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公開番号2025099228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215718
出願日2023-12-21
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250626BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】トナーカートリッジの排出口近傍のトナーを清掃する機能を有する画像形成装置が求められている。
【解決手段】画像形成装置であって、トナーカートリッジは、第1室と、排出口と、前記排出口に通じる第2室と、前記第1室のトナーを第2室へ搬送する搬送部材と、を備え、装置本体は、受入口があるトナー収容部と、制御部と、を備え、エア供給部は、前記第2室のトナーを前記排出口から前記受入口に向けて搬送するようにエアを供給し、前記制御部は、前記搬送部材が前記第1室から前記第2室へトナーを搬送し且つ前記エア供給部が前記第2室を経由して前記排出口から前記受入口に向けてエアを供給する第1動作と、前記搬送部材が前記第1室から前記第2室へトナーを搬送せず且つ前記エア供給部が前記第2室を経由して前記排出口から前記受入口に向けてエアを供給する第2動作と、を実行可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トナーカートリッジと、前記トナーカートリッジを着脱可能な装置本体と、エア供給部と、を備える画像形成装置であって、
前記トナーカートリッジは、
トナーを収容する第1室と、
前記第1室のトナーを前記トナーカートリッジの外部に排出するための排出口と、
前記排出口に通じる第2室であって前記第1室よりも前記排出口に近い第2室と、
回転することによって前記第1室のトナーを前記第2室へ搬送する搬送部材と、
を備え、
前記装置本体は、
前記排出口から排出されたトナーを受け入れる受入口が設けられ、トナーを収容するトナー収容部と、
制御部と、
を備え、
前記エア供給部は、前記第2室にあるトナーを前記排出口から前記受入口に向けて搬送するようにエアを供給し、
前記制御部は、
前記搬送部材が前記第1室から前記第2室へトナーを搬送し且つ前記エア供給部が前記第2室を経由して前記排出口から前記受入口に向けてエアを供給する第1動作と、
前記搬送部材が前記第1室から前記第2室へトナーを搬送せず且つ前記エア供給部が前記第2室を経由して前記排出口から前記受入口に向けてエアを供給する第2動作と、
を実行可能である、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第2動作において、前記搬送部材は、前記第2室から前記第1室へトナーを搬送する方向に回転させられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2動作において、前記搬送部材の回転が停止していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記エア供給部は、伸縮することによってエアを発生させるポンプと、回転可能なカムであって回転することによって前記ポンプを伸縮させるカムと、を有し、
前記装置本体は、前記搬送部材と前記カムを回転駆動するためのモータであって、第1回転方向もしくは前記第1回転方向と反対の第2回転方向に回転可能なモータを有し、
前記搬送部材は、前記モータが前記第1回転方向に回転する時に前記第1室から前記第2室へトナーを搬送する方向に回転し、前記モータが前記第2回転方向に回転する時に前記第2室から前記第1室へトナーを搬送する方向に回転する、ように構成され、
前記エア供給部は、前記モータが前記第1回転方向及び前記第2回転方向のいずれの方向に回転する際においても前記第2室を経由して前記排出口から前記受入口に向けてエアを供給するように構成され、
前記制御部は、前記第1動作を実行する際は、前記モータが前記第1回転方向に回転し、
前記第2動作を実行する際は、前記モータが前記第2回転方向に回転するように制御する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記モータの単時間当たりの回転数は、前記第2動作を実行する時の方が前記第1動作を実行する時よりも多いことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記エア供給部は伸縮可能なポンプであり、
前記ポンプの伸縮の周期は、前記第2動作を実行する時の方が前記第1動作を実行する時よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記装置本体は、画像形成装置の異常を検知する異常検知部を備え、
前記制御部は、前記異常検知部によって異常が検知されたことに基づいて前記第2動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記装置本体は、前記第2動作を実行した回数を記憶する記憶部と、画像形成装置内の異常を検知する異常検知部と、を備え、
前記制御部は、前記回数が所定回数よりも少ない場合は、前記異常検知部によって異常が検知されたことに基づいて前記第2動作を実行し、前記回数が前記所定回数よりも多い場合は、前記異常検知部によって異常が検知されたことに基づいて前記第2動作を実行しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、画像形成装置への電力供給が遮断されることが確定したことに基づいて前記電力供給が遮断される前に前記第2動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記装置本体は、前記第2動作を実行した回数を記憶する記憶部を有し、
前記制御部は、前記回数が所定回数よりも少ない場合は、画像形成装置への電力供給が遮断されることが確定したことに基づいて前記第2動作を実行し、前記回数が前記所定回数よりも多い場合は画像形成装置への電力供給が遮断されることが確定したことに基づいて前記電力供給が遮断される前に前記第2動作を実行しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式を採用する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置として、レーザービームプリンターなどの電子写真方式の画像形成装置が知られている。