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公開番号
2025099911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216904
出願日
2023-12-22
発明の名称
空調制御システム
出願人
戸田建設株式会社
代理人
弁理士法人東京アルパ特許事務所
主分類
F24F
11/58 20180101AFI20250626BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】エネルギー消費を抑えつつ、利用者が簡単に空調装置を稼働させられるようにする。
【解決手段】空調装置12a~12dは、対応する領域における空調をする。制御装置14は、空調装置12a~12dを制御する。制御装置14は、第一の時間帯において、空調装置12a~12dを稼働させる。第二の時間帯において、利用者が携帯する携帯端末装置90に、空調装置を稼働させる操作が入力された場合に、携帯端末装置90がどの空調装置の領域のなかに存在するかを判定する。携帯端末装置90が空調装置12a又は12bの領域のなかに存在すると判定した場合に、空調装置12a又は12bを稼働させ、空調装置12c及び12dを稼働させない。携帯端末装置90が空調装置12a及び12bの領域のなかに存在しないと判定した場合に、空調装置12a~12dをいずれも稼働させない。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第一の領域における空調を行う第一の空調装置と、
第一の前記領域とは異なる第二の領域における空調を行う第二の空調装置と、
第一及び第二の前記空調装置を制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
第一の時間帯において、第一及び第二の前記空調装置を稼働させ、
第一の前記時間帯とは異なる第二の時間帯において、
利用者が携帯する携帯端末装置が第一の前記領域のなかに存在するか否かを判定し、
前記携帯端末装置が第一の前記領域のなかに存在すると判定した場合に、前記携帯端末装置に入力された操作に基づいて、第一の前記空調装置を稼働させ、第二の前記空調装置を稼働させず、
前記携帯端末装置が第一の前記領域のなかに存在しないと判定した場合に、第一及び第二の前記空調装置をいずれも稼働させない、
空調制御システム。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
第一の領域における空調を行う第一の空調装置と、
第一の前記領域とは異なる第二の領域における空調を行う第二の空調装置と、
第一及び第二の前記空調装置を制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
第一の時間帯において、第一及び第二の前記空調装置を稼働させ、
第一の前記時間帯とは異なる第二の時間帯において、
一人以上の利用者がそれぞれ携帯する携帯端末装置が第一及び第二の前記領域のうちどの領域のなかに存在するかを判定し、
前記空調装置がいずれも稼働していない場合であって、かつ、空調装置を稼働させる操作が入力された前記携帯端末装置のうち、前記第一の領域のなかに存在する携帯端末装置の数が、第一の基準値よりも多い場合に、第一の前記空調装置を稼働させ、第二の前記空調装置を稼働させず、
前記空調装置がいずれも稼働していない場合であって、かつ、空調装置を稼働させる操作が入力された前記携帯端末装置のうち、前記第二の領域のなかに存在する携帯端末装置の数が、第二の基準値よりも多い場合に、第二の前記空調装置を稼働させ、第一の前記空調装置を稼働させない、
空調制御システム。
【請求項3】
前記制御装置は、
第二の前記時間帯において、前記携帯端末装置に入力された前記操作に基づいて第一の前記空調装置を稼働させたのち、前記操作が入力された場所から前記携帯端末装置が離れたか否かを判定し、
前記場所から前記携帯端末装置が離れたと判定した場合に、第一の前記空調装置を停止させる、
請求項1又は2の空調制御システム。
【請求項4】
前記制御装置は、
第二の前記時間帯において、前記携帯端末装置に入力された前記操作に基づいて第一の前記空調装置を稼働させてからの経過時間が基準値を超えた場合に、第一の前記空調装置を停止させる、
請求項1又は2の空調制御システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、空調装置を制御する空調制御システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、設備運転時間調整装置及びプログラムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-133823号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
