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公開番号
2025098770
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215128
出願日
2023-12-20
発明の名称
バイクライダー冷却装置
出願人
株式会社コミネ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F04D
29/52 20060101AFI20250625BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】バイクライダーの衣服内を効率よく冷却することができ、衣服の選択の自由度が高められ、デザイン性や洗濯等への影響も少なく抑えられ、かつ降雨等による衣服内環境の悪化や送風ファンの故障を抑制できるバイクライダー冷却装置を提供する。
【解決手段】バイクライダーが乗車する車両に取り付けられるファンユニット20と、ファンユニット20に接続され、バイクライダーの衣服の内部に挿入される送気管と、を備え、送気管は、バイクライダーの衣服の内部に開口するエアの流出口を有し、ファンユニット20は、送気管が接続される送風ファン21と、送風ファン21を少なくとも上側から覆うカバー体22と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
バイクライダーが乗車する車両に取り付けられるファンユニットと、
前記ファンユニットに接続され、前記バイクライダーの衣服の内部に挿入される送気管と、を備え、
前記送気管は、前記バイクライダーの衣服の内部に開口するエアの流出口を有し、
前記ファンユニットは、
前記送気管が接続される送風ファンと、
前記送風ファンを少なくとも上側から覆うカバー体と、を有する、
バイクライダー冷却装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記送風ファンは、下側を向く吸気口を有し、
前記カバー体は、
前記送風ファンを下面に保持する頂壁と、
前記頂壁から下側に延びる壁部と、を有し、
前記壁部の一部は、前記吸気口よりも下側へ突出している、
請求項1に記載のバイクライダー冷却装置。
【請求項3】
前記壁部は、前記頂壁の左右方向の両端部に接続される一対の側壁を有し、
前記一対の側壁は、下側へ向かうに従い、互いに離間するように左右方向の外側に向けて延びる、
請求項2に記載のバイクライダー冷却装置。
【請求項4】
前記カバー体は、樹脂製であり、単一の部材により一体に形成される、
請求項1から3のいずれか1項に記載のバイクライダー冷却装置。
【請求項5】
前記カバー体は、前記送風ファンと前記送気管との接続部分を少なくとも上側から覆う庇部を有する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のバイクライダー冷却装置。
【請求項6】
前記車両に配置され、上面に前記ファンユニットが取り付けられるベースプレートをさらに備え、
前記カバー体と前記ベースプレートの上面との間に、前記送風ファンの吸気口へ向かう外気が通る開口部が設けられる、
請求項1から3のいずれか1項に記載のバイクライダー冷却装置。
【請求項7】
前記ベースプレートは、前記ベースプレートの上面に配置されるポケットを有し、
前記ポケットには、前記送風ファンと電気的に接続されるバッテリーが収納され、
前記ベースプレート上に前記ファンユニットが取り付けられた状態で、前記ポケットの開口と、前記ファンユニットまたは前記送気管の一部とが、対向して配置される、
請求項6に記載のバイクライダー冷却装置。
【請求項8】
前記カバー体は、前記送気管を着脱可能に保持するホルダーを有する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のバイクライダー冷却装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイクライダー冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自動二輪車等のオートバイなどに乗るバイクライダーが着用する衣服には、ライダーの安全性を確保するため、生地の厚い素材等が用いられている。また、車両の転倒時などにバイクライダーの腕や脚を保護するため、長袖の上着や丈の長いズボン等が推奨されている。
【0003】
車両の走行中においては、バイクライダーの身体が走行風に当たるため、体表の汗が蒸発するときの気化熱等の作用により、涼しさを感じることができる。しかしながら、例えば気温が高い夏季等において、信号待ちや渋滞の際などに車両が停止すると、バイクライダーの衣服内で急激に温度が上昇して、不快な状況となりやすい。場合によっては、バイクライダーが熱中症になるおそれも生じる。
【0004】
そこで、例えば特許文献1、2に記載されるようなファン一体型の空調服を用いれば、バイクライダーの衣服の内部に外気を取り込み、汗の蒸発を促して効率よく身体を冷却することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6017069号公報
特許第4399765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ファン一体型の空調服では、バイクライダーが衣服を選択する際の自由度が低く、デザイン性への影響も大きい。さらに、ファン付きの衣服であるため、洗濯やクリーニングなど(以下、洗濯等と省略する)の際の取り扱いが面倒である。
【0007】
そこで本発明の発明者は、例えば、送風ファンを小型バッグ等に収めて車両の燃料タンク等に固定し、この送風ファンにホースやチューブ等の送気管を接続して、送気管をバイクライダーの衣服の内部に挿入し、衣服内に送気管からエアを流出させる構成を発案した。この構成によれば、衣服に送風ファンを組み付ける必要がないことから、バイクライダーが衣服を選択する際の自由度が高く、デザイン性への影響が小さく抑えられる。また、衣服の洗濯等の際の取り扱いも制限されにくい。
【0008】
しかしながら、上述したいずれの場合においても、車両の走行中に急な降雨などがあると、送風ファンが外気とともに雨水を吸い込んでしまう。これにより、雨滴や雨滴を含んだ湿ったエアが、バイクライダーの衣服内に流出されて不快な状況となったり、送風ファンが雨水の浸入により故障したりするおそれがあった。
【0009】
本発明は、バイクライダーの衣服内を効率よく冷却することができ、衣服の選択の自由度が高められ、デザイン性や洗濯等への影響も少なく抑えられ、かつ降雨等による衣服内環境の悪化や送風ファンの故障を抑制できるバイクライダー冷却装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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