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公開番号2025100658
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2025064123,2021172049
出願日2025-04-09,2021-10-21
発明の名称加熱調理器及び加熱調理システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機ホーム機器株式会社
代理人弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類F24C 15/00 20060101AFI20250626BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】音声入力可能で、外部からレシピデータも取得できる、利便性の高い加熱調理器と加熱調理システムを提供する。
【解決手段】第1の加熱手段、第2の加熱手段、第1の加熱手段に関してユーザーの指令を受ける第1入力操作部、第2の加熱手段に関してユーザーの指令を受ける第2入力操作部、レシピデータを受信する通信部、表示部を有した報知部、制御装置を備える。第1入力操作部と第2入力操作部は、調理内容を選択する入力キーA、入力キーBをそれぞれ有する。第1入力操作部は入力キーAの状態に応じて音声入力モードの開始を制御装置に指令し、第2入力操作部は入力キーBの状態に応じて音声入力モードの開始を制御装置に指令する。制御装置は第2入力操作部から音声入力モードの開始指令を受けると、通信部を介して第2の加熱手段に関するレシピデータの取得を可能にし、レシピデータの取得ができたら、当該レシピデータの取得を示す情報を表示部により表示する。
【選択図】図21
特許請求の範囲【請求項1】
第1の加熱手段と、
第2の加熱手段と、
前記第1の加熱手段に関してユーザーの指令を受ける第1入力操作部と、
前記第2の加熱手段に関してユーザーの指令を受ける第2入力操作部と、
外部からレシピデータを受信する通信部と、
表示部を有した報知部と、
制御装置と、を備え、
前記第1入力操作部には、調理内容を選択するタッチ式の入力キーAを有し、
前記第2入力操作部には、調理内容を選択するタッチ式の入力キーBを有し、
前記第1入力操作部は、前記入力キーAのタッチ状態に応じて音声入力モードの開始を前記制御装置に指令し、
前記第2入力操作部は、前記入力キーBのタッチ状態に応じて音声入力モードの開始を前記制御装置に指令し、
前記制御装置は、前記第2入力操作部から前記音声入力モードの開始指令を受けた場合、前記通信部を介して前記第2の加熱手段に関するレシピデータの取得を可能にし、
前記制御装置は、前記レシピデータの取得ができた場合、当該レシピデータの取得を示す情報を、前記表示部によって表示すること、
を特徴とする加熱調理器。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記第2入力操作部に関する前記音声入力モードの開始指令と、前記第1入力操作部に関する前記音声入力モードの開始指令とを、同時に受け付けないことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記制御装置は、前記入力キーA又は前記入力キーBの、何れか早い方のタッチ入力を有効として入力工程を開始し、その後、スタートキーによる操作で加熱調理開始指令を受けるまで、他方の入力キーによる入力工程は開始しないことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項4】
加熱手段と、
入力操作部と、
外部からレシピデータを受信する通信部と、
表示部を有した報知部と、
複数の加熱調理モードに応じて前記加熱手段を制御する制御装置と、を備え、
前記入力操作部は、入力キーの中の特定入力キーの操作により音声入力モードの開始を前記制御装置に指令し、
前記制御装置は、前記表示部において案内画面を表示し、
前記案内画面は、前記加熱調理モードの個々を選択するための前記特定入力キーを特定できるタッチ位置情報を表示し、かつ、当該タッチ位置情報をタッチした場合に入力ができるタッチ入力パネルを構成し、
前記制御装置は、前記タッチ位置情報のタッチ操作により前記レシピデータの取得指令を受けた場合、前記音声入力モードの状態で外部からの入力を受け付ける待機状態となり、
前記レシピデータの取得ができた場合、当該レシピデータの取得を示す情報を、前記表示部によって表示すること、
を特徴とする加熱調理器。
【請求項5】
前記制御装置は、前記レシピデータの取得ができなかった場合、当該レシピデータの取得が出来なかったことを示す情報と、原因又は対策を示す参考情報との、少なくとも何れか1つを、前記表示部によって表示することを特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
【請求項6】
信号送信部と通信部とを有し、加熱手段を有する加熱調理器と、
前記加熱調理器と無線通信で接続されるクラウドサーバーと、
