室側に設けられるプルハンドルに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両のドアは、ドアパネルの車室側にドアトリムを有し、ドアトリムには、ドアの開閉の際に乗員が手指を掛けるためのプルハンドルが設けられている。
【0003】
下記特許文献1に開示のプルハンドルは、乗員の手指が掛けられる立壁部と、物入れを兼ねるようにするために立壁部の下端部に設けられた底壁部とを有している。底壁部には、ドアパネル又はドアトリムとの固定に用いられる取付座部が下方に膨出するように形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-109760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示のプルハンドルでは、その底壁部が壁面を上下方向に向けており、側突時の車幅方向荷重に対して潰れにくくなっている。また、取付座部により、底壁部はより潰れにくくなっている。そのため、特許文献1のプルハンドルは、側突時の衝撃吸収性能に悪影響を受けるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の少なくとも1つを解決するためになされた本発明の一態様に係る車両用ドアのプルハンドルは、車両のドアパネルの車室側に配置されたドアトリムに取り付けられる、車両用ドアのプルハンドルであって、
底壁部と、この底壁部の少なくとも車室側の縁部から立ち上がり乗員の手指が掛けられ得る立壁部とを備え、
上記底壁部には、上記ドアパネル又は上記ドアトリムとの固定に用いられる取付座部が下方に膨出するように形成されており、
この取付座部から上記底壁部の縁部につながる薄肉部が上記底壁部に形成されていることを特徴とする。
【0007】
上記構成によれば、底壁部に形成された薄肉部は、側突時に折れて底壁部の潰れのきっかけとなる。薄肉部が取付座部から底壁部の縁部につながることにより、底壁部を弱体化の程度を向上させることができる。これにより、側突時の衝撃吸収性能を向上させることができる。
【0008】
好ましくは、上記薄肉部が、車長方向に沿うように延びる部分と、車幅方向に沿うように延びる部分とを有する。
上記構成によれば、薄肉部が、車幅方向に折れるきっかけとなる車長方向に沿うように延びる部分と、車長方向に折れるきっかけとなる車幅方向に沿うように延びる部分とを有することにより、底壁部の弱体化の程度の向上に寄与することができる。
【0009】
好ましくは、上記取付座部と上記薄肉部とを有する上記底壁部が設けられ、上記底壁部の縁部に挿通穴が形成された第1部材と、上記立壁部と上記立壁部から突出する挿通片とが設けられた第2部材と、を含み、この第2部材は、上記挿通片が上記挿通穴に挿通された状態で上記第1部材に取り付けられており、上記第1部材の底壁部の薄肉部が上記取付座部から上記挿通穴につながる。
上記構成によれば、薄肉部が取付座部から、底壁部における弱い部分である挿入穴につながることにより、底壁部の弱体化の程度の向上に寄与することができる。
【0010】
好ましくは、上記取付座部が底板部と、肉抜き穴が形成された筒状部とを有し、この筒状部の肉抜き穴に上記薄肉部が連なっている。
上記構成によれば、肉抜き穴により取付座部を壊れやすくするとともに、肉抜き穴と薄肉部を連ねることにより、底壁部の弱体化の程度の向上に寄与することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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