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公開番号
2025098390
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214491
出願日
2023-12-20
発明の名称
心臓モデル装置
出願人
朝日インテック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G09B
23/28 20060101AFI20250625BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】心臓モデルに拡縮と捻転とが組み合わされた動作をさせることが可能な心臓モデル装置を提供する。
【解決手段】心臓モデル装置は、心臓を模し、拡張と収縮が可能な心臓モデルと、心臓モデルに接続されており、心臓モデルの表面を、心臓モデルの外側方向と内側方向とのいずれか一方向に移動させる駆動機構と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
心臓モデル装置(1,1D,1E)であって、
心臓を模し、拡張と収縮が可能な心臓モデル(100,100A,100B,100D)と、
前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)に接続されており、前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)の表面を、前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)の外側方向と内側方向とのいずれか一方向に移動させる駆動機構(50,50E,51,51A,51B)と、
を備える、心臓モデル装置(1,1D,1E)。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の心臓モデル装置(1,1D,1E)であって、
前記駆動機構(50,50E,51,51A,51B)は、前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)の前記表面に、当該表面に対して垂直な方向と交差する方向に力を付与する、心臓モデル装置(1,1D,1E)。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の心臓モデル装置(1,1D,1E)であって、
前記駆動機構(50,50E,51,51A,51B)は、第1の端部(511)と第2の端部(512)を有する線状部材(51,51A,51B)と、駆動装置(50,50E)とを有しており、
前記線状部材(51,51A,51B)の前記第1の端部(511)は、前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)に接続され、前記第2の端部(512)は、前記駆動装置(50,50E)に接続されており、
前記駆動装置(50,50E)は、前記線状部材(51,51A,51B)を引くことで前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)の前記表面を外側方向に移動させる、心臓モデル装置(1,1D,1E)。
【請求項4】
請求項3に記載の心臓モデル装置(1,1E)であって、
前記心臓モデル(100,100A,100B)は、大動脈モデル(112)が接続される位置に形成されている開口(100c)と、前記開口(100c)の周縁の部位である心基部(100a)と、前記開口(100c)の中心から最も離れた部位である心尖部(100b)とを有しており、
前記線状部材(51,51A,51B)の前記第1の端部(511)は、前記心臓モデル(100,100A,100B)のうち、前記心尖部(100b)と前記心基部(100a)との間に固定されている、心臓モデル装置(1,1E)。
【請求項5】
請求項3または請求項4に記載の心臓モデル装置(1)であって、
前記心臓モデル(100B)は、大動脈モデル(112)が接続される位置に形成されている開口(100c)と、前記開口(100c)の周縁の部位である心基部(100a)と、前記開口(100c)の中心から最も離れた部位である心尖部(100b)とを有しており、
前記心臓モデル(100B)の平面図を、前記心基部(100a)を上側に、前記心尖部(100b)を下側に配置して見た場合に、前記線状部材(51B)の前記第1の端部(511)は、前記心臓モデル(100B)の前記心基部(100a)の前記開口(100c)の中心と前記心尖部(100b)と結ぶ仮想直線よりも右側に固定されている、心臓モデル装置(1)。
【請求項6】
請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の心臓モデル装置(1,1D,1E)であって、
さらに、液体が収容された容器(21)を備え、
前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)は、前記容器(21)の内部の前記液体内に配置され、
前記駆動装置(50,50E)は、前記容器(21)の外部に配置され、
前記線状部材(51,51A,51B)は、前記容器(21)の内部から外部へと引き出されている、心臓モデル装置(1,1D,1E)。
【請求項7】
請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の心臓モデル装置(1,1D,1E)であって、