申請に基づいて空調装置を時間外に無制限に稼働させると、エネルギー消費が大きくなる。時間外における空調装置の稼働を許可制とすることでエネルギー消費を抑えることも考えられるが、そうすると、必要に応じてすぐに空調装置を稼働させることができず、手間がかかる。
この発明は、例えばこのような課題を解決して、利用者の手間を増やすことなく、エネルギー消費を抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
空調制御システムは、第一の領域における空調を行う第一の空調装置と、第一の前記領域とは異なる第二の領域における空調を行う第二の空調装置と、第一及び第二の前記空調装置を制御する制御装置とを有する。前記制御装置は、第一の時間帯において、第一及び第二の前記空調装置を稼働させる。第一の前記時間帯とは異なる第二の時間帯において、利用者が携帯する携帯端末装置が第一の前記領域のなかに存在するか否かを判定する。前記携帯端末装置が第一の前記領域のなかに存在すると判定した場合に、前記携帯端末装置に入力された操作に基づいて、第一の前記空調装置を稼働させ、第二の前記空調装置を稼働させない。前記携帯端末装置が第一の前記領域のなかに存在しないと判定した場合に、第一及び第二の前記空調装置をいずれも稼働させない。
【発明の効果】
【0006】
前記空調制御システムによれば、第二の時間帯において稼働させる空調装置を制限することにより、エネルギー消費を抑えることができるともに、空調装置が稼働可能な領域にいる利用者は、携帯端末装置を操作することにより、簡単に空調装置を稼働させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
オフィスの一例を示す平面図。
空調システムの一例を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1を参照して、オフィス80について説明する。
オフィス80は、社員などの利用者が働く空間であり、多数のデスク81a~81pと、複数の空調装置12a~12dとが設けられている。
デスク81a~81pには、一つ以上の座席が設けられている。オフィス80は、フリーアドレス制であり、利用者は、原則として好きな座席に着席して仕事をする。
空調装置12aは、オフィス80のなかを分割した領域82a~82dのうちの一つである領域82aにおける空調をする。領域82aには、例えばデスク81a~81dが含まれている。
空調装置12bは、領域82a~82dのうちの一つである領域82bにおける空調をする。領域82bには、例えばデスク81e~81hが含まれている。
空調装置12cは、領域82a~82dのうちの一つである領域82cにおける空調をする。領域82cには、例えばデスク81i~81lが含まれている。
空調装置12dは、領域82a~82dのうちの一つである領域82dにおける空調をする。領域82dには、例えばデスク81m~81pが含まれている。
【0009】
図2を参照して、空調制御システム10について説明する。
空調制御システム10は、オフィス80のなかの空調を制御する。
オフィス80のなかの空調の制御方式は、時間帯によって異なる。
所定勤務時間内やフレックスタイム制におけるコアタイムなど、多数の利用者が在室していることが想定される時間帯(第一の時間帯の一例。)は、基本的にすべての空調装置12a~12dを稼働させる。
これに対し、所定勤務時間外など、比較的少数の利用者しか在室していないことが想定される時間帯(第二の時間帯の一例。)は、基本的に空調装置12a~12dを稼働させない。ただし、利用者から要請があった場合は、空調装置12a~12dのうちのいくつかだけを稼働させる。これにより、エネルギー消費を抑制する。
なお、フレックスタイム制におけるフレキシブルタイムは、在室が想定される利用者の数によって、第一の時間帯として取り扱ってもよいし、第二の時間帯として取り扱ってもよい。
また、第二の時間帯において稼働させる空調装置は、あらかじめ決めておいてもよいし、その都度決定してもよい。
【0010】
空調制御システム10は、例えば、上述した空調装置12a~12dと、位置検出装置13と、制御装置14とを有する。
位置検出装置13や制御装置14は、例えばサーバ装置であり、記憶したコンピュータプログラムを実行することにより、以下に説明する機能を実現する。位置検出装置13及び制御装置14の機能は、複数のサーバ装置で分散して実現されてもよく、共通のサーバ装置で実現されてもよい。また、位置検出装置13及び制御装置14の機能の一部又は全部は、クラウドに設けられた仮想サーバ装置で実現されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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