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公開番号
2025099990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217048
出願日
2023-12-22
発明の名称
支柱構造体
出願人
株式会社はくぶん
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01G
9/12 20060101AFI20250626BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】部材点数が少なく、展開状態における形態安定性に優れ、折り畳んだ収納状態における形態をコンパクトにできる支柱構造体を提供する。
【解決手段】支柱構造体10は、2本1組の支柱部材21a、21bを交差部で回動可能に連結して構成した支柱ユニット20の複数組を上部接続部材50及び下部接続部材60で接続して構成した支柱本体部11を含む。交差部22の位置を支柱部材21a、21bの中間よりも下方に設定することにより、支柱ユニット20をX字状に展開したとき支柱部材21a、21bの上端側の離隔寸法が下端側の離隔寸法よりも大きくなり、支柱構造体10は全体として上端側の面積が下端側の面積よりも大きい仮想逆角錐台の形態を呈する。太陽光線を受け易い上端側の平面視面積が大きくなるため、アサガオ等の植物の成長に好適な支柱構造体10を提供できる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
植物の成育を補助するための支柱構造体であって、
交差させた2本1組の棒状の支柱部材を、その交差部において回動可能に連結して構成した支柱ユニットの複数組を含む支柱本体部を有し、
前記支柱本体部は、複数組の前記支柱ユニットが、予め定めた中心軸線の周りを囲むように配置され、隣接する前記支柱部材の各上端部どうしが上部接続部材によって屈曲自在に接続されると共に、隣接する前記支柱部材の各下端部どうしが下部接続部材によって屈曲自在に接続されて構成され、
複数組の前記支柱ユニットは、前記交差部の位置が、前記支柱部材の中間よりも上方又は下方に変位した位置に設定される、
支柱構造体。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記交差部は、前記支柱部材の中間よりも下方の位置に設定される、請求項1記載の支柱構造体。
【請求項3】
前記中心軸線上に操作部材が配置され、
前記操作部材と複数個の前記上部接続部材それぞれとが、一端が前記操作部材に対し回動可能に接続され、他端が前記上部接続部材に対し回動可能に接続された複数個の連結部材によって連結され、
前記操作部材の前記中心軸線に沿う昇降と、全ての前記支柱ユニットがX字状の形態を呈する展開状態と全ての前記支柱ユニットがI字状の形態を呈する収納状態との間の形態変更とが、前記連結部材を介して連動するように構成された、
請求項1記載の支柱構造体。
【請求項4】
前記収納状態にあるとき、前記操作部材及び前記連結部材が、前記支柱ユニットに囲まれた空間に収納される、請求項3記載の支柱構造体。
【請求項5】
前記支柱ユニットは、2本1組の前記支柱部材が、前記交差部の回動軸線に対し直交する同一の仮想平面に沿うように配置される、請求項1記載の支柱構造体。
【請求項6】
前記支柱ユニットは、展開状態における前記支柱部材の交差角度を所定角度に規制する角度規制手段を更に備える、請求項1記載の支柱構造体。
【請求項7】
前記連結部材の長さは、前記支柱本体部が展開状態にあるときに、前記操作部材が前記上部接続部材と同一高さにあると仮定したときの前記操作部材と前記上部接続部材との距離よりも、前記支柱ユニットが外方へ弾性変形可能な範囲で長く設定される、請求項6記載の支柱構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物の成育を補助するための支柱構造体に関し、特に、アサガオ等のつる性植物を成育するのに適した支柱構造体に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
小学校の学習課題のひとつとしてアサガオの成長の観察記録が採り入れられている。そして、アサガオを育てる植木鉢には、アサガオのつるを巻き付かせるため支柱構造体が備えられるのが一般的である。従来用いられている植物の成育を補助するための支柱構造体として、例えば特許文献1~3に記載されるような、折り畳み可能に構成したものが知られている。
【0003】
特許文献1に記載の支柱構造体は、縦方向(鉛直方向)に配置される4本の支柱と、各支柱の上端、中間及び下方位置において、接続ピースを介して回動自在に取り付けられた横方向(水平方向)の連結棒とから成るものである。この支柱構造体は、隣接する支柱どうしを軸線に沿う方向へ互いに反対側に引っ張ることにより、全体を棒状に折り畳めるよう構成されている。
【0004】
特許文献2に記載の支柱構造体は、特許文献1記載の構造において、4本の支柱(外支柱)の中央に内支柱を配置し、この内支柱の上端部及び下端部付近において、対向する一対の外支柱の各々と連結棒で回動自在に接続する構造を付加したものである。この支柱構造体は、使用状態において、4本の支柱の中央部に内支柱及び連結棒が位置するため、中央の空間を植物の成育に有効活用できるという利点を有するものとなっている。
【0005】
特許文献3に記載の支柱構造体は、一対の連結部材を交差位置で相対回動自在に連結して成る基本ユニットの複数組を、上下方向及び周方向に、各連結部材の端部どうしを接続部材で相対回動自在に連結して枠組みすることで構成したものである。この支柱構造体は、展開状態では正四角柱状の形態を呈し、交差させた一対の連結部材を回動自在に連結した構造に基づき、全体をパンタグラフ状に折り畳み可能としたものである。尚、特許文献3の支柱構造体は、全体を高さ方向に伸長させて棒状の形態に折り畳むことも、全体を高さ方向に収縮させて扁平状の形態に折り畳むことも可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-061480号公報
特開2010-263832号公報
特開2004-097188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1記載の支柱構造体は、縦方向の4本の支柱に対し横方向の連結棒を回動自在に連結した構造であり、展開状態において連結棒の回動部分が或る程度の可動性を有しているため、形態安定性が低いという問題がある。更に、折り畳んだ状態のとき、隣接する支柱を軸方向に反対方向へずらした形態となるため、全長が支柱自体の長さ寸法よりも長くなり、保管時のコンパクト性に改善の余地がある。
【0008】
特許文献2記載の支柱構造体は、内支柱を設けて上部中央領域を植物の成育に有効活用できるようにした点で特許文献1の支柱構造体よりも改善されているが、それ以外の問題点を有しているのは特許文献1と同様である。
【0009】
特許文献3記載の支柱構造体は、連結部材を交差させて回動自在に連結した基本ユニットを枠組みした構成により、展開状態における形態安定性や、折り畳んだ状態におけるコンパクト性を有しているものの、部品点数及び可動の接続箇所が多いため、組み立てに手間がかかるという問題がある。
【0010】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、部材点数が少なく、展開状態における形態安定性に優れ、折り畳んだ収納状態における形態をコンパクトにできる支柱構造体を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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