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公開番号
2025100813
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025069888,2024069197
出願日
2025-04-21,2019-02-28
発明の名称
アクセスポイント、制御方法、及び、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
16/02 20090101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のアクセスポイントが並行して端末へデータを送信するための設定を適切に実行すること。
【解決手段】第1のBasic Service Set(BSS)を構築する通信装置は、第1の他の通信装置と協調して第2の他の通信装置へ無線フレームを送信するための第1の他の通信装置とのネゴシエーションに基づいて、第1のBSSにおけるBSS colorを、その第1のBSSに対応する第1のBSS colorとするか、第1の他の通信装置によって構築される第2のBSSに対応する第2のBSS colorとするかを決定し、その決定に基づいて、第1のBSSにおけるBSS colorを設定する。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のBasic Service Set(BSS)を構築する構築手段と、
第1の他の通信装置と協調して第2の他の通信装置へ無線フレームを送信するための前記第1の他の通信装置とのネゴシエーションに基づいて、前記第1のBSSにおけるBSS colorを、前記第1のBSSに対応する第1のBSS colorとするか、前記第1の他の通信装置によって構築される第2のBSSに対応する第2のBSS colorとするかを決定する決定手段と、
前記決定手段による決定に基づいて、前記第1のBSSにおけるBSS colorを設定する設定手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記ネゴシエーションにおいて、前記通信装置と前記第1の他の通信装置とのいずれが、前記第2の他の通信装置へ無線フレームを協調して送信するために他の装置を制御する役割で動作するかが決定され、
前記決定手段は、前記ネゴシエーションにより前記第1の他の通信装置が前記役割で動作すると決定された場合に、前記第1のBSSにおけるBSS colorを前記第2のBSS colorとすると決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記ネゴシエーションにより前記通信装置が前記役割で動作すると決定された場合に、
前記決定手段は、前記第1のBSSにおけるBSS colorを前記第1のBSS colorとすると決定し、
前記第1の他の通信装置は、前記第2のBSSにおけるBSS colorを前記第1のBSS colorとする、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記設定手段は、前記第1のBSSのBSS colorを前記第2のBSS colorとした後に、前記第2の他の通信装置へ無線フレームを協調して送信するモードでの動作を終了したことに応じて、前記第1のBSSのBSS colorを前記第1のBSS colorへ変更する設定を行う、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項5】
前記設定手段は、前記第1のBSSにおいて第1のBSS colorが用いられている状態で前記第1のBSSのBSS colorを前記第2のBSS colorとすると決定された場合、前記モードでの動作を開始する前に、前記第1のBSSにおけるBSS colorを前記第2のBSS colorへ変更する設定を行う、ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
【請求項6】
前記設定手段は、前記第1のBSSにおいて第1のBSS colorが用いられている状態で前記第1のBSSのBSS colorを前記第2のBSS colorとすると決定された場合、前記モードでの動作を開始したことに基づいて、前記第1のBSSにおけるBSS colorを前記第2のBSS colorへ変更する設定を行う、ことを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
【請求項7】
前記決定手段は、前記構築手段が前記第1のBSSを構築する前に前記決定を行い、
前記構築手段は、前記決定手段による前記決定に基づくBSS colorを用いるように設定された前記第1のBSSを構築する、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項8】
前記第1のBSSのBSS colorが変更された場合、前記第1のBSSに属する他の通信装置へ、BSS colorが変更されたことを通知する通知手段をさらに有する、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項9】
前記通信装置は、前記第2のBSS colorの情報を、前記ネゴシエーションにより取得する、ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項10】
前記通信装置は、前記第1の他の通信装置と通信することができる端末として動作し、前記第1の他の通信装置からの無線フレームを受信することにより、前記第2のBSS colorの情報を取得する、ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線LANにおける通信制御技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
無線LAN(Wireless Local Area Network)に関する通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格が知られている。IEEE802.11規格シリーズのうちの最新規格であるIEEE802.11ax規格では、OFDMA(直交周波数分割多元接続)を用いて、高いピークスループットに加え、混雑状況下での通信速度向上を実現している(特許文献1参照)。
【0003】
現在、さらなるスループット向上のために、IEEE802.11axの後継規格として、IEEE802.11EHT(Extremelyly High Throughput)と呼ばれるStudy Groupが結成されている。EHTでは、スループット向上を達成するために、複数の空間的に分散して配置されたアクセスポイント(AP)が、協調して単一のSTA(Station)へデータを送信する、Multi-AP Coordination構成が検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-050133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
IEEE802.11ax規格においては、BSS(Basic Service Set) colorという識別情報を用いることが規定されている。通信装置は、自装置が接続しているAPのBSS colorと同じBSS colorが設定されている無線フレームを受信した場合、その無線フレームをIntra-BSSのフレームとして取り扱う。一方、IEEE802.11EHTでは、上述のようにMulti-AP Coordination構成が用いられることが検討されているが、この場合にBSS colorをどのように設定すべきかが明確になっていない。
【0006】
本発明は、複数のアクセスポイントが並行して端末へデータを送信するための設定を適切に実行するための手法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様による通信装置は、第1のBasic Service Set(BSS)を構築する構築手段と、第1の他の通信装置と協調して第2の他の通信装置へ無線フレームを送信するための前記第1の他の通信装置とのネゴシエーションに基づいて、前記第1のBSSにおけるBSS colorを、前記第1のBSSに対応する第1のBSS colorとするか、前記第1の他の通信装置によって構築される第2のBSSに対応する第2のBSS colorとするかを決定する決定手段と、前記決定手段による決定に基づいて、前記第1のBSSにおけるBSS colorを設定する設定手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数のアクセスポイントが並行して端末へデータを送信するための設定を適切に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ネットワークの構成例を示す図である。
AP及びSTAのハードウェア構成例を示す図である。
AP及びSTAの機能構成例を示す図である。
EHT SU PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
EHT ER PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
EHT MU PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図である。
ネットワークにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
APにおいて実行される処理の流れの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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