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公開番号2025099416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216059
出願日2023-12-21
発明の名称食育システム
出願人公立大学法人大阪
代理人弁理士法人インターブレイン
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】児童および生徒に朝食を摂取する習慣を定着させやすくする。
【解決手段】食育システムは、生徒から、朝食を食べたか否かについての第1の入力を受け付ける第1入力部と、生徒が朝食を食べているとき、複数の栄養カテゴリそれぞれについて生徒が食べた食品を示す第2の入力を生徒から受け付ける第2入力部と、第1の入力および第2の入力に応じて第1のメッセージを生成するメッセージ生成部と、第1のメッセージを生徒に通知するメッセージ通知部と、を備える食育システム。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
生徒から、朝食を食べたか否かについての第1の入力を受け付ける第1入力部と、
前記生徒が朝食を食べているとき、複数の栄養カテゴリそれぞれについて前記生徒が食べた食品を示す第2の入力を前記生徒から受け付ける第2入力部と、
前記第1の入力および前記第2の入力に応じて第1のメッセージを生成するメッセージ生成部と、
前記第1のメッセージを前記生徒に通知するメッセージ通知部と、を備える食育システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記生徒から、朝食の摂取に関する目標を指定する第3の入力を受け付ける第3入力部と、
前記第3の入力により指定された前記朝食の摂取に関する目標の、所定の対象期間における達成状況を表す目標達成率を算出する目標管理部と、を備え、
前記メッセージ生成部は、前記目標達成率に応じて第2のメッセージを生成し、
前記メッセージ通知部は、前記第2のメッセージを前記生徒に通知する、請求項1に記載の食育システム。
【請求項3】
前記生徒から、排便の有無および睡眠時間の双方または一方についての第4の入力を受け付ける第4入力部と、を備える、請求項1に記載の食育システム。
【請求項4】
前記生徒から、自身の気分の良好度を表す数値を指定する第5の入力を受け付ける第5入力部と、
前記第5の入力が受け付けられたとき、前記第1、第2および第4の入力のうちいずれか1以上の入力における入力内容と、前記第5の入力における入力内容との相関性を評価する評価部と、を備える、請求項3に記載の食育システム。
【請求項5】
前記第1入力部は、前記生徒が前日分の第1の入力の入力操作を実行済みであることを条件として、前記生徒から当日分の第1の入力を受け付け、
前記第2入力部は、前記生徒が前日分の第2の入力の入力操作を実行済みであることを条件として、前記生徒から当日分の第2の入力を受け付ける、請求項1~4のいずれかに記載の食育システム。
【請求項6】
前記目標達成率を表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、前記目標達成率の閲覧希望者が教師であることを条件として、複数の生徒の前記目標達成率を表示する、請求項2に記載の食育システム。
【請求項7】
前記メッセージ生成部は、前記生徒により目標として指定される体型または体質に合わせて前記第1および第2のメッセージの双方または一方の内容を変化させる、請求項1または2に記載の食育システム。
【請求項8】
前記第1~第5の入力のうち、前記生徒による入力操作が実行されていない未実行入力が1以上存在することを条件として、前記未実行入力の入力操作を促すリマインドを前記生徒に通知するリマインド通知部と、を備える、請求項1~4のいずれかに記載の食育システム。
【請求項9】
前記生徒から、朝食、睡眠および排便の質を指定する第6の入力を受け付ける第6入力部と、を備え、
前記メッセージ生成部は、前記第6の入力に応じて前記第1および第2のメッセージの双方または一方の内容を変化させる、請求項1または2に記載の食育システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、思春期の児童および生徒に対する食育を支援する技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、食事、排便および睡眠といった生活習慣を規則正しく実行している児童および生徒(以下、疑義がない場合は、これらを総称して「生徒」という)は、自己効力感が高いとされている。特に、毎日朝食を摂取している生徒において、このような傾向が顕著であるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-045142号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
小学校高学年から高校生の期間、いわゆる思春期は、体が著しく成長する時期である。そのため思春期においては、必要なエネルギー量および栄養素量が多く、成人期へ向けた健康的な食生活の形成が重要である。しかし、思春期、特に中学生以降の期間においては、学校生活の大きな変化などにより、朝食を摂取する習慣が崩れやすくなる。朝食を欠くことにより、規則正しい生活習慣が送れないおそれがある。こうした事態を防ぐため、朝食摂取に対する生徒の自己効力感を高めることにより、思春期において朝食を摂取する習慣を確立することが重要である。
【0005】
本発明は、上記背景に鑑みて完成された発明であり、その主たる目的は、生徒の朝食摂取の習慣化を支援する技術、を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様における食育システムは、生徒から、朝食を食べたか否かについての第1の入力を受け付ける第1入力部と、生徒が朝食を食べているとき、複数の栄養カテゴリそれぞれについて生徒が食べた食品を示す第2の入力を生徒から受け付ける第2入力部と、第1の入力および第2の入力に応じて第1のメッセージを生成するメッセージ生成部と、第1のメッセージを生徒に通知するメッセージ通知部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、生徒の朝食習慣を定着させやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
食育システムの全体構成図である。
端末の機能ブロック図である。
サーバの機能ブロック図である。
食育システムへのログインから実績入力に至るまでの流れを示すフローチャートである。
ログイン画面の画面図である。
アカウント情報のデータ構造図である。
主食、主菜および副菜の目標入力時の目標設定画面の画面図である。
朝食摂取の目標時間入力時の目標設定画面の画面図である。
睡眠の目標時間入力時の目標設定画面の画面図である。
目標情報のデータ構造図である。
生徒ホーム画面の画面図である。
第1入力画面の画面図である。
第2入力画面の画面図である。
主食ボタン選択時の第2入力画面の画面図である。
主菜ボタン選択時の第2入力画面の画面図である。
排便ボタン、睡眠時間ボタンおよび気分ボタン選択時の第2入力画面の画面図である。
メッセージ画面の画面図である。
第3入力画面の画面図である。
理由ボタン選択時の第3入力画面の画面図である。
第3入力画面の送信ボタン選択時に表示されるメッセージ画面の画面図である。
実績情報のデータ構造図である。
第1メッセージ情報のデータ構造図である。
第1対応情報のデータ構造図である。
リマインド画面の画面図である。
前日の食育システムへの実績入力未実行時の第1入力画面の画面図である。
通知画面の画面図である。
第2メッセージ情報のデータ構造図である。
第2対応情報のデータ構造図である。
教師ホーム画面の画面図である。
相関性表示画面の画面図である。
目標達成率表示画面の画面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態における食育システムは小学校、中学校あるいは高等学校の食育の授業で利用されることを想定する。以降の説明においては、J中学校の1年1組に所属する生徒複数名および教師(担任T)が、食育の授業において、本発明における食育システムを利用することを想定する。
【0010】
以下においては、まず、本実施形態において食育システムが利用される具体的な状況について説明する。つぎに、本発明における食育システムの概要について説明する。つぎに、生徒が所有する生徒端末および教師が所有する教師端末で実行される操作をもとに、食育システムで実行される具体的な処理の流れについて説明する。なお、生徒端末および教師端末については、まとめて言うときや特に区別しないときには「端末」と総称する。
(【0011】以降は省略されています)

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