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公開番号
2025097953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2024221244
出願日
2024-12-18
発明の名称
車両シート用の押出メッシュ体の製造方法及びその製造品
出願人
リア・コーポレーション
,
Lear Corporation
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
D04H
3/033 20120101AFI20250624BHJP(組みひも;レース編み;メリヤス編成;縁とり;不織布)
要約
【課題】シートアセンブリのための本体及びシートパッドのための方法を提供する。
【解決手段】本体は、ランダムに配向され、互いに接合されて三次元メッシュ構造体を形成する複数の押出ポリマーフィラメントで構成される。本体は、押出方向又は長手方向に伸長される。押出ポリマーフィラメントの第1のゾーンは第1の密度を有し、押出ポリマーフィラメントの第2のゾーンは第1の密度よりも小さい第2の密度を有する。第1及び第2のゾーンは、境界又は移行領域によって分離される。冷却槽中の複数のトラクタベルトの速度を制御することによって、異なる密度及び硬度特性を有する異なるゾーンを有する押出ポリマーフィラメントを用いてシートパッドを製造する方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ランダムに配向され、互いに接合されて三次元メッシュ構造体を形成する複数の押出ポリマーフィラメントの本体を備え、該本体は、長手方向に伸長され、第1の密度を有する該押出ポリマーフィラメントを含む第1のゾーンと、該第1の密度未満の第2の密度を有する該押出ポリマーフィラメントを含む第2のゾーンとを含む、物品。
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【請求項2】
前記第1のゾーン及び前記第2のゾーンは、前記本体を少なくとも部分的に横切って延在する、前記第1のゾーンと前記第2のゾーンとの間の少なくとも1つの境界を画定する、請求項1に記載の物品。
【請求項3】
前記第1のゾーンと前記第2のゾーンとの間の前記少なくとも1つの境界は湾曲している、請求項2に記載の物品。
【請求項4】
前記第1のゾーンと前記第2のゾーンとの間の前記少なくとも1つの境界は、前記長手方向に対して垂直未満の角度で延在する、請求項2に記載の物品。
【請求項5】
前記第1のゾーン及び前記第2のゾーンは、前記本体を完全に横切って延在する、前記第1のゾーンと前記第2のゾーンとの間の少なくとも1つの境界を画定する、請求項1に記載の物品。
【請求項6】
前記本体は、複数の中間プリフォームを備え、該中間プリフォームの各々は、分離されてシートクッションに成形されるように適合される、請求項1に記載の物品。
【請求項7】
シートフレームと、
シートカバーと、
ランダムに配向され、互いに接合されて中間プリフォームを形成する複数の押出ポリマーフィラメントを含む本体であって、該中間プリフォームは、第1の密度を有する該押出ポリマーフィラメントの第1のゾーンと、該第1の密度よりも低い第2の密度を有する該押出ポリマーフィラメントを含む該押出ポリマーフィラメントの第2のゾーンとを含み、該中間プリフォームは成形されて成形シートクッションを形成する、本体と、
を備える、シートアセンブリ。
【請求項8】
前記第1のゾーン及び前記第2のゾーンは、前記本体を少なくとも部分的に横切って延在する、前記第1のゾーンと前記第2のゾーンとの間の少なくとも1つの境界を画定する、請求項7に記載のシートアセンブリ。
【請求項9】
前記第1のゾーン及び前記第2のゾーンは、前記本体を完全に横切って延在する前記第1のゾーンと前記第2のゾーンとの間の少なくとも1つの境界を画定する、請求項7に記載のシートアセンブリ。
【請求項10】
前記第1のゾーンと前記第2のゾーンとの間の前記少なくとも1つの境界は湾曲している、請求項9に記載のシートアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の参照)
本出願は、2024年11月27日に出願された米国特許出願第18/962,730号の優先権を主張し、また、2023年12月19日に出願された米国仮出願第63/612,215号の利益を主張する。さらに、本出願は、2024年7月18日に出願されたデンマーク特許出願第PA202470196号に対する優先権を主張する。これらの開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
