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公開番号
2025100894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025072098,2021543478
出願日
2025-04-24,2020-01-28
発明の名称
適応的な数の領域を伴う幾何学的分割におけるインター予測
出願人
オーピー ソリューションズ, エルエルシー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/52 20140101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】好適な適応的な数の領域を伴う幾何学的分割におけるインター予測を提供すること。
【解決手段】デコーダは、回路を含み、回路は、ビットストリームを受信することと、カレントブロックを幾何学的分割モードを介して第1の領域、第2の領域、および第3の領域に分割することと、第1の領域、第2の領域、または第3の領域と関連付けられる動きベクトルを決定することであって、決定することは、候補リストを構築することを含む、ことと、決定された動きベクトルを使用してカレントブロックをデコードすることとを行うように構成される。関連する装置、システム、技法、および物品もまた、説明される。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
互換性のある
デコーダ
によってデコードするためにビットストリームをエンコードするように構成される回路を備えるエンコーダ
であって、前記デコーダは
、
カレントピクチャを含む前記エンコードされた
ビットストリームを受信することであって
、
前記カレントピクチャは
、
カレントブロックを
さらに
含み、前記
カレントブロックは、
前記カレントブロックを第1および第2の非長方形領域に分割する
少なくとも
第1の分割境界、および
、
前記
少なくとも
第1の分割境界と交差しか
つ前
記第2の非長方形領域を分割する第2の分割境界
を有し
、前記カレントブロックを3つの
部分
に分割する、ことと、
動きベクトル候補の第1のリストから選択される第1の動きベクトルを使用して、前記
第1の非長方形領域内
での使用のための第1の予測子を決定することと、
動きベクトル候補の第2のリストから選択される第2の動きベクトルを使用して、前記
第2の非長方形領域内
での使用のための第2の予測子を決定することと、
動きベクトル候補の第3のリストから選ばれる第3の動きベクトルを使用して、前記第2の分割境界の1つの側上での使用のための第3の予測子を決定することと、
前記第1の予測子
および
前記第2の予測
子を
使用して、前記カレントブロックをデコードすることであって、デコードすることは
、
前記
少なくとも
第1の分割境界を横断して前記第1の予測子および前記第2の予測子を平滑化するこ
とを
さらに含む、ことと
を行うように構成される、
エンコーダ
。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記カレントブロックは、
カレント
コーディングツリーユニットである、請求項1に記載の
エンコーダ
。
【請求項3】
前記第1の分割は、第1の幾何学的分割を含む、請求項1に記載のエンコーダ。
【請求項4】
前記第2の分割は、第2の幾何学的分割を含む、請求項1に記載のエンコーダ。
【請求項5】
互換性のあるデコーダによってデコードするためにビットストリームをエンコードするように構成される回路を備えるエンコーダであって、前記デコーダは、
前記エンコードされたビットストリームを受信することであって、前記ビットストリームは、カレントピクチャを含み、前記カレントピクチャは、N×Nのブロックサイズを有するカレントブロックを含み、Nは、64または128に等しく、前記カレントブロックは、前記カレントブロックを第1および第2の非長方形領域に分割する少なくとも第1の幾何学的分割境界、および、前記少なくとも第1の幾何学的分割境界と交差しかつ前記第2の非長方形領域を分割する第2の幾何学的分割境界を有し、前記カレントブロックを3つの部分に分割する、ことと、
動きベクトル候補の第1のリストから選択される第1の動きベクトルを使用して、前記第1の非長方形領域内での使用のための第1の予測子を決定することと、
動きベクトル候補の第2のリストから選択される第2の動きベクトルを使用して、前記第2の非長方形領域内での使用のための第2の予測子を決定することと、
前記第1の予測子および前記第2の予測子を使用して、前記カレントブロックをデコードすることであって、デコードすることは、前記少なくとも第1の幾何学的分割境界を横断して前記第1の予測子および前記第2の予測子を平滑化することをさらに含む、ことと
を行うように構成される、エンコーダ。
【請求項6】
前記カレントブロックは、カレントコーディングツリーユニットである、請求項5に記載のエンコーダ。
【請求項7】
互換性のあるデコーダによってデコードするためにエンコードされたビットストリームを伝送するための
方法であって、
