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公開番号2025099478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216162
出願日2023-12-21
発明の名称ゴム組成物およびタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類C08L 15/00 20060101AFI20250626BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】優れたグリップ性能を示す新規なゴム組成物および当該ゴム組成物からなるタイヤ部材を備えたタイヤを提供すること。
【解決手段】エポキシ化ジエン系ゴムを含むゴム成分と、イミダゾール化合物および2価以上のカルボン酸化合物からなる群から選択される少なくとも一つと、オイルとを含むゴム組成物であって、前記オイルのゴム成分100質量部に対する含有量(質量部)AOを前記ゴム組成物のProcedure Xから求められる最長緩和時間(時間)T1で除した値(AO/T1)が0.045以上である、ゴム組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
エポキシ化ジエン系ゴムを含むゴム成分と、イミダゾール化合物および2価以上のカルボン酸化合物からなる群から選択される少なくとも一つと、オイルとを含むゴム組成物であって、
前記オイルのゴム成分100質量部に対する含有量(質量部)A
O
を前記ゴム組成物のProcedure Xから求められる最長緩和時間(時間)T
1
で除した値(A
O
/T
1
)が0.045以上である、ゴム組成物。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】

O
/T
1
が0.100以上である、請求項1記載のゴム組成物。
【請求項3】
前記ゴム成分が0質量%超50質量%未満のイソプレン系ゴムを含む、請求項1記載のゴム組成物。
【請求項4】
前記エポキシ化ジエン系ゴムのエポキシ化率が50モル%以下である、請求項1記載のゴム組成物。
【請求項5】
充填剤の含有量が、前記ゴム成分100質量部に対して、45質量部未満である、請求項1記載のゴム組成物。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載のゴム組成物から構成されるタイヤ部材を有するタイヤ。
【請求項7】
前記タイヤ部材の厚み(mm)をWとするとき、A
O
/T
1
とWとの積(A
O
×W/T
1
)が、0.180以上である、請求項6記載のタイヤ。
【請求項8】
前記タイヤ部材がキャップトレッドである、請求項6記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴム組成物およびタイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車に装着されるタイヤにおいては、自動車の駆動、制動および旋回のいずれにおいても、トレッドと路面とのグリップ力を維持することが重要である。従来、グリップ性能を改善する手法が種々検討されている。例えば、特許文献1には、微粒子酸化亜鉛を用いることで、グリップ性能を高めたトレッドゴムを備える空気入りタイヤが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-285524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、優れたグリップ性能を示す新規なゴム組成物および当該ゴム組成物からなるタイヤ部材を備えたタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下のゴム組成物に関する。
エポキシ化ジエン系ゴムを含むゴム成分と、イミダゾール化合物および2価以上のカルボン酸化合物からなる群から選択される少なくとも一つと、オイルとを含むゴム組成物であって、
前記オイルのゴム成分100質量部に対する含有量(質量部)A
O
を前記ゴム組成物のProcedure Xから求められる最長緩和時間(時間)T
1
で除した値(A
O
/T
1
)が0.045以上である、ゴム組成物。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、優れたグリップ性能を示す新規なゴム組成物および当該ゴム組成物からなるタイヤ部材を備えたタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係るタイヤのタイヤ回転軸を通る平面による断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の一実施形態であるゴム組成物は、エポキシ化ジエン系ゴムを含むゴム成分と、イミダゾール化合物および2価以上のカルボン酸化合物からなる群から選択される少なくとも一つと、オイルとを含むゴム組成物であって、
前記オイルのゴム成分100質量部に対する含有量(質量部)A
O
を前記ゴム組成物のProcedure Xから求められる最長緩和時間(時間)T
1
で除した値(A
O
/T
1
)が0.045以上である、ゴム組成物である。
【0009】
理論に拘束されることは意図しないが、前記ゴム組成物が優れたグリップ性能を示す理由は、以下のように考えられる。すなわち、エポキシ化ジエン系ゴムと、イミダゾール化合物および2価以上のカルボン酸化合物からなる群から選択される少なくとも一つと、オイルとを含み、オイル量を最長緩和時間で除した値(A
O
/T
1
)が一定の値以上であることで、しなやかさ、ヒステリシスロスの大きさ、ヒステリシスロスへの応答速度を全て向上させ、グリップ性能の向上に寄与すると考えられる。
【0010】

O
/T
1
は、0.100以上であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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