押出体の幅にわたって異なる密度を有するパッドを形成する方法に従って作製されたポリマーフィラメントの押出体に関する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の一態様によれば、ランダムに配向され、互いに接合されて(bonded)三次元メッシュ構造体を形成する複数の押出ポリマーフィラメントの本体を含み、該本体は、長手方向に伸長され、第1の密度を有する該押出ポリマーフィラメントを含む第1のゾーンと、該第1の密度よりも低い第2の密度を有する該押出ポリマーフィラメントを含む第2のゾーンとを含む、物品が提供される。
【0004】
本発明の別の態様によれば、シートフレームと、シートカバーと、ランダムに配向され、互いに接合されて中間プリフォームを形成する複数の押出ポリマーフィラメントを含む本体であって、該中間プリフォームは、第1の密度を有する該押出ポリマーフィラメントの第1のゾーンと、該第1の密度よりも低い第2の密度を有する該押出ポリマーフィラメントを含む該押出ポリマーフィラメントの第2のゾーンとを含み、該中間プリフォームは成形されて成形シートクッションを形成する、本体とを備える、シートアセンブリが提供される。
【0005】
本発明の別の態様によれば、ポリマー樹脂を溶融して溶融ポリマーを形成することと、ダイヘッドを通して前記溶融ポリマーを押出して、押出ポリマーフィラメントを形成することと、前記押出ポリマーフィラメントを、所定の断面を有するフィラメントのストリップに成形及び接合することと、前記フィラメントのストリップを、長手方向に対して横方向に配列された複数のトラクタベルトを用いて、冷却槽内に該長手方向に引き込むことであって、該トラクタベルトはそれぞれ、前記フィラメントのストリップの複数の部分のうちの1つを該長手方向に移動させる、前記フィラメントのストリップを引き込むことと、前記複数のトラクタベルトを制御して、前記フィラメントのストリップの前記複数の部分のうちの1つを、前記複数のトラクタベルトのうちの他のトラクタベルトに対して異なる速度で移動させて、前記ポリマーフィラメントのストリップの幅にわたって前記フィラメントのストリップの前記複数の部分の密度を局所的に制御することとを含む方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
プラスチック押出ラインの概略図である。
押出方向に対して垂直に、押出を横切って配置された複数のトラクタベルトを有する可変速度トラクタセクションの正面図である。
シート背もたれクッションの正面図である。
シートクッションの平面図である。
押出されたプリフォームの断面図である。
フレーム及びシートカバーを部分的に破断して示す車両シートの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
ここで、実施形態を詳細に参照する。実施形態の例は、添付の図面に示される。以下の詳細な説明では、説明される様々な実施形態の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が記載される。しかしながら、説明される様々な実施形態がこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることは、当業者には明らかであろう。他の例では、実施形態の態様を不必要に曖昧にしないように、周知の方法、手順、構成要素、回路、及びネットワークについては詳細に説明していない。
【0008】
開示された実施形態は単なる例示であり、様々な代替の形態が可能であることを理解されたい。図は、必ずしも一定の縮尺ではなく、いくつかの特徴は、特定の構成要素の詳細を示すために誇張又は最小化され得る。したがって、本明細書に開示される特定の構造的及び機能的な詳細は、限定するものとして解釈されるべきではなく、単に、本開示による実施形態を様々に採用することを当業者に教示するための代表的な基礎として解釈されるべきである。
【0009】
「1つ又は複数」は、1つの要素によって実行される機能、2つ以上の要素によって、例えば、分散された形で実行される機能、1つの要素によって実行されるいくつかの機能、いくつかの要素によって実行されるいくつかの機能、又は上記の任意の組合せを含む。
【0010】
第1、第2などの用語は、いくつかの例では、様々な要素を説明するために本明細書で使用されるが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきではないことも理解されよう。これらの用語は、1つの要素を別の要素と区別するためにのみ使用される。例えば、説明する様々な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の接点は第2の接点と呼ばれることがあり、同様に、第2の接点は第1の接点と呼ばれることがある。第1の接点及び第2の接点は両方とも接点であるが、それらは同じ接点ではない。
(【0011】以降は省略されています)
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