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公開番号2025100368
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024199436
出願日2024-11-15
発明の名称光走査装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 26/12 20060101AFI20250626BHJP(光学)
要約【課題】 小型で良好な結像性能を有する光走査装置を提供すること。
【解決手段】 光走査装置は、第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面のそれぞれを主走査方向に走査する第1の偏向面を含む偏向器と、前記第1の偏向面によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の光学系とを備え、前記第1及び第2の光学系は、前記第1の偏向面から前記第1及び第2の被走査面のそれぞれに至る第1及び第2の光路上に配置される共通の第1の光学素子を有し、前記第1の光学系は、前記第1の光路上における前記第1の光学素子と前記第1の被走査面との間に配置される第2の光学素子を有し、前記第2の光学系は、前記第2の光路上における前記第1の光学素子と前記第2の被走査面との間に配置される第3の光学素子を有し、前記第1の光学素子は、前記第1及び第2の光束が入射する第1及び第2の光学部を含む。
【選択図】 図1A
特許請求の範囲【請求項1】
第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面のそれぞれを主走査方向に走査する第1の偏向面を含む偏向器と、
前記第1の偏向面によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の光学系とを備え、
前記第1及び第2の光学系は、前記第1の偏向面から前記第1及び第2の被走査面のそれぞれに至る第1及び第2の光路上に配置される共通の第1の光学素子を有し、
前記第1の光学系は、前記第1の光路上における前記第1の光学素子と前記第1の被走査面との間に配置される第2の光学素子を有し、
前記第2の光学系は、前記第2の光路上における前記第1の光学素子と前記第2の被走査面との間に配置される第3の光学素子を有し、
前記第1の光学素子は、前記第1及び第2の光束が入射する第1及び第2の光学部を含むことを特徴とする光走査装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記第1及び第2の光学部の夫々の入射面及び出射面の少なくとも一方の対は、境界部において光軸方向にずれていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記第1及び第2の光学部の夫々の入射面及び出射面の少なくとも一方の対の境界部における光軸方向でのずれの量の最大値をXmax(mm)とするとき、
0.01≦|Xmax|≦1.0
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
【請求項4】
前記第1及び第2の光学部の夫々の入射面の形状は互いに同一であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項5】
前記第1の偏向面から前記第2及び第3の光学素子までの光路長が互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項6】
前記第1の偏向面から前記第1及び第2の被走査面までの光路長が互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項7】
副走査断面において、前記第1の偏向面に対する前記第1の光束の主光線の入射角をθ1、前記第1の偏向面に対する前記第2の光束の主光線の入射角をθ2とするとき、
|θ2|≧|θ1|
-2.5<θ2/θ1<2.5
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項8】
前記第1及び第2の光学部の夫々の入射面及び出射面の少なくとも一方の対について、副走査断面における光軸上での曲率が互いに異なることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項9】
前記第1及び第2の光学部の夫々の入射面及び出射面の少なくとも一方の対について、副走査断面における曲率は主走査方向に変化することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項10】
前記第1及び第2の光学部の夫々の出射面の対について、副走査断面における曲率は主走査方向に変化することを特徴とする請求項9に記載の光走査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光走査装置に関し、特にレーザービームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(MFP)等の画像形成装置に好適なものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置に用いられる光走査装置の小型化が求められている。しかしながら、光走査装置を小型化させようとすると、光走査装置内部の空間が狭くなり、光学素子同士を干渉しないように配置することが難しくなる。
【0003】
特許文献1では、複数のレンズ面を副走査方向に重ねて一体化した多段レンズを採用し、多段レンズの各レンズ面の形状を互いに異ならせることによって、配置の自由度の増加と光学部品点数の削減とを図った光走査装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-128516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、小型でありながら良好な結像性能を有する光走査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明の一側面としての光走査装置は、第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面のそれぞれを主走査方向に走査する第1の偏向面を含む偏向器と、前記第1の偏向面によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記第1及び第2の被走査面に導光する第1及び第2の光学系とを備え、前記第1及び第2の光学系は、前記第1の偏向面から前記第1及び第2の被走査面のそれぞれに至る第1及び第2の光路上に配置される共通の第1の光学素子を有し、前記第1の光学系は、前記第1の光路上における前記第1の光学素子と前記第1の被走査面との間に配置される第2の光学素子を有し、前記第2の光学系は、前記第2の光路上における前記第1の光学素子と前記第2の被走査面との間に配置される第3の光学素子を有し、前記第1の光学素子は、前記第1及び第2の光束が入射する第1及び第2の光学部を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、小型でありながら良好な結像性能を有する光走査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一実施形態に係る光走査装置の副走査断面図である。
第一実施形態に係る光走査装置の主走査断面における光路展開図である。
第一実施形態に係る光走査装置の副走査断面における光路展開図である。
第一実施形態及び比較例に係る多段レンズの副走査断面を示す図である。
実施例1に係る多段レンズのレンズ面境界部の段差量を示した図である。
実施例1に係る結像光学系SA及びSBの像面湾曲を示した図である。
実施例1に係る結像光学系SA及びSBのfθ特性を示した図である。
実施例1に係る結像光学系SA及びSBの走査線湾曲を示した図である。
第二実施形態に係る光走査装置の副走査断面図である。
第二実施形態に係る光走査装置の主走査断面における光路展開図である。
第二実施形態に係る光走査装置の副走査断面における光路展開図である。
実施例2に係る多段レンズのレンズ面境界部の段差量を示した図である。
実施例2に係る結像光学系SA及びSBの像面湾曲を示した図である。
実施例2に係る結像光学系SA及びSBのfθ特性を示した図である。
実施例2に係る結像光学系SA及びSBの走査線湾曲を示した図である。
第三実施形態に係る光走査装置の主走査断面における光路展開図である。
第三実施形態に係る光走査装置の副走査断面における光路展開図である。
第三実施形態に係る光走査装置が備える結像光学系の副走査断面図である。
偏向器の偏心による光線の変化を説明する概要図である。
第四実施形態に係る光走査装置の主走査断面における光路展開図である
第四実施形態に係る光走査装置の副走査断面における光路展開図である。
第四実施形態に係る光走査装置が備える結像光学系の副走査断面図である。
第五実施形態に係る光走査装置の主走査断面における光路展開図である。
第五実施形態に係る光走査装置の主走査断面における光路展開図である。
第五実施形態に係る光走査装置の入射光学系の副走査断面図である。
第五実施形態に係る光走査装置の結像光学系の副走査断面図である。
第五実施形態に係る第1の光学素子について説明した図である。
第五実施形態に係る光学性能について説明した図である。
第六実施形態に係る光走査装置の主走査断面における光路展開図である。
第六実施形態に係る光走査装置の主走査断面における光路展開図である。
第六実施形態に係る光走査装置の入射光学系の副走査断面図である。
第六実施形態に係る光走査装置の結像光学系の副走査断面図である。
第六実施形態に係る第1の光学素子について説明した図である。
カラー画像形成装置の副走査断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本実施形態に係る光走査装置を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
なお、以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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