前記クラウドサーバーとネットワークを介して接続される音声入出力器と、を備えており、
前記クラウドサーバーは、前記加熱調理器に対して調理メニューの制御条件を設定するコマンドデータを送信する機能を有し、
前記加熱調理器は、レシピデータを前記クラウドサーバーから取得する機能を有し、
前記加熱調理器は、タッチ式入力キーのタッチ状態に応じて、音声入力モードを起動する機能を有し、
前記加熱調理器は、前記音声入力モードが起動されたことを示す音声入力モード開始通知を前記音声入出力器に対して前記ネットワークを経由せずに前記信号送信部から送信し、
前記加熱調理器は、前記音声入力モードの状態で、前記クラウドサーバーから取得した前記コマンドデータを受け付け、
前記加熱調理器は、前記レシピデータの取得ができた場合、当該レシピデータの取得を示す情報を、表示部によって表示し、前記レシピデータの取得ができなかった場合、未取得状態を示す情報と、原因又は対策を示す参考情報との、少なくとも何れか1つを前記表示部で表示すること、
を特徴とする加熱調理システム。
【請求項7】
前記加熱調理器は、前記音声入力モードを終了させることを示す信号Cを前記音声入出力器に対して前記ネットワークを経由せずに前記信号送信部から送信することを特徴とする請求項6に記載の加熱調理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば、トッププレートの上に置かれた鍋等の被加熱物を加熱する加熱調理器及びその加熱調理器を使用する加熱調理システムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、加熱調理器は、使用される環境から見て、大きく分けて3種類ある。
その内の1つは、キッチンカウンター等の厨房家具の中に設置される、所謂「ビルトイン式(組込式)」である。2つ目は、厨房家具の所定の位置に、ガスコンロ(「ガス燃焼式テーブル」ともいう)等のように置かれて使用される「据置式」である。3つ目は、食卓等の上の任意の位置に置かれて使用される、小型で可搬式の「卓上式」である。
【0003】
「ビルトイン式」の加熱調理器は、複数種類の加熱源を備えた複合型加熱調理器が多く存在し、各種調理に対応できるものとして人気がある。しかし、厨房家具の中に設置されるため、一般的な厨房家具の規格に合わせて外形寸法を設計しなければならず、「据置式」や「卓上式」のものに比較して設計の自由度は格段に少なく、実用的な製品にするための難易度は高い。
【0004】
調理の幅を拡大できる代表的な複合型加熱調理器として、本体の内部に加熱源で加熱されるグリル庫(「オーブン室」又は「加熱室」ともいうが、以下、統一的に「加熱室」という)を具備し、その加熱室にマイクロ波加熱源からのマイクロ波を導入する構成のものが提案された(特許文献1参照)。
【0005】
この特許文献1に示された複合型加熱調理器では、例えば、トッププレートの上方(第1の場所)と、加熱室の内部空間(第2の場所)で、それぞれ異なった種類の加熱手段で加熱調理できる。そのため、色々な種類の被調理物に対応できる利点がある。この加熱調理器では、ユーザーの希望する被調理物の調理条件データ(レシピデータ)が、ネットワークや通信端末器経由で外部から取得できると更に利便性が向上する。
【0006】
一方、従来から、スマートフォン等の携帯情報端末器と加熱調理器との間で通信を行い、携帯情報端末器で調理の運転指令を加熱調理器に送信して、加熱調理を行うようにした加熱調理システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
特許文献2は、ユーザーがタッチ操作等の手操作を必要とせずに、容易かつ適切に所望の情報を取得できる加熱システムを提案するものであり、スマートフォン等の携帯情報端末器よりも表示面積の大きな表示部と音声入力機能とを備えた、情報端末器を使用するシステムが特徴である。
【0008】
更に、特許文献3には、ユーザーの発声を受け付けて音声入力できる加熱調理システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2021-71264号公報(第1頁、図44)
特開2020-190360号公報
特開2001-046163号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
近年、各家庭や個人単位で各種調理の関心や食事管理のニーズが高まっている。
加熱調理器の内、特に特許文献1のような複合型加熱調理器では、加熱手段が増えた分だけ各種調理に対応でき、利便性が向上する。しかしながら、加熱手段が増えたことに伴って、調理のメニュー選択や制御条件(例えば、火力や加熱時間等)の設定は複雑になる。そこで、ユーザーが外部から調理メニューを実行するための調理条件データ(レシピデータ)を取得し、しかも、音声入力で当該レシピデータの内容を調整できるようにすれば、更に利便性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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