前記線状部材(51,51A,51B)は、X線透過性材料により形成されている、心臓モデル装置(1,1D,1E)。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の心臓モデル装置(1,1D,1E)であって、
前記駆動機構(50,50E,51,51A,51B)は、前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)の前記拡張と、前記収縮との少なくともいずれか一方に同期させて、前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)の前記表面を移動させる、心臓モデル装置(1,1D,1E)。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の心臓モデル装置(1,1D,1E)であって、
前記駆動機構(50,50E,51,51A,51B)は、前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)の前記拡張と前記収縮との少なくともいずれか一方の開始から所定時間経過後に、前記心臓モデル(100,100A,100B,100D)の前記表面を移動させる、心臓モデル装置(1,1D,1E)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、心臓モデル装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
心疾患に対する低侵襲な治療や検査のために、ガイドワイヤやカテーテル等の医療用デバイスが使用されている。特許文献1~3には、医師等の術者が、これらの医療用デバイスを用いた手技を模擬することが可能なトレーニング装置が開示されている。特許文献1~3に記載の装置は、模擬心臓体を備えており、模擬心臓体の内部に水や空気を供給することで、模擬心臓体に対して、拍動を模擬した拡張及び収縮動作をさせる。以降、拡張及び収縮動作を、単に「拡縮動作」とも呼ぶ。模擬心臓体を「心臓モデル」とも呼ぶ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-170075号公報
特開2007-333781号公報
特表2003-536107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実際の心臓は、ねじれ運動を伴って拡縮動作することが知られている。ねじれ運動を捻転動作とも呼ぶ。このため、術者に対して、より臨床に近いトレーニング環境を提供するためには、心臓モデルには、拡縮と捻転とが組み合わされた動作をさせることが好ましい。この点、特許文献1~3には、心臓モデルの拡縮動作のみが実現されているに過ぎず、捻転動作については何ら考慮されていないという課題があった。換言すれば、特許文献1~3では、心臓モデルの動きが単調であり、複雑な運動様式を持つ実際の心臓の動きは到底、模擬できていないという課題があった。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであり、心臓モデルに拡縮と捻転とが組み合わされた動作をさせることが可能な心臓モデル装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
【0007】
(1)本開示の一形態によれば、心臓モデル装置が提供される。この心臓モデル装置は、心臓を模し、拡張と収縮が可能な心臓モデルと、前記心臓モデルに接続されており、前記心臓モデルの表面を、前記心臓モデルの外側方向と内側方向とのいずれか一方向に移動させる駆動機構と、を備える。
【0008】
この構成によれば、心臓モデル装置は、拡張と収縮が可能な心臓モデル、換言すれば、拡縮可能な心臓モデルに加えて駆動機構を備えている。このため、心臓モデルの拡縮動作に加えて、駆動機構によって心臓モデルの捻転動作を実現できる。すなわち、本構成によれば、心臓モデルに拡縮と捻転とが組み合わされた動作をさせることが可能な心臓モデル装置を提供できる。この結果、心臓モデルに対して、複雑な運動様式を持つ実際の心臓の動きを模擬した動作をさせることが可能となり、術者に対して、より臨床に近いトレーニング環境を提供できる。
【0009】
(2)上記形態の心臓モデル装置において、前記駆動機構は、前記心臓モデルの前記表面に、当該表面に対して垂直な方向と交差する方向に力を付与してもよい。
この構成によれば、駆動機構は、心臓モデルの表面に対して垂直な方向と交差する方向に力を付与するため、垂直な方向の力を付与する場合と比べて、心臓モデルに対して、実際の心臓の動きと近い三次元的な捻転動作をさせることができる。
【0010】
(3)上記形態の心臓モデル装置において、前記駆動機構は、第1の端部と第2の端部を有する線状部材と、駆動装置とを有しており、前記線状部材の前記第1の端部は、前記心臓モデルに接続され、前記第2の端部は、前記駆動装置に接続されており、前記駆動装置は、前記線状部材を引くことで前記心臓モデルの前記表面を外側方向に移動させてもよい。
この構成によれば、駆動装置は、線状部材を引くことで心臓モデルの表面を外側方向に移動させるため、簡単な構成で、心臓モデルの表面を移動させること、換言すれば、心臓モデルの捻転動作を実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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