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公開番号2025099946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216959
出願日2023-12-22
発明の名称オーダー処理システム及びオーダー処理方法
出願人戸田建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明は、自走式ロボット70の状況に応じて配送方法を選択するための情報を生成することにより、柔軟な配送を実行できる。
【解決手段】オーダー処理システム10は、建物の複数の部屋のいずれかを利用する利用者60の利用者端末62から注文情報を取得する注文情報取得部12と、注文情報に応じた物品を利用者60の居る部屋へ配送する自走式ロボット70の配送情報を取得する配送情報取得部13と、少なくとも注文情報及び配送情報に基づいて、飲食店から利用者60の居る部屋へ自走式ロボット70により配送可能かを判定して判定結果情報を生成する判定処理を実行する判定処理部17と、を含む。注文情報は、注文した利用者60が居る部屋を識別する識別情報と、注文内容に関する内容情報と、を含む。配送情報は、判定処理が実行される直前の自走式ロボット70の配送状況に関する情報を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建物の複数の部屋のいずれかを利用する利用者の利用者端末から注文情報を取得する注文情報取得部と、
前記注文情報に応じた物品を利用者の居る部屋へ配送する自走式ロボットの配送情報を取得する配送情報取得部と、
少なくとも前記注文情報及び前記配送情報に基づいて、飲食店から利用者の居る部屋へ自走式ロボットにより配送可能かを判定して判定結果情報を生成する判定処理を実行する判定処理部と、
を含み、
前記注文情報は、注文した利用者が居る部屋を識別する識別情報と、注文内容に関する内容情報と、を含み、
前記配送情報は、前記判定処理が実行される直前の自走式ロボットの配送状況に関する情報を含むことを特徴とする、オーダー処理システム。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
請求項1に記載のオーダー処理システムにおいて、
前記オーダー処理システムは、前記飲食店から注文した利用者が居る部屋までの配送ルートのルート情報をさらに取得し、
前記ルート情報は、前記配送ルートを自走式ロボットが走行するのに掛かる時間に関する情報であり、
前記判定処理は、前記ルート情報をさらに加えて自走式ロボットにより配送可能かを判定することを特徴とする、オーダー処理システム。
【請求項3】
請求項2に記載のオーダー処理システムにおいて、
前記ルート情報は、前記配送ルートに居る人数に関する情報、前記配送ルートに在る障害物に関する情報及び前記配送ルートにおける通行の制限に関する情報の少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする、オーダー処理システム。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載のオーダー処理システムにおいて、
前記オーダー処理システムは、注文した利用者が利用する部屋の利用終了時刻を含む利用情報を取得し、
前記判定処理は、前記利用情報に基づく情報により前記注文情報が受理可能かを判定することを特徴とする、オーダー処理システム。
【請求項5】
請求項4に記載のオーダー処理システムにおいて、
前記識別情報は、利用者が居る部屋にあらかじめ設置されたRF(Radio Frequency)タグから利用者端末が無線通信により取得することを特徴とする、オーダー処理システム。
【請求項6】
建物の複数の部屋のいずれかを利用する利用者の利用者端末から注文情報を取得する工程と、
前記注文情報に応じた物品を利用者の居る部屋へ配送する自走式ロボットの配送情報を取得する工程と、
少なくとも前記注文情報及び前記配送情報に基づいて、飲食店から利用者の居る部屋へ自走式ロボットにより配送可能かを判定して判定結果情報を生成する判定処理を実行する工程と、
を含み、
前記注文情報は、注文した利用者が居る部屋を識別する識別情報と、注文内容に関する内容情報と、を含み、
前記配送情報は、前記判定処理が実行される直前の自走式ロボットの配送状況に関する
情報を含むことを特徴とする、オーダー処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、オーダー処理システム及びオーダー処理方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ホテル、養護施設、アパート、オフィスビルなどの接客場所を含む施設において、部屋、レストラン、会議室などへ移動する自律運転型のデリバリーロボットを用いたデリバリーシステムが実用化されている(例えば特許文献1)。このようなシステムでは、食べ物や飲み物などを例えばホテルの宿泊客が移動アプレット(スマートフォン、タブレットなど)で注文すると、注文された品物を収容した状態で搬送場所までロボットが自律的に移動して配送することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-515176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のデリバリーシステムではロボットに配送を指示することはできるが、ロボットの状況に応じてロボットによる配送を選択するか否かを適切に判断できなかった。
【0005】
そこで、本発明は、ロボットの状況に応じて適切な配送方法を選択するための情報を生成することにより、柔軟な配送を実行できる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
【0007】
[1]本発明に係るオーダー処理システムの一態様は、
建物の複数の部屋のいずれかを利用する利用者の利用者端末から注文情報を取得する注文情報取得部と、
前記注文情報に応じた物品を利用者の居る部屋へ配送する自走式ロボットの配送情報を取得する配送情報取得部と、
少なくとも前記注文情報及び前記配送情報に基づいて、飲食店から利用者の居る部屋へ自走式ロボットにより配送可能かを判定して判定結果情報を生成する判定処理を実行する判定処理部と、
を含み、
前記注文情報は、注文した利用者が居る部屋を識別する識別情報と、注文内容に関する内容情報と、を含み、
前記配送情報は、前記判定処理が実行される直前の自走式ロボットの配送状況に関する情報を含むことを特徴とする。
【0008】
[2]上記オーダー処理システムの一態様において、
前記オーダー処理システムは、前記飲食店から注文した利用者が居る部屋までの配送ルートのルート情報をさらに取得し、
前記ルート情報は、前記配送ルートを自走式ロボットが走行するのに掛かる時間に関する情報であり、
前記判定処理は、前記ルート情報をさらに加えて自走式ロボットにより配送可能かを判定することができる。
【0009】
[3]上記オーダー処理システムの一態様において、
前記ルート情報は、前記配送ルートに居る人数に関する情報、前記配送ルートに在る障害物に関する情報及び前記配送ルートにおける通行の制限に関する情報の少なくとも1つの情報を含むことができる。
【0010】
[4]上記オーダー処理システムの一態様のいずれかにおいて、
前記オーダー処理システムは、注文した利用者が利用する利用終了時刻を含む利用情報を取得し、
前記判定処理は、前記利用情報に基づく情報により前記注文情報の注文が受理可能かを判定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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