そして、画像形成装置に対して、着脱(交換)可能であって、現像ローラ等の現像手段へ供給するトナーを収容したカートリッジ(トナーカートリッジ)が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-72703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トナーカートリッジの排出口近傍のトナーを清掃する機能を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、トナーカートリッジと、前記トナーカートリッジを着脱可能な装置本体と、エア供給部と、を備える画像形成装置であって、前記トナーカートリッジは、トナーを収容する第1室と、前記第1室のトナーを前記トナーカートリッジの外部に排出するための排出口と、前記排出口に通じる第2室であって前記第1室よりも前記排出口に近い第2室と、回転することによって前記第1室のトナーを前記第2室へ搬送する搬送部材と、を備え、前記装置本体は、前記排出口から排出されたトナーを受け入れる受入口が設けられ、トナーを収容するトナー収容部と、制御部と、を備え、前記エア供給部は、前記第2室にあるトナーを前記排出口から前記受入口に向けて搬送するようにエアを供給し、前記制御部は、前記搬送部材が前記第1室から前記第2室へトナーを搬送し且つ前記エア供給部が前記第2室を経由して前記排出口から前記受入口に向けてエアを供給する第1動作と、前記搬送部材が前記第1室から前記第2室へトナーを搬送せず且つ前記エア供給部が前記第2室を経由して前記排出口から前記受入口に向けてエアを供給する第2動作と、を実行可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明よれば、トナーカートリッジの排出口近傍のトナーを清掃する機能を有する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係るトナーカートリッジおよびトナーカートリッジの補給口まわりの概略断面図である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例であるレーザープリンタを示す断面図である。
本発明の実施例に係るプロセスカートリッジの正面図であって、図2に図示したX1方向からプロセスカートリッジを見た状態を示している。
本発明の実施例に係るプロセスカートリッジの構成を示す主断面図(図3に図示するc-c断面)である。
本発明の実施例に係るプロセスカートリッジの補給口を示す断面図(図3に図示するb-b断面)である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジの正面図であって、トナーカートリッジがプリンター本体に装着された状態を示している。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジのトナー収容部を示す主断面図(図6に図示するe‐e断面)である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジを駆動側から見た分解斜視図である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジを駆動側から見た側面図である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジの搬送スクリューの回転軸中心を基準とした断面図(図9に図示するi-i断面)である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジの摺り切り部について例示的に説明する断面図(図6に図示するh-h断面)である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジの長手方向に沿った断面斜視図である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジのシャッター部材の回動軸中心を基準とした断面図(図6に図示するf-f断面)である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジのシャッター部材の回動軸中心を基準とした断面図(図9に図示するj-j断面)である。
本発明の実施例に係るノズル部材の正面図、左側面図、右側面図、下面図および種々の断面図である。
本発明の実施例に係るシャッター部材の搬送経路を例示的に説明するためのシャッター部材の断面図である。
本発明の実施例に係るプロセスカートリッジ、トナーカートリッジのプリンター本体Aへの装着方法を例示的に説明する斜視図である。
本発明の実施例に係るプロセスカートリッジ、トナーカートリッジのプリンター本体Aへの装着方法を例示的に説明する側面図である。
本発明の実施例に係る、プロセスカートリッジの補給口を例示的に説明する断面斜視図である。
本発明の実施例に係る、プロセスカートリッジの現像動作に関する駆動手段を例示的に説明する分解斜視図である。
本発明の実施例に係る、プロセスカートリッジの概略断面図である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジのシャッター部材がトナーを封止している状態を例示的に説明する際の側面図および断面図(図中のk-k断面)である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジのシャッター部材および、その周辺部品の分解斜視図である。
本発明の実施例に係るシャッター部材の正面図/左側面図/右側面図/下面図および各断面図である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジのシャッター部材がトナーを封止している状態の正面図である。
本発明の実施例に係るシャッター保護部材の正面図/左側面図/右側面図/下面図および各断面図である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジを非駆動側から見た分解斜視図である。
本発明の実施例に係るトナーカートリッジをポンプ・スクリュー駆動入力部の軸線で切った断面図
本発明の実施例に係る本体ポンプカップリングと第2ガイド部の詳細図と、本体ポンプカップリングの軸線で切った断面図
本発明の実施例に係る本体ポンプカップリングと第2ガイド部の斜視図
本発明の実施例に係る本体ポンプカップリングの周辺部品の分解斜視図
本発明の実施例に係る駆動側トナーカートリッジサイドカバーを外した状態の、トナーカートリッジを駆動側からみた側面図である。
実施例に関わる機能ブロック図である。
実施例に関わるカートリッジ清掃制御のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(実施例1)
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例であるレーザープリンタを示す断面図である。なお、以下の実施形態に記載されている画像形成装置に係る構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。したがって、特に特定的な記載がない限りは本発明の範囲をそれに限定するものではない。
【0009】
(レーザープリンタの概略構成)
図2に図示するように、本実施例に係る画像形成装置であるレーザープリンタ1は、プリンター本体Aを備え、プロセスカートリッジB、トナーカートリッジCを着脱可能である。プリンター本体Aに対するプロセスカートリッジBおよびトナーカートリッジCの着脱方法の詳細については後述する。
【0010】
プリンター本体Aには、シート給送部103、転写ローラ104、定着部105、レーザースキャナ101が設置されている。プロセスカートリッジBおよびトナーカートリッジCは、レーザープリンタ1における上側、且つ、前側に位置するように、プリンター本体Aに対して装着することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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