前記エンコードされたビットストリームは、カレントピクチャを含み、前記カレントピクチャは、カレントブロックをさらに含み、前記カレントブロックは、前記カレントブロックを第1および第2の非長方形領域に分割する少なくとも第1の分割境界、および、前記少なくとも第1の分割境界と交差しかつ前記第2の非長方形領域を分割する第2の分割境界を有し、前記カレントブロックを3つの部分に分割し、
前記
デコーダ
は、
カレントピクチャを含む前記エンコードされた
ビットストリームを受信することであって
、
前記カレントピクチャは
、
カレントブロックを
さらに
含み、前記
カレントブロックは、
前記カレントブロックを第1および第2の非長方形領域に分割する
少なくとも
第1の分割境界、および
、
前記
少なくとも
第1の分割境界と交差しかつ前
記第
2の非長方形領域を分割する第2の分割境界
を有し
、前記カレントブロックを3つの
部分
に分割する、ことと、
動
きベクトル候補の第1のリストから選択される第1の動きベクトルを使用して、前記
第1の非長方形領域内
での使用のための第1の予測子を決定することと、
動
きベクトル候補の第2のリストから選択される第2の動きベクトルを使用して、前記
第2の非長方形領域内
での使用のための第2の予測子を決定することと、
動
きベクトル候補の第3のリストから選ばれる第3の動きベクトルを使用して、前記第2の分割境界の1つの側上での使用のための第3の予測子を決定することと、
前
記第1の予測子
および
前記第2の予測
子を
使用して、前記カレントブロックをデコードすることであって、デコードすることは
、
前記
少なくとも
第1の分割境界を横断して前記第1の予測子および前記第2の予測子を平滑化するこ
とを
さらに含む、ことと
を行うように構成される、
方法。
【請求項8】
前記カレントブロックは、
カレント
コーディングツリーユニットである、請求項
7
に記載の方法。
【請求項9】
前記第1の分割は、第1の幾何学的分割を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記第2の分割は、第2の幾何学的分割を含む、請求項7に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は、2019年1月28日に出願され「INTER PREDICTION IN GEOMETRIC PARTITIONING WITH AN ADAPTIVE NUMBER OF REGIONS」と題された米国仮特許出願第62/797,820号の優先権の利益を主張し、その出願は、参照することによってその全体として本明細書に援用される。
続きを表示(約 3,500 文字)
【0002】
本発明は、概して、ビデオ圧縮の分野に関する。具体的には、本発明は、適応的な数の領域を伴う幾何学的分割におけるインター予測を対象とする。
【背景技術】
【0003】
ビデオコーデックは、デジタルビデオを圧縮または解凍する電子回路またはソフトウェアを含み得る。それは、圧縮されていないビデオを圧縮されたフォーマットに変換することができ、逆もまた同様である。ビデオ圧縮の文脈において、ビデオを圧縮する(および/またはそのうちのいくつかの機能を実施する)デバイスは、典型的には、エンコーダと呼ばれ得、ビデオを解凍する(および/またはそのうちのいくつかの機能を実施する)デバイスは、デコーダと呼ばれ得る。
【0004】
圧縮されたデータのフォーマットは、標準的なビデオ圧縮仕様に適合することができる。圧縮は、圧縮されたビデオが元のビデオの中に存在するある情報を欠く点で非可逆的であり得る。この結果は、元のビデオを正確に再構築するために不十分な情報しか存在しないので、解凍されたビデオが元の圧縮されていないビデオより低い品質を有し得ることを含み得る。
【0005】
ビデオ品質と、ビデオを表現するために使用される(例えば、ビットレートによって決定される)データ量と、エンコーディングアルゴリズムおよびデコーディングアルゴリズムの複雑性と、データ損失ならびに誤差に対する感度と、編集のし易さと、ランダムアクセスと、エンドツーエンド遅延(例えば、待機時間)と、同等物との間に、複雑な関係が存在し得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
ある側面では、デコーダは、回路を含み、回路は、ビットストリームを受信することと、カレントブロックを幾何学的分割モードを介して第1の領域、第2の領域、および第3の領域に分割することと、第1の領域、第2の領域、および第3の領域のうちのある領域と関連付けられる動きベクトルを決定することであって、決定することはさらに、候補リストを構築することを含む、ことと、決定された動きベクトルを使用してカレントブロックをデコードすることとを行うように構成される。
【0007】
別の側面では、方法は、デコーダがビットストリームを受信することを含む。方法は、デコーダがカレントブロックを幾何学的分割モードを介して第1の領域、第2の領域、および第3の領域に分割することを含む。方法は、デコーダが第1の領域、第2の領域、および第3の領域のうちのある領域と関連付けられる動きベクトルを決定することを含み、決定することは、候補リストを構築することを含む。方法は、デコーダが決定された動きベクトルを使用してカレントブロックをデコードすることを含む。
【0008】
本明細書に説明される主題の1つ以上の変形例の詳細が、付随の図面および下記の説明に記載される。本明細書に説明される主題の他の特徴および利点が、説明および図面から、ならびに請求項から明白となるであろう。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
デコーダであって、前記デコーダは、回路を備え、前記回路は、
ビットストリームを受信することと、
カレントブロックを幾何学的分割モードを介して第1の領域、第2の領域、および第3の領域に分割することと、
前記第1の領域、前記第2の領域、および前記第3の領域のうちのある領域と関連付けられる動きベクトルを決定することであって、決定することはさらに、候補リストを構築することを含む、ことと、
前記決定された動きベクトルを使用して、前記カレントブロックをデコードすることと
を行うように構成される、デコーダ。
(項目2)
前記候補リストを構築することは、左下候補、左候補、左上候補、上候補、および右上候補を評価することを含む、項目1に記載のデコーダ。
(項目3)
前記決定された動きベクトルは、前記第1の領域に関しており、
前記幾何学的分割モードは、第1のルマ場所と第2のルマ場所との間の線セグメントを含み、
前記左下候補は、前記第2のルマ場所のすぐ左かつ真下の第3のルマ場所に位置し、
前記左候補は、前記第2のルマ場所のすぐ左の第4のルマ場所に位置し、
前記左上候補は、前記第1の領域の最も左上のルマ場所の真上かつすぐ左の第5のルマ場所に位置し、
前記上候補は、前記第1のルマ場所の真上の第6のルマ場所に位置し、
前記右上候補は、前記第1のルマ場所の真上かつ右の第7のルマ場所に位置する、項目2に記載のデコーダ。
(項目4)
前記決定された動きベクトルは、前記第2の領域に関しており、
前記幾何学的分割モードは、第1のルマ場所と第2のルマ場所との間の線セグメントを含み、
前記左下候補は、前記第3の領域の最も左下のルマ場所のすぐ左かつ真下の第3のルマ場所に位置し、
前記左候補は、前記第3の領域の最も左下のルマ場所のすぐ左の第4のルマ場所に位置し、
前記左上候補は、前記第1の場所の真上の第5のルマ場所に位置し、
前記上候補は、前記第2の領域の最も右上のルマ場所の真上の第6のルマ場所に位置し、
前記右上候補は、前記第2の領域の最も右上のルマ場所の真上かつ右の第7のルマ場所に位置する、項目2に記載のデコーダ。
(項目5)
前記決定された動きベクトルは、前記第3の領域に関しており、
前記幾何学的分割モードは、第1のルマ場所と第2のルマ場所との間の線セグメントを含み、
前記左下候補は、前記第3の領域の最も左下のルマ場所のすぐ左かつ真下の第3のルマ場所に位置し、
前記左候補は、前記第3の領域の最も左下のルマ場所のすぐ左の第4のルマ場所に位置し、
前記左上候補は、前記第1の領域と同一位置にある第5のルマ場所に位置し、
前記上候補は、前記第2の場所のすぐ左の第6のルマ場所に位置し、
前記右上候補は、前記第2の領域と並列させられた第7のルマ場所に位置する、項目2に記載のデコーダ。
(項目6)
前記決定された動きベクトルは、前記第2の領域に関しており、前記デコーダはさらに、候補が前記第3の領域と同一位置にあることを決定することに応答して、前記候補を利用不可能としてマーキングするように構成される、項目2に記載のデコーダ。
(項目7)
前記決定された動きベクトルは、前記第2の領域に関しており、
前記デコーダはさらに、前記幾何学的分割モードが有効化されることを決定することに応答して、前記左上候補を利用不可能として自動的にマーキングするように構成される、項目2に記載のデコーダ。
(項目8)
前記決定された動きベクトルは、前記第3の領域に関しており、
前記デコーダはさらに、前記幾何学的分割モードが有効化されることを決定することに応答して、前記右上候補を利用不可能として自動的にマーキングするように構成される、項目2に記載のデコーダ。
(項目9)
前記決定された動きベクトルは、前記第3の領域に関しており、
前記デコーダはさらに、前記幾何学的分割モードが有効化されることを決定することに応答して、前記左上候補を自動的に利用不可能としてマーキングするように構成される、項目2に記載のデコーダ。
(項目10)
マージモードが前記第1の領域に関して有効化されることを決定するようにさらに構成される、項目1に記載のデコーダ。
(項目11)
高度動きベクトル予測モードが前記第1の領域に関して有効化されることを決定するようにさらに構成される、項目1に記載のデコーダ。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明を例証する目的のために、図面は、本発明の1つ以上の実施形態の側面を示す。しかしながら、本発明が図面に示される精密な配列および手段に限定されないことを理解されたい。
【0010】
図1は、3つの領域が存在する幾何学的分割を用いた残差ブロック(例えば、カレントブロック)のある例を示す例証である。
(【0011】以降は省略